コーチの清岡です。
子供が野球をやりたくなるきっかけというのはどんなことでしょうか?
私が子供の頃にはまだプロ野球のテレビ中継が地上波でも
結構やっていましたから、ほとんどの子供はテレビで
プロ野球を見てそれにあこがれるというのが
一番多い理由だったように思います。
ただし、サッカーも結構盛んに放送されていたので、
サッカーをやりたいという友達がかなり多かったのも間違いありません。
しかし今は野球にしてもサッカーにしても地上波の放送は
だいぶ減ってしまいましたよね。
逆にBS放送なんかでメジャーリーグの中継は増えているので、
テレビだとそっちから入っていく子供たちも多くなるのかも知れません。
有料放送ではスポーツの専門チャンネルはたくさんあって、
一日中野球なら野球、サッカーならサッカーを見ることも出来ますが、
これは親御さんがそういった専門チャンネルに加入していないといけないので、
そのあたりはご両親、特にお父さんの趣味が大きく関わってくることになりますね。
友達の影響で野球をやりたくなるというのも大きな理由になりますが、
昔よりも野球が気軽に出来る場所が減ってきているのは確かですし、
そのせいもあってか子供の野球人口は減ってきています。
そうすると友達同士で野球を始めるというケースは、
残念ながらサッカーに押されているのが現実かもしれません。
そう考えると、やはり実際に野球の道具に触れて、
チームに入ったりというきっかけになるのは、ここでもお父さんの
影響ということになってくるのかも知れません。
今の小学生のお父さん世代でも、若い頃に野球をやっていた人の
数というのはこれから減ってくると言われていますけど、
やっぱり「お父さんとのキャッチボール」が野球をやりたくなる
きっかけになってくるんじゃないかと思います。
ボールとグラブとバットがあれば野球を始めるきっかけになりますし、
昔野球をかじったことがあるお父さんもまだまだたくさんいるはずです。
今のお父さん世代の人も、子供と一緒に野球の上達を目指していきましょう。