少年野球選手の関節可動域と柔軟性 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。



近頃は若いうちからでも集中的な筋力トレーニングを
推奨する傾向があるようです。


少し前までは「骨格が出来ていないうちは
あまり筋力トレーニングはすべきではない」
という考え方が一般的でした。



確かにバランスの悪い筋力トレーニングは骨格の
成長を阻害する可能性はありますが、最近では
ステロイドの使用やプロテインの過剰摂取などの
度を超えたものでない限りは、筋力トレーニングを
推奨する傾向もあるようです。


ただし筋力トレーニングをする上で忘れがちに
なってしまうのが、関節の柔軟性を維持する
ということです。


関節の柔軟性とは、骨格筋と腱がどれくらい
伸びるかということであり、柔軟性を向上
させるとはつまり私たちが俗にいう
「筋力トレーニングをする」というのと
同じ意味になります。



では単純に筋力トレーニングをすれば関節の
柔軟性も向上するのでしょうか?


それはトレーニングの仕方次第ということになります。


骨格筋や腱に過ぎた負荷をかけてしまうと関節を
つないでいる腱を痛めてしまうことになり、
それが回復するまで筋トレが逆効果となって
しまうため結果的にはトレーニングを無意味な
ものにしてしまいます。



私も経験がありますが、腱を痛めてしまうと
回復に時間がかかる場合が多いのです。



また、筋肉量ばかりを増やしてしまうと
関節の可動域も小さくなってしまう
恐れがあります。


理想的な筋力トレーニングは、現状の
筋力に若干の負荷がかかるように
調整をしながら継続的に行うトレーニングです。



関節が伸びた状態から縮めた状態まで
ややキツイくらいの負荷でゆっくりと
行うのが良いでしょう。



それが腱がトレーニングの負荷に
耐える力をつけるのに役立ちます。



そうして腱の力を確保しながらいわゆる
通常の筋力トレーニングを行うべきです。


目に見える派手な筋肉を鍛えることは
比較的簡単ですが、柔軟性を維持して
「スポーツに使える筋力」をつけていくには、



まず土台となる関節の柔軟性=腱の強さが重要になるということです。


野球に必要なトレーニングはここでやっています。