足の裏の故障は長引きやすい | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの清岡です。

 


足の裏は人間の体の中で最も長く地面に接している部分です。




ですから基本的には足の裏は体の中でもかなり丈夫に
出来ている部分でもあります。



 

ただしその分痛めると治すのがとてもやっかいな場所で
あることも知っておかなければいけません。




足の裏に切り傷などが出来てしまうだけでも完治させるのには
相当気を使いますし、ふさがるにはかなり時間がかかってしまいます。




しかし、足の裏のケガではもっとやっかいなものもあります。




足の裏には足の指の付け根からかかとの骨にかけて
薄い膜のような腱が張っており、これを
『足底筋膜(そくていきんまく)』と呼んでいます。




足の裏に負担をかけ続けると、この足底筋膜がダメージを受けて、
細かく傷が入った状態になってしまいます。




この症状が『足底筋膜炎』と呼ばれています。




長距離走の選手や、ずっと立ち続ける仕事を続ける人が
かかりやすいケガで、こうなってしまうと座っている体勢から
歩き始めた時に土踏まずのあたりに痛みが走るようになります。




少し歩いていると痛みが無くなるのでまた無理をしてしまいがちですが、
そうしている間にも少しづつダメージがたまっていくので
とてもやっかいなんですね。




野球だけではありませんが、スポーツというのは
まず走ることが基本ですから、そこにいつ痛みが
走るか分からないというのは気持ちの面でも大きな負担になります。




足底筋膜炎を治療する方法は今のところ
「安静にしている」ということしか無さそうです。




友人がこのケガの軽い症状に悩まされたことがありましたが、
思ったよりも大変そうでした。




歩く際にも土踏まずやかかとに負担をかけないように
テーピングやクッションのある中敷きを使用したりと、
日常生活にも影響するのです。




もちろん激しい練習はしてはいけません。




2週間程度でしたが、自分にもいい教訓になりました。




友人は早い時期に治療したのでまだよかったのですが、
症状がひどくなると激しい運動が出来なくなる場合もあるそうで、
これが原因で引退しなければならなくなったスポーツ選手もいるそうです。




我慢せずに、足の裏の痛みは小さいうちに治療しましょう。