傾聴の3原則は「あいづち」「うなずき」「繰り返し」である。
こういう風に教えられた人、多いと思います。
しかし、それ、本当でしょうか?
じゃあ、逆に考えてみましょう。
「あいづち」「うなずき」「繰り返し」をすれば、
傾聴できるようになるのでしょうか?
3原則というからには、
この3つが出来ると基本的には傾聴になるということです。
実際に誰かの話を聞こうとすればわかりますが、
これは間違いなんです。
「あいづち」「うなずき」「繰り返し」で傾聴ができるわけがない。
なぜか?
先ず「あいづち」「うなずき」は傾聴ではなく、
聞く態度の一つに過ぎないからです。
それを傾聴と教えてしまうから、
皆、誤解してしまうんです。
「あいづち」「うなずき」だけでは傾聴できません。
さらに「繰り返し」はどうでしょう。
これ、聞く行為ではないですよね。
だから傾聴ではない。
「繰り返し」は応答のやり方の一つ。
しかも、有効な場面はかなり限定的。
活用できるのは極めてレアなケースのみ。
では、傾聴とは何か?
傾聴という言葉をしっかりと定義しなければなりません。
そうでないと、傾聴力とは何の力かもわからないし、
傾聴トレーニングは何をすればいいかもわからない。
漫然とロールプレイをやっても力は一切つきません。
傾聴とは何かを正しく理解できているかたこそ、
正しいトレーニングができます。
続きは動画でもう少し説明します。
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