みどり教室の玉川です。
これからもみどり教室の様子など、情報を発信していき
ますので、よろしくお願いします。
今日は、私が忘れられないみどり教室の選手のことを書きます。
その選手は小学校四年生の時、やや引きこもりで
学校をよく休んでいました。
この選手はマリナーズ・イチロー選手の大ファンで、
唯一野球だけは興味を示していたそうです。
ある日、そのイチロー選手の先輩に当たる私が、
近場でバッティング教室をやっている事を知り、
お父さんに行ってみたいと言ったそうです。
お父さんは戸惑いながらも本人の気持を尊重し、
体験に連れて来ました。
もちろん私はそんな事は全く知らず、いつも通りバッティング
をさせた所、気に入ったらしく、スクールに入りたいと
言いました。
お父さんはめずらしく我が子が意志表示をしてくれた為、
喜んで入会させました。
するとその選手は野球が好きなだけあって、みるみる上達し、
自分に自信が持てるようになったそうです。
ある日、その選手はお父さんに小学校の野球部に入りたいと
言ったそうです。
引きこもりがちで、なかなか学校に行けなかった我が子が、
そんな事を言いい出したので、お父さんは本当に
びっくりだったそうですが、直ぐに学校の担任と野球部の
顧問の先生に相談をし、野球部に入れて貰ったそうです。
もともと虐められっ子だったので、入部したての頃、
周りの選手たちはちょっと冷ややかな目で見ていたそうです。
でも、その子がバッティングを始めると、小さい身体で
目一杯ボールを叩く姿に、「お前凄いな！」と、
周りの選手たちが言葉を掛けてくれたそうです。
その子はそのままレギュラーになり、もちろん学校にも
行けるようになりました。
その後も虐められることはあったそうですが、
野球部でレギュラーになったせいか、
虐められてもへこたれることはなかったそうです。
私はこのことは、小学校を卒業した後にお父さんから聞いたのですが、本当に感動しました。
私達の目的はもちろん野球のコーチングですが、野球を通して子供達の育成に少しでもお役に立てれば幸いです。
これからも野球の指導だけでなく、努力をする尊さ、継続する強い気持ちなどを教えていきたいと考えています。
みどり教室の無料体験教室のお申し込みはこちら！！
バッティングスクール Count23
みどり教室で一緒に練習しましょう！！
みどり教室 玉川 起男