打つといった野球の基本的な動作に
深く関係している非常に重要な筋肉です。
この背筋といういうのは
腹筋や腕の筋肉のように
目で見ることができる筋肉ではありません。
そのため、以前よりも
筋肉が大きくなった！
などといった効果を実感することができないために、
ついついおろそかになってしまいがちです。
しかし、この背筋をいかに鍛えることができるかが
非常に重要なことになってきます。
実際に私も背筋は素振りや遠投などといった
ウェイトを使用しないトレーニングを主に行なっていました。
その理由はまさに効果を
実感することができないために退屈だったらです。
しかし、ある時から打球が一定の距離から伸びなくなり、
球速も伸びなくなりました。
そこでウェイトトレーニングを取り入れたのです。
ウェイトトレーニングで背筋を鍛えるようになってから、
打球も球速も少しずつ伸びるようになりました。
そこで、私が実際におこなっていたトレーニング法をご紹介します。
ワンハンドダンベルローイングと呼ばれる方法なのですが、
まず片手にダンベルを持ちます。
次にもう片方の手と膝をベンチや台の上に乗せてください。
背中と床を水平に保ったまま背筋をピント伸ばします。
そのままの状態で脇をしめてダンベルを真っ直ぐ上に引き上げます。
たったこれだけなのですが、
しっかりと続けることで背筋は飛躍的に大きくなります。
この他にも、うつ伏せになって両手と両足を伸ばして、
右手と左足、左手と右足を同時に持ち上げます。
これはウェイトを使用する方法ではないので、
何度行なっても構いません。
私はこの２つの方法を主に行なっていました。
高校ではトレーニングルームなどもありましたので
もうすこし高度なトレーニングも行なっていましたが、
中学生の頃はこの程度のトレーニングでも
十分に筋力をアップさせることができました。
背筋はなかなか効果を目で見ることができないので、
打撃やスローイングの際には集中して
以前とどう変わっているのかを知ることができるようにしましょう。
当スクールではこのようにトレーニングについても
しっかりと指導を行なっております。
