ボールをバットに乗せる感覚って何? | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

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コーチの佐野です

中日ドラゴンズはこのシーズンオフから
落合元監督を
GMに迎えて、かなり
大きなチーム改革を始めているようです。




実際に現場で指揮するわけでは
ないんですけど、マネジメントの手腕は
誰しも認めるところですから
期待したいですね。





ところで落合さんは現役時代も
スゴいバッターでした。





パ・リーグで3回も三冠王を取って、
30歳を過ぎてセ・リーグに来ても
いくつもタイトルを取っていました。




プロとしては決して身体が大きな方では
ないのに、ベテランになってからも
毎年タイトル争いをしていたのは
本当にスゴいことです。




その落合さんのバッティングの特徴
としてはリスト(手首)の強さと
「ボールをバットに乗せる技術」
ということがよく言われるんですけど、

「ボールをバットに乗せる」感覚って
皆さん分かりますか?




まずバットの芯でボールを捉える技術
というのは必要だそうです。




特に木製バットだと芯を食わないと
本当に強い打球は飛んでいきませんから、
バッティングの基本として
身につけなければいけません。





ただ、バットの芯でボールを打つだけでは
ラインドライブがかかることが多く、

ホームランになるような本当に
飛距離の出る打球にはなりません。




ラインドライブのかからない
(順回転ではない)打球を打つためには、
バットの少し上の面でボールの
真ん中より少し下の部分を叩きます。




この場合には重力との兼ね合いで
ボールを持ち上げる感覚で
打つようになります。




これはその場で目に見えるような
大きな違いではないので、
本当に感覚でしかわからない
レベルのことでしかありません。




でも、これをバットがボールを捉える
瞬間に行うことが、
『バットにボールを乗せる』
ということのようです。




しかしこれは口で言うほど
簡単じゃありません。


自分でやってみても必要以上に
意識してしまうと単にイージーな
フライを打ち上げることになるか、
結局ボールを前に飛ばせない
ことの方が多くなります。



ただし基本通りのバッティングを
している中でごくまれにバットの芯で
ボールを捉えた時にちょっとだけ
ボールの重さをバットで感じる、
というような場合があります。




そういう時は打球方向に関わらず
ボールが良い角度で飛んでいくので、
私はこの感覚がそうなんだろうと感じています。




ただこれを正しく狙ってできると
いうのはやっぱり練習が必要でしょう。




みなさんもうまく
『バットにボールを乗せる』
バッティングを身につける練習を
考えてみてください。