目は『使わない』から悪くなるのだそうだ | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの清岡です。

 



先日眼科医に努めている知人と久々に会った時に、

「なぜ視力は低下してしまうのか」というレクチャーを受けました。


もちろんスポーツをする上では動体視力のみならず

静止視力も重要な能力ですから、

興味を持って聞かせてもらいましたが、

そこでは「なるほど」と思わされる話も聞かされました。


中でも、「視力は目を使い過ぎるから低下するのではなくて、

目を使わないから悪くなってしまうのだ」

という考え方には妙に納得させられたのです。


視力の善し悪しというのは目の周りにある毛様体という

細かい筋肉が眼球の中の水晶体の厚さを調整する能力によって

決まっているそうで、水晶体の厚さを調整できる幅が大きければ、

それだけ静止視力が上がるのだそうです。




この毛様体という細かい筋肉も、

機能自体は他の筋肉と同様に伸縮を繰り返すのですが、

使わなければ衰えてしまいます。


毛様体を『使わない』というのは目や水晶体を動かさない状態

=一点を凝視し続ける状態です。




つまり、テレビやPC、携帯電話の画面をずっと見ている状態というのは、

目を酷使しているのではなく、

目を『使っていない』ということなのだそうです。


腕や脚の筋肉と同様に「動かして負荷を掛ける」事をしなければ、

目の筋肉も衰えてしまうのだと言われ、

私も大いに納得してしまいました。



その方が言うには、動体視力も静止視力も根は同じで、

遠くを見たり近くを見たり、動いているものを

目で追ったりという訓練をすることで

視力(正確には視力に関わる眼の筋肉)は鍛えられるのだとか。




逆に静止視力を大切にしないで

動体視力の訓練ばかりしても効果は薄いだろうと言っていました。



近視や乱視の症状には遺伝など未だに原因が

はっきりしない部分もあるようですが、

大切なのは休めるときはしっかりと休め、

モニタなどを長時間凝視しなければいけない時は

時折眼球を動かすストレッチをすることのようです。



野球に限らずやはり目が良いというのは素晴らしい財産ですよね。



動体視力を鍛える練習はバッティングアドバンスで行います。