練習の鬼の意外な面 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。



みどり教室の玉川です。

私の先輩である、工藤さんのエピソードを連載をしています。



前回ご紹介したように大変な量の練習をこなした後、
夕飯を取って再び工藤さんの練習は続きます。



まず、驚きは昼の練習であれだけランニングを
していたのにも関わらず、工藤さんの夜練は
ダッシュから始まります。



グランド横のサブグランドで、短いダッシュを繰り返していました。



工藤さんは走り込みにもちゃんと目的を定め、
瞬発形のランニングと持久力をつけるランニングを
はっきりと区別していました。



そしてそこからピッチングフォームの研究が始まります。



足の上げ方に初まり、ステップしてする時の姿勢や
パワーを掛けるタイミング。



それにコントロールをつける練習では、名電の雨天練習場に
穴の空いた畳が立ててありました。



その穴にボールを通す練習をしたり、ウレタンのボールを使って
バックスピンを掛ける練習。



また身体をしならせる為のストレッチ。



そして工藤さんが夜練が終わったら風呂に入って
10時半頃に部屋に戻る頃、私も工藤さんのマッサージのために
部屋に戻るという毎日です。



30分ほどマッサージをしていると
11時の消灯を待たず、そのままぐっすり眠ってしまう事も
しばしばありました。



あれだけ激しい練習を毎日していれば当然だったと思います。



ここまで読まれてどうでしょう?



走り込み、投げ込み、投球フォームの研究、
身体をしならせる柔軟、毎日これを積み重ね、
気が遠くなるほどの練習をこなしていたのが
工藤さんの高校時代です。




工藤さんがあの年齢まで現役を続けられたのか、
少しは理解して頂けたと思います。




私も若い時は、工藤さんの事を

「やっぱり工藤は天才だなっ」

と聞かれて返事に困る時がありました。




天才というには工藤さんに申し訳ないと
思っていたからです。




今は工藤さんの事を聞かれると
次のようにに答えるようにしています。




持って生まれた才能は人並み、
自分が上達するために必要な事を探し続け、
それを実行し継続出来る天才。



肩が凝るようなお話しばかりではいけません。



ここで秘密のエピソードをご紹介します。




ぶっちゃけ言ってしまうと当時工藤さんは、
河合奈保子さんの大ファンでした。
(若い人は河合奈保子知らないですよね?)




部屋にはポスターが貼ってあり、
ある日工藤さんはマッサージの時、

「なぁタマ、もし甲子園に行って有名になれたら
河合奈保子と会えるかな?」



と真顔で聞いてきた事があります。



私は後輩なので「アホか!」と思っても、
当然こう答えます。


「はい、会えると思います。」


と答えます。



すると次に、

「もし会える事になったら、俺そのまま付き合うからな。」

工藤さんはそう言うと、私の顔を見てニヤリッと
笑っていました。




野球をしている姿からは考えられない
高校二年生らしいかわいらしい瞳だったのを覚えています。




さて次回はこの河合奈保子さんの件で、
工藤さんと私のみょうな所での連帯感ができてしまった
エピソードをご紹介します。




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