2日連続でトレーニングの
お話をさせて頂きます。
今日はタイトルにある通り
「リアクショントレーニング」
についてです。
前回投稿した「体幹」よりも聞き馴染みがなく
難しそうですが、内容はさほど
難しくなく分かりやすいものです。
まず簡単にリアクショントレーニング
についてご説明致します。
スクールでは夏休み集中練習で行いました。
スポーツにおいては「目で見た情報を
すばやく脳に伝え、処理し、その対処命令を
瞬時に筋肉に伝達し、行動を起こす」
というという流れが必ず必要になります。
この流れを早くしてパフォーマンスを
向上させようというものが
「リアクショントレーニング」です。
リアクショントレーニングとは、
数多くのトレーニング方法があるのですが、
夏にスクールで行った練習は、ランダムに
赤く発行するランプを見て、発光した瞬間に
決められた動作をするというものです。
写真を見てわかるように、みんな動作がバラバラです。
瞬間に反応できる選手とそうでない選手がよくわかり
ます。
このような違いが試合での活躍に大きく影響して
くるのです。
「野球では、「打球を見て素早く反応する」
「投手の動きを見て素早くスタートを切る」
「球種・スピード・コースによってバットを振りに行く」
等があります。
あなたは疑問に思ってませんか?
「反応速度を少し早めただけで意味なんてあるの?」
「コンマ何秒の差なんて関係ないんじゃないか?」
このコンマ何秒が勝負を分けるのが
野球の世界なんです。
例えば
・時速140kのピッチャーが投げるボールは
コンマ1秒で約4m進みます。
・塁間を4秒で走る選手は
コンマ1秒で約70㎝進みます。
これはとんでもない数字だと思いませんか?
コンマ1秒反応が遅れるだけで、
バットを振ろうとしたらボールは
ミットに収まり、盗塁しても楽々アウトになります。
逆に言えば、「リアクショントレーニング」
によってコンマ1秒反応速度を
早くするだけでプレイヤーとしての
レベルが劇的に上がります。
さらに
小学生、中学生の時は
神経系の発達が一番見込める時期
なのです。
サッカーではゴールデンエイジなどと
よく言われますが、一番伸びやすい時期に
適切にトレーニングしてさらなる
レベルアップを目指しましょう。
1番差の出るオフの期間を有効に使う方法はこの練習です!