私事になりますが・・・
私がピアノを習っているということは以前のブログ記事で
紹介したことがありますが、覚えてもらっているでしょうか。
東京から愛知に戻って２年が過ぎ、今年で３回目の夏を迎えます。
夏にはピアノ発表会があり、先生の薦めで２年続けて出ていまして、
今年も発表会の季節が近づいてきました。
発表会で弾く曲はリストの「ラ･カンパネラ」に決まりました。
クラシックが好きな方はご存じだと思いますが、
リストの「ラ・カンパネラ」はウルトラ級の難易度で、数年練習しただけでは
まず弾くことはできません。
なので、私はオリジナルを簡単にしたカンパネラを弾きます。
私のピアノの目標は、５０代でオリジナルのカンパネラを弾くことです。
だから今回の発表会は簡単になったといっても、カンパネラを弾くことを
ためらったのですが、先生の薦めで弾くことになりました。
発表会は野球に例えると試合みたいなものです。
勝敗はつきませんが、多くの人の前で間違えることなく弾ききる
ことが必要です。
ピアノをやっていて思うのですが、昨日までできなかったことが
今日になるとできるようになっている。
これはどうしてかわかりませんが、不思議なことに
できるようになっているのです。
できるようになると嬉しくなり、モチベーションが上がる。
毎日練習するようになる。
さらにできるようになるので、モチベーションもさらに上がる。
という好循環で、練習も苦痛でなく楽しんで続けられます。
それに比べて野球はどうでしょう。
バットを１万回振ったとしても、
「打たせまい！！」
と、全力で投げてくるピッチャーという相手がいます。
ピアノは「上手く弾かせまい！！」とはしません。
ピアノは練習すればするほど、上達するのが自分でもわかります。
野球の場合は一流選手でも１０回のうち７回は失敗するのです。
毎試合１本のヒットを続けることはすごく難しく、
イチローでも「何試合連続安打」とマスコミにカウントされるほどです。
野球は失敗のスポーツです。
守備の失敗は力不足といえますが、
バッティングは１試合１本のヒットをどこで打つか
それだけでチームでの存在感は違います。
上達しているかどうかは
ヒットなどでも感じることができます。
それ以外にも、フリーバッティングでいい当たりが
出るようになった。
遠くに飛ばせるようになったということで上達度を感じることができます。
ですが、たとえフリーバッティングでいい当たりが打てるようになっても
試合でヒットが打てるかということは別です。
といいますのも、先ほどのように
「打たせまい！！」として投げるピッチャーがいる。
「絶対に捕ってやる！」 「絶対にアウトにしてやる！！」
と守っている守備陣がいる。
いい当たりでも野手の正面を突いてはアウトになり、
ファインプレーなんかでもアウトになります。
これらのことで、３回成功するだけで
一流選手という評価になるのでしょう。
何が言いたいかというと、３回しか成功しないのだから、
その３回の成功をいつするかということが重要となります。
スコアリングポジションにランナーがいるときに凡退する。
ツーアウトランナーなしでヒットで出塁したが、
次のバッターが凡打でチェンジになる。
記録上はヒットを打っているが、存在感はなくなります。
「ここ！！」
という時に打てるバッターが存在感が強くなるし、
チームでの信頼を集めます。
ですが、１０回のうち３回しか成功していません。
これでいいんです。
何のために練習するか。
必要なときに必要な働きをするためです。
１０回のうち１０回成功しようと練習をするはずです。
ですが、それは確率という問題もあり、あり得ないことです。
かといって諦めてはいけません。
練習するときは１０回のうち１０回成功するために練習して下さい。
そうすれば結果は必ず出ます。
私の恩師の元愛工大名電 中村監督がいつも言っていました。
「練習は嘘はつかん！！」
「野球の神様は絶対に見とる！！」
私も毎日ピアノの練習をして、上達している自分を感じています。
毎日続けることは大変ですが、やっていると結果は必ず出ます。
一緒にがんばりましょう。
あなたも一緒に野球をしませんか！！
元ドラゴンズ川又米利＆Nagoya２３バッティングスクール
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