コーチの清岡です。
やはり何をするにしても視力がいいというのは得をします。
野球にとってももちろんそうです。
動体視力でボールの動きや選手の動きを瞬時に確認することも
重要ですが、静止視力が高ければ遠くからでもボールの回転や
選手の様子からボールの動きをしっかり見ることが出来ます。
そうすれば守備に関しても攻撃に関しても次の動きの予想や
予測がしやすくなるのは確かなのです。
以前動体視力と静止視力は連動している部分も大きいので、
静止視力の回復や維持も大切だという記事も書いたと思いますが、
やはり視力というのは「目を疲れさせない・目をリラックスさせる」
というのが重要です。
疲れさせないといっても、目を閉じて眠っていればよいという訳でもありません。
もちろん疲れさせないという点では悪くないのですが、
目をリラックスさせるということに関してはあまり効果のあることではないのです。
目の動きは眼球のまわりにある筋肉によって支えられていますが、
この目の周りの筋肉と大きく関係しているのが『首~肩の周辺の筋肉』です。
このあたりの筋肉が硬くなると、目の周りの筋肉も動きが
悪くなって静止視力も動体視力にも悪い影響が出てしまうのです。
簡単に言うと「肩こりや目の疲れ」という症状です。
逆に言うと、このあたりの筋肉をリラックスさせれば目の疲れを
防いで視力が悪くなることを防ぐことも出来ます。
仕事や勉強をきちんとやっている人はもちろんですが、
ちゃんと勉強していない人でも携帯電話やゲームを
長い時間いじっているような人もだいぶ目~首~肩が凝ってきているものです。
机に向かっているときも1~2時間おきに肩や首をまわしてリラックスさせたり、
眼球の運動などをして目の周りの筋肉を少しでも動かしてやるということは
とても効果のあることのようです。
現代人は何をするにしても目を疲れさせている、というのはよく聞く話です。
ちゃんと勉強している人もしていない人も、気にしてやってみることを
おススメします。