みなさん、こんにちは。
2012年度初の更新の渡邉です。
気付けば2月になってしまいましたね。
プロ野球も今日からキャンプインですね。
私はこの時期(2月)になるといつもよみがえってくる思い出の
練習があります。
それは大学時代に行われていた三重の紀伊長島で行われる
バッテリー合宿です。
砂浜でひたすた走り、ひたすら投げる地獄の合宿です。
朝6時に起きて砂浜をランニング
朝食後 午前中はひたすら砂浜で走りこみ
昼食後は5キロほどの山道を走ってグランドまで行ってピッチング
・フィールディング・筋トレ等を行ってから
また、5キロほどの山道を走って宿舎に帰る
夕食後真っ暗の中、再び砂浜を走りシャドーピッチング
朝6時~夜11時近くまで野球漬けの日々を毎年2月に10日間近く行っていました。
たかが10日間かと思うかもしれませんが、どれだけ食べても10日間で確実に3キロ以上は
痩せます。
砂浜での走り込みがきつすぎて吐くものも当たり前にいます。
昼食は全く喉を通りません。
その中でも群を抜いてきつかった練習が砂浜でのペッパーです。
テニスボールを使って横にゆさぶられながらひたすら投げられたボールを取る
のですが、砂浜に足を取られて20球も取れないうちに足が動かなくなります。
それを200球取らなくてはいけません。
疲れた所でボールを投げる側が走っていくので足が全く動かない中それを
必死に追い続けなくてはいけません。
50球毎で区切って45~50球のラスト5球投げる側が全力で走りながら
上にボールを投げていくので、それをキャッチしながらついて行って
ラスト5球を連続で取れなかったら0球に戻ってスタートです。
ボールが海に落ちても0球からのスタートになります。
写真では伝わりにくいのですが、これは私が経験した中で1番きつい練習で、
本当に立っているのも苦しい状態になるのですがそれで倒れたら
ボールを投げてくれているコーチから心に突き刺さる叱咤激励をいただきます。
この写真はボールが海に着水して180球くらいから0球に戻り、戦意喪失した
時の写真です。
今までどれだけ練習がきつくてもやってきたのですが、この練習だけは
生まれて初めてキツさのあまり涙を流しながら、ボールを取り続けました。
でもそこまで厳しい練習をしたからこそマウンド上でも「あそこまで練習したから
大丈夫だ」と自信を持って試合に望めました。
野球をされてた方は高校・大学でも久しぶりに仲間と集まったら
必ず話題になるような練習や事件があったのではないかと思います。
名和コーチが非常にためになるブログを書いているので
私は自分が経験した練習・事件やスクールの生徒の成長ぶりについて
書いていきますので温かく見守ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。