勝利に繋がる50条 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

皆さんこんにちは。



コーチの渡邉です。




昨日、グランド練習にご参加いただいた方はお疲れ様でした。
川又さんに教えていただいた事を忘れずに練習を頑張ってもらいたいと思います。





突然ですが、皆さんお分かりかと思いますが野球というものはベンチにいる選手も全員が




やるべきことをやって対戦相手と全員で戦います。





全員がやるべきプレーをしっかりやって、27個のアウトを取った時点で点が多い方が



勝ちというスポーツです。




イチロー選手も「びっくりするような好プレーが、勝ちに結びつくことは少ないです。





確実にこなさないといけないプレーを、確実にこなせるチームは強い。」という言葉を





残しています。




私が所属していた大学には「勝利に繋がる50条」というものがありました。





その名の通り50個の試合中にしなくてはならないプレーが書かれています。




合宿中は4年生が50条全部を読んでそれを全選手が正座しながら聞いてから




食事を取るというのが伝統となっています。





この50条は大きく分けると投手編、野手の守備編、走塁編、攻撃編、全選手への共通編に






分ける事ができるのですが、今日はそのうちの投手に関わっている項目を紹介しようと思います。





・相手の投手に四球を与えない。

・後ろに強打者がいるのに弱い打者を歩かせない。

・投手が正しいカバーリングをする。

・犠牲バントのとき投手が走者を殺そうという努力をする。

・打者が弱打者なのに投手が慎重になりすぎない。

・打者を追い込んでから投手が無造作に投げない。

・投手が自分の左側へ打たれたゴロに1塁へスタートを切る。

・味方がかなりリードしているのに投手が慎重になりすぎない。

・無死・1死で走者が3塁の時投手が低めに投げる。




以上の9つが投手に関係する勝利に繋がるプレーです。




高校、大学とレベルが上がるにつれてこういったプレーは当たり前にできなければいけません。




私の大学では部員が120人近くいたのでピッチャーとしてのレベルは同じくらいだと、




こういったやらなければならないプレーができるかどうかでベンチ入りの当落が決まっていました。




例えば1死走者1・2塁の時ショートに正面のダブルプレーが取れそうなゴロが飛んで



きました。




その際、私が所属していた大学では投手は1塁手の後ろにベースカバーに入らなければなりません。





もし、セカンドからファーストへの送球がそれたら、2塁走者はどうなりますか?




ホームまで帰ってきてしまい、1点とられてしまいます。




もしかしたらそれが大事な試合の決勝点かもしれません。





ある投手はベンチ入りを賭けた大事なオープン戦でこのケースで打ち取ったという





安心感から1塁手の後ろへのカバーを怠り、失点してベンチ入りを逃してしまいました。






先ほど書いた「投手が正しいカバーリングをする」を怠ってしまったのです。







結局何が言いたいかというと、投手に限らず全ての選手がカバーリング等が防げる失点





を防いで勝利に繋がるということです。





こういった自分がボールに触れる機会のない時の動きは小学生の頃はまだ覚えてないと思いますが、





徐々に実際にプレーをしながら覚えていきましょう。




次回は「勝利に繋がる50条」の守備編を書かせていただきます。




スクール生で「勝利に繋がる50条」が欲しいという方は渡邉まで



言っていただければコピーして差し上げますのでお気軽にお声掛けください。




最後まで読んでいただきありがとうございました。




今後とも当ブログをよろしくお願い致します。