私は「ベースコーチがランナーに触れたら
そのランナーはアウトになる」というように教わっていました。
正確には「ベースコーチがランナーに触れる行為が
進塁または帰塁の手助けになったと審判が判断した時に
そのランナーがアウトになる」のだということを知りました。
確かにプロ野球などではホームランを
打った打者走者がコーチとハイタッチしているシーンなどは
時々見掛けてはいましたが、
「プロの世界では特別なのかなあ」などと何となく思っていたものです。
おかげで当時は必要以上にそれを
意識したいたところがあって、
例えば自分がホームランを打った時も
コーチャーに「触っちゃいけない」と思い込んで避けていたものです。
今思い出してみると何となく恥ずかしい気もしますね……
今の小中学生はそのあたりはどのような
指導を受けているものなんでしょうか?
個人的には小中学生のレベルで
このルールを説明する場合には、
私が教わっていたように
「ベースコーチがランナーに触れたらそのランナーはアウトになる」
というような説明でも良いのではないかという気はします。
スタンドインするようなホームランも少ないですし、
「とにかく触ってはいけない」
と教えておいた方がとっさの場合にも紛らわしくないでしょう。
しかも判断はその場の審判員に
任されているということですから、
万が一を考えてもコーチャーはランナーに
触れない方が間違いないのは確かです。
ただ、私のような思い込みも考えられますから、
中学生の引退前当たりか高校生になった時点くらいで
正しいルールを教えて上げて欲しい気はしますが。
野球というのは色々と複雑なルールが
絡まり合っているスポーツでもありますから、
成長にしたがってどこまで詳しくルールを
理解させるかというのもそれなりに考えておかなければいけないと、
ふとこのルールを思い出した時に感じた次第です。