コーチの道治です。
久しぶりの登場です。
私は野球総合コースを担当しています。
今日は先日の練習内容を紹介します。
野球総合コースはバッティング、守備、走塁など野球に必要な
技術を総合的に身につけるコースです。
小学3年生から中学3年生までが対象となっているこのコース。
この日は小学生だけのメンバーとなり、基礎体力をつけるために
10分間草を行いました。
ペースメーカーは5年生の選手です。
そのあとにぞろぞろついて走っていき、5分を過ぎた頃には
周回遅れの選手も出てきます。
練習は10分間走のように持久力をつける練習や瞬発力を
つける練習などを織り交ぜて取り組んでいます。
次は、体幹トレーニングです。
・筋トレ(腕立て伏せ30秒間×3セット
・腹筋1分間×3セット
・背筋1分間×3セット
バッティングフォームが良くなっても、腕力や体幹が強く
なくては飛距離や打球のスピードが出ません。
「シングルヒットは良く打てるようになったけど、
長打が全然出なくて・・・」
という選手がいるので、体幹を鍛えて長打が打てるように
筋肉をつけるトレーニングをやってます。
体幹トレーニングが終わったらバッティング練習をしました。
そして、これはどのチームでもほとんど取り組まれていない
動体視力トレーニングです。
バッティングや守備に限らず、スポーツでは見る力(眼力)が
弱いと、動作が遅れてしまいます。
バッティングでタイミングが上手く取れない、振り遅れが多い選手は
見る力が弱いのかも知れません。
見る力といっても視力ではありません。
動いている物を正確に目で捉え、その動きとスピード、距離感などが
瞬時に判断できる能力です。
スクールではスポーツビジョントレーニングと呼んでいて、2人1組で
トレーニングを行いました。
まずはこのリアクションボールといわれるこれでキャッチボールを
します。
7mくらい離れ、ワンバウンドを投げて相手に捕球させます。
捕球する側はどこに跳ねるかわからないので、しっかり見て
動きを捕らえる必要があります。
次に
ボールを持っている相手に背中を向けて立ちます。
ボールを持っている者が「ハイ!」と声を掛けた瞬間、ボールから手を離し、
下に落とします。
背中を向けていた者は、かけ声と共に身体を反転させ、
落下してバウンドしてきたところをキャッチします。
このときどの方向にバウンドするかわからないので、瞬時に対応する
ことが必要なので、瞬間の対応力が養われます。
この日はメインはバッティング練習を行い、体幹トレーニング、
動体視力トレーニングなど地味なトレーニングですが、試合で活躍
するためには重要な能力です。
この動体視力トレーニング(スポーツビジョントレーニング)は
この分野では日本でも有名な石垣教授(愛知工業大学)の指導を
を受けて行っています。
どれだけからだが大きく力があり、バッティングフォームもすばらしい
選手でも見る力が低ければ良いバッティングができません。
野球総合コースでは、バッティングや守備などメインの練習の他に、
地味ですが重要な能力を伸ばすトレーニングもやっています。
あなたのお子さんは、
「今レギュラーになること」「今、仕合に出られること」
が重要だと思いますが、長い目で将来を見ると、
総合コースでやっている重要なトレーニングが、他の選手との
大きな差になります。
・もっと打てるようになりたい!
・もっと守備が上手くなりたい!
・もっと走塁が上手くなりたい!
このようなことを思い、チームで活躍する選手に
なりたいなら野球総合コースで練習することを
強くおすすめします。
野球総合コースは現在生徒募集中です。
まずは無料体験教室に参加してください。