浅田真央ちゃんが復活しましたね。
一時はスランプに陥ったのか、心配した時期もありましたが、
世界最高の点数で優勝したようです。
また、日本人が表彰台を独占したそうで、スケートはもう
日本のお家芸ですね。
私がスケートを見ても「きれいだな」「上手だな」としか
わからず、どこが減点の対象なのか、転倒やバランスを
崩したなどわかりやすいものしかわかりません。
スケートの放送を見ていて気がついたのですが、
日本の選手だけはリンクに出入りするとき、一礼をして
いました。
これは野球をやっていた人はわかると思いますが、私たち
もグランドに入るときと練習後にグランドを出るときに
必ず一礼をしていました。
私は一礼をすると共に、
「今日も鍛えていただきありがとうございました。おかげで
少し上手くなりました。」
と、心の中でつぶやいていました。
野球選手ならグランドは神聖な場所で、石ころ一つ、
雑草一本でも見つけたら拾ったり抜いたりします。
練習後は自分のポジションを感謝の気持ちを持って丁寧に
整備をし、整備が終了したら一礼してベンチに引き上げます。
このような気持ちを持ったというか、教えられたのは
高校時代の中村監督からです。
野球の神様に感謝しろというものです。
年末にはそれぞれのポジションに盛り塩をし、御神酒を
供えて一年の練習が終了となります。
メジャーリーグにはこんな習慣はないでしょうね。
日本のプロ野球選手も試合終了後、控え室に戻るときは
帽子を取りグランドに一礼しています。
今日のスケートの浅田真央選手をはじめ、3名の
選手全員がリンクに一礼をしていました。
日本独特の習慣かもしれないですね。
道具も感謝の気持ちを持ってしっかり手入れをし、
グランドにも感謝の気持ちを持つ。
それ以前に、スクールの子供たちに言っているのですが、
野球をやらせてくれる両親に対して感謝の気持ちをもって
もらいたいと思います。
いい加減な練習をしている者、家では全く練習しない者
にはこの話を必ずします。
私も同じように中村監督に説教されました。
でも、私がそんな感謝の気持ちが理解できたのは、
自分の子供を持って、親になってからだと思います。
子供たちにこのような話をしても理解されないかも
しれませんが、それでも言い続けます。
道具やグランドに一礼する前に、野球道具を買ってくれ
て野球をやらせてくれるご両親に感謝できる選手たちに
なってもらいたいです。
今は理解できないかもしれませんが、私は言い続けたい
と思います。
スクール生の保護者の方の声をいただいています。