陸上競技の短距離走とベースランニングの違い | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの佐野です


 

一塁まで早く走れば内野ゴロでも
セーフになる確率は高くなる・・・


それは当然の事ですが、そうなるといかに
一塁ベースまで速く走れるか、



ということになります。


一塁ベースまでの距離はおよそ
27メートル(小学生なら23メートル)です。


短距離走と言える距離では
ありますが、
陸上競技の短距離走と
いうと小学生なら
50メートル、
中学生以上なら
100メートル走と
いうイメージにな
ると思います。


この短距離走と一塁までの
ベースランニングというのは
直結するものなんでしょうか?



同じ短い距離とはいえ、ベース間は
短距離走と比べてもかなり距離は短いです。



距離が短くなればなるほど、
どれだけ早く加速して
トップスピードに乗るかが重要です。



ただし、実は短距離走の中で
「トップスピードまで加速する」
というのと「トップスピードを維持する」
というのは全く違うことです。



短距離走ではトップスピードに
なるまでの加速も重要ですが、
トップスピードをどれだけ維持
できるかというほうが大事になります。



加速とトップスピードの維持は
両立が難しく、短距離走もレベルが
高くなってくると加速時と
トップスピードの時の走り方を
切り替えながら走る走法を
身につける必要があるんです。

ベースランニングの場合には
距離が短すぎるために走り出しから
加速している段階で
ゴール(=ベース)
についてしまいます。

走りが最高速度に達する頃にはもう
次のベースに向かって方向転換をして
また加速動作に入らなければいけません。



だからトップスピードの維持に
重点を置く必要はないと思います。


その分とにかく加速に
集中すればいいわけです。



短距離走とベースランニングでは
考え方がだいぶ違います。


短距離走の走り方だと野球では
逆に不利になる場面も
出てくるかもしれません。

どちらかというといかに早く
加速できる走法をしっかりと
練習したほうが良いかも知れません。


野球の全体的なレベルの向上には