雨の多い季節になると、
野球に関しても色々と気をつけなければ
いけない部分が多くなってきます。
試合当日の朝に雨が本降りであればもちろん
大抵の場合は中止になるわけですが、
雨の降り方によっては試合が行われて、
その後に雨が強くなる場合も考えられます。
野球を続けていれば必ずそういうことは起こりますから、
対応は考えておいた方が良いでしょう。
グラウンドコンディションの確認は最も大きな問題です。
各選手は自分の守備範囲のぬかるみ具合をこまめにチェックし、
極端に悪そうなところがあればその付近では
出来るだけ無理なプレイはしないようにしなければいけません。
夢中で全力プレイしていればなかなか
その判断は難しいのは確かですが、
運が悪ければ足首・膝・腰といった下半身の関節を
痛める結果にもなりかねませんから、気をつけたいものです。
もちろん打者・走者にとっても同じことは言えます。
ベース間の走路がどのような状態かは気にしておいて、
チーム内でも情報を共有しておいた方が良いでしょう。
投手と捕手は常にボールの状態を
気にしておかなければいけません。
雨でぬれたり泥がついたりして、
ボールが滑りやすい状態になったらこまめに
審判に交換を要求したり、
投手の指先の状態も気にしておくべきだと思います。
また、ゲームには直接関係ありませんが、
道具の管理についても気を配らなければいけません。
スパイクやグローブその他で、
本革の道具はもちろんですが合成革の道具に関しても
雨に濡れたままの状態が良いはずはありません。
ゲーム内でも出来る限りは表面の水分を
取り除くようにしておくべきです。
バットも大げさに言えば一球ごとに
濡れた表面を拭くぐらいの気を使っても良いかも知れません。
実際にボールを捉えた場合のパフォーマンスにも影響しますからね。
そして何よりも試合後は体を拭いて
きちんと温めることも重要な管理です。
野球にとっては雨は簡単に考えるべきではないトラブルなのです。
試合の色々な場面に応じてプレーするには
ここでの練習が最適ですね。