プロ野球の試合などを見ていたりすると、
選手がベンチに下がった時に何かオレンジ色や黄色の
飲み物を飲んでいるところを見かけたりすることがあります。
あれは水やスポーツドリンクにアミノ酸やクエン酸さらには
ビタミンなどを配合した『機能性飲料』と言われるものではないかと思います。
機能性飲料は激しい運動をしながらそのパフォーマンスを
落とさないように体内のエネルギー源を上手く消費する役割があるそうで、
それによって翌日に残る疲労も少なく出来るんだそうです。
色が黄色だったりオレンジ色だったりするのは、
クエン酸やビタミンCの色などが出ているのではないかということでした。
最近では粉末で袋分けになって薬局などでも売っているみたいですね。
ただし、値段はハッキリ言って結構高いです。
小中学生が日頃から使うのはちょっと厳しいでしょうね。
これも薬局で売っていますが、バームやアミノバイタルという商品は
割と近い機能があると思います。
それでも普通のスポーツドリンクよりは割高になっていますから、
気軽に買いだめというわけにもいかないかもしれません。
ただ、十数年前まで「運動中の水分補給はスタミナを奪い
パフォーマンスが落ちるので良くない」と言われていた
(と先輩方に伺いました)のとは変わって、
現在はこまめな水分補給は必要とされるようになってきていますから、
試合の時くらいはチームとしてこういった機能性飲料を
用意するのは悪くないかもしれません。
暑い時期にずっとグラウンドにいると脱水症状に
なってしまうかもしれませんし、低血糖の状態になると動きが
急に悪くなってしまうので、それを防ぐのに役立ちます。
もちろん飲み過ぎはよくありませんが。
ちなみに、サッカーではプロでも試合中の飲料は
『水』と決められているようです。
これは糖分などが含まれた飲料だとピッチの天然芝を
傷めてしまうかもしれないからだそうです。
イニングごとにベンチに帰ってくる野球とはまた違った見方ですね。