コーチの名和です。
愛知工業大学の石垣先生がスクールの選手の指導をし
に来て下さいます。
愛知工業大学教授。東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒。医学博士。任天堂『DS眼力トレーニング』監修者。専門はスポーツと視覚の研究で、プロスポーツチームへのアドバイスも行っている。著書に『ボールが止まって見える!』など多数。

その記事にいくつかコメントをいただき、その中には質問もありました。
その質問に正しくお答えしようと、石垣先生に回答をお願いしました。
とても参考になりますので、ご覧ください。
ーー質問ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは♪
いつも的確なアドバイスありがとうございます(*^^*)
うちの子は視力は0.1なんですが、野球の時は眼鏡をかけていません。
ボール見えるんか?て聞くと
見える!!
との事なんです。
ナイターになるとやはり普段より見えにくいようなのですが。
本人いわく…ボールは止まって見える。との事。
ほんまなんですかね?ヾ(*T▽T*)
キャッチャーなのですが、野球をするときは眼鏡をかけていませんがこのまま特に不便がなければかけなくても良いものなのでしょうか!?
学校の授業のみかけています。
ちなみに近視と乱視です。
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ーー石垣先生の回答ーーーーーーーーーーーー
子供に見えている?と聞くと、全員が見えていると回答します。
ピントが合わず(フォーカスが悪い)、ボゥっと見えていても、それなりに見えているからです。
しかし、0.1とするとかなりフォーカスが悪く、学校の授業ではかけているとのことなので、野球ではっきり見えていないことは本人も自覚しています。
ボールが止まって見えることはありません。
そのように言うのはキャッチャーなので、メガネを掛けて野球をしたくないからとも思われます。
視力が悪いまま野球をしても技術向上には限界があります。
初動が遅れ、すばやいプレーができません。
レベルが高くなるほどハンディとなります。
キャッチャーでメガネをかけて大成した人に古田選手がいます。
もし、メガネを掛けてプレーするのが危険と思っているようなら、アイガードという度を入れることができるメガネ式ゴーグルがあります。
これなら壊れることはありません。安全なスポーツ用メガネです。
一度検討されたらどうでしょうか。
ーーここまでーーーーーーーーーーーー
視力は生まれつきのものありますが、最近はゲーム機の影響もあるようですね。
スポーツ選手に限らず、視力を低下させないように大切にしてください。