ピッチャーが腕を振る角度の違い | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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ピッチャーがボールを投げる時には、腕を振る角度が
人によってかなり違います。



 

一般的にオーバースロー・スリークォーター・サイドスロー・
アンダースローという4種類に大きく分けられますが、
小中学生のレベルではアンダースローは身体の使い方がかなり難しいので、
あまり考える機会は少ないと思います。




ただ、他の3種類の投げ方にしてもキャッチャーの立場からすると
あまり意味のある分け方ではないような気もします。




人によって体型や体の柔軟性、また投げる時の肩や肘の使い方も
細かく違いますから、同じオーバースローとひとくくりにしていいのかと
思うほどピッチャーによってフォームが違うのです。




例えば腕が地面に対してかなり垂直に近い角度から出てきて
そのまま振り下ろすようなフォームのピッチャーもいれば、
肩から肘は地面に平行に近い角度で出てきても、肘から先は
垂直に立っていて、最後にオーバースローに近い形に
なるピッチャーもいます。




また、肩から腕の角度はスリークォーターなのに体の軸を少し傾けて、
腕の軌道自体はオーバースローに近い形になるピッチャーというのも
いたりします。(本人が意識しているかどうかは分かりませんが)




こういう形は何種類かに分類できるような単純なものではないので、
ひとまとめに考えて指導してしまうとあまり良くないことにも思えます。




昔は良く『ピッチャーはなるべく上から投げろ』と
言われていたそうです。




確かに肘を高い位置から振ればボールに角度がつき、
球威や球速が出しやすくなるのは確かです。




縦のラインでのコントロールもある程度出しやすく
なるという面もあります。




しかしこれも人それぞれ一番力の出しやすい腕の
振り方というのは違っているので、単純に
言えることでもありません。




実際にオーバースローで違和感のあったピッチャーが
サイドスローに近い形に変えてから球速やコントロールが
向上したという話もちらほらとあります。




しかも無理なオーバースローで投げ続けると肩を傷めてしまう
可能性も高いのだそうです。




この辺りは指導する側が簡単に見極められる部分でもないので、
ピッチャー自身が自分で色々と試しながら考えていくしかないところ
なのかもしれません。

 

 


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