プロスポーツ選手が「ゾーンに入る」ということは | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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あなたは「ゾーンに入る」という言葉を聞いたことがありますか?



最近はスポーツ中継などを聞いていると頻繁に出てくる言葉に

なっていると思います。




例えばバスケットボールでは一流選手がどんな難しい

体制や状況を
強いられてもシュートを連続

で決めてしまうような場面では

「ゾーンに入ってますね」などと解説されたりします。





では「ゾーンに入る」とはどのような状態なのでしょうか?




一般的には集中力が極端に高まった状態をゾーンと

呼びますが、集中力が高まった状態ですと目的や

目標に対する感覚が非常に鋭くなり、

前出のバスケットでいうとリングを背にしていて

見えていないのに位置を正確に把握していたり、

マッチアップしている相手の動きをある程度予測することが

可能になったりするのです。







野球でいうとだいぶ古い話と言われてしまいそうですが、




「打撃の神様」と言われた元読売巨人軍の川上哲治氏で良く引用されるセリフに





「好調時はボールが止まって見えた」というものがあります。







これはまさしくゾーンの特徴が表れていて、




ピッチャーの投球に対しての感覚が非常に高まって、




投球の球種を読んだり、投球の軌道を把握出来たのではないでしょうか。







だからこそ実際に高速で動くボールが「止まって見えた」のでしょう。





ただし、この「ゾーンに入る」というのは口で言うほど簡単ではありません。





というよりもゾーンに入ったからと言って誰でも



スペシャルなプレイが出来るわけではないのです。






長年繰り返し行ってきた練習によって身に着いた技術が、




異常に高まった集中力によって無条件に発揮されている状態と考えるべきでしょう。







つまり、もともと技術が身についていない人がゾーンに入ったとしても、




身についていない技術を発揮することは出来ないのです。






極端に言ってしまえば、



「ゾーンに入りたい」などと思っているようではダメで、




ゾーンなどは意識せずにプレイに集中した者だけが「ゾーンに入る」ことが出来るんですね。