最近は温かくなってきていよいよ春という陽気ですね。
スクールにはたくさんの選手がいて、新しいシーズンが始まり、
上級生のチームに入ってやり始めた選手や学年が上がって
レギュラーになった選手も多くいます。
野球シーズンが始まり、毎週末には保護者の方から試合結果と
スクール生の活躍ぶりが続々と報告されてきます。
良い報告だけでなく、「今日は負けた」「3打数0安打」だったとか、
エラーで交代させられたなどの残念な報告もあります。
野球は失敗のスポーツと言われるので、悪い結果の時は気持ちを入れ替え
あごを上げて前を向くことが必要です。
そんな中、とても嬉しい報告がありました。
一宮教室のDくん、先週末3試合連続のサヨナラホームランを打ったそうです。
レフトの頭上を越える特大のホームランで、チーム勝利を決めました。
その前の試合では決勝戦でのサヨナラホームランだったようです。
Dくんは素直で明るい性格の選手で、自宅でもしっかり練習していて、
チームの主力選手になり、チームメートからの高い信頼を受ける
不動の4番バッターとなりました。
勝負強さというのは練習ではなかなか身に付かないものですが、
長所を活かし、このまま良い選手に育っていってもらいたいです。
そして、みどり教室にも頑張っている選手がいます。
昨年11月に入会してきたJくん。
ちょっと間のブログ記事のスリッパキャッチボールに出てきた
Jくんです。
彼のスクール入会時はライトで8番でした。
「ライトではなくキャッチャーをやりたい!」
と個人指導コースに申込み、私とマンツーマンの練習が始まりました。
個人指導コースなのでバッティングでも守備でも希望の練習を
行いますので、Jくんとはキャッチャーのキャッチングと
スローイングを指導しています。
Jくんは1時間は個人コースのキャッチャーの練習、次の時間は
バッティングのグループ練習と、毎週2時間の練習をしています。
チームからキャッチャー道具を借りてきて練習をしているのですが、
最初の頃はマスク、プロテクター、レガースを装着していても
ショートバウンドなどは怖いらしく顔を背けたり、あごを上げたりして
捕球していました。
ボールを怖がっていてはキャッチャーなど務まりません。
まずはボールへの恐怖心を取り除く秘密の練習をしました。
その練習を行ったことでショートバウンドなどもしっかり目を付けて
捕球できるようになり、後逸することなく最悪でも前にボールを
落とせるようになりました。
スローイングの練習、捕球からスローイングまでのフットワークの練習
も腿の筋肉がパンパンに張り、翌日は筋肉痛になるほど頑張りました。
最初の頃は、先週はできていたのに今日はできていないなど、
「Jは3歩進んで2歩下がるだな!」
と笑っていましたが、1歩ずつは進んでいます。
そんなJくん、ある日キャッチャーのレギュラーになったと
報告してきました。
それは私も自分のことのように大変嬉しく思いました。
そしてその後は
「昨日の試合でスチールを刺しました!!」
「本当は2つ刺せたのですが、一つはベースカバーに入ったショートが
エラーしました!」
と報告してきました。
少年野球でスチールを刺すのは大変難しいのですが、Jくんは良くやった
と思います。
最初はボールを怖がり、それを克服するために秘密の練習を歯を食いしばってやり、
その結果、レギュラーになり盗塁まで刺せるようになりました。
そしてついこの前、さらに嬉しい報告がありました。
キャッチャーのレギュラーになっただけでなく、4番で試合に出たということです。
「このまま4番に定着できるように練習しろよ!」
と言いましたが、
「来週からは上のチームに行くので、監督が代わるから4番で使ってもらえるか
わからない。」
という返事でした。
しかし、上のチームに変わっても4番で試合に出たと報告があり、
ライトで8番だった選手が、4番でキャッチャーというチームの主力に
なれたことが大変嬉しかったです。
スクール生が各自のチームで主力選手となっていくことが大変嬉しいです。
将来はプロ野球選手も誕生するかもしれません。
Jくんのようにスクールでの練習だけでなく、自宅やチームでの練習も
しっかり努力することでチームの主力選手になれます。
そんな選手を多く作りたいと思います。
あなたもいっしょに野球をしませんか?
Nagoya23バッティングスクール Count23
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