【共感的理解】の伝え方の秘密 | カウンセリング起業と傾聴力の「臨床カウンセラー養成塾」

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共感的理解の伝え方の秘密を解説

【共感的理解】とはカウンセラーとクライエントが

同じことをわかちあえていることです。

 

主にクライエントの経験、感覚、考えていること、感じていること、感情などを

出来る限りリアルに、正確に共有できている状態を指します。

 

互いに分かち合う秘訣は伝え方、つまりカウンセラーの応答にあります。

 

そのあたり、この記事で解説します。

 

 

共感的理解が出来ている?その確認(チェック)方法

「相手の気持ちになかなか共感できません」

 

 

 

ロールプレイなどで学習している人からは

共感的理解がなかなか出来ないという訴えが多い。

 

クライエントの気持ちになかなか共感できない。

 

どうしてもしっかり寄り添うことができないというのです。

 

 

 

しかしそもそも、共感できたかどうかって

どうやったらわかるのだと思いますか?

 

自分が相手に共感できたかどうかは

どのようにすれば確認できるのでしょう。

 

先ず、それには「共感的理解」とは何かを

改めて知っておく必要があります。

※ほとんどの人がわかったつもりでわかってません。

 

 

「共感的理解」とはわかちあいの実感

共感的理解とはクライエントの様々なことを共有することです。

 

クライエントが訴えること、気持ち、感覚、経験的な実感などですね。

 

これらをカウンセラーができるだけ正確に、

リアルに共有できていること。

 

 

 

別な言い方をすれば、共感的理解とは「わかちあい」です。

 

カウンセラーがクライエントの伝えようとしていることを

出来る限りわかちあえていることですね。

 

 

 

それには共有できているか、わかちあえているか。

 

これを互いに確認する必要がでてきます。

 

互いが「わかちあえている」と実感できた時、

そこに共感的理解が成立するからです。

 

 

では、その確認はどのような手段で行うのでしょうか。

 

 

共感的理解の確認はカウンセラーの応答で行う

答えは「言葉」です。

 

そう、カウンセラーの応答なんですね。

 

でもそれは「大変ですね」「辛いですね」という

薄っぺらい言葉を並べることではありません。

 

 

 

では感情をできるだけ移入して言えばいいかというと

それもピンとがずれた答えです。

 

クライエントの感情表現の言葉を切り取って

すぐに繰り返せと、どんでもないことを教えている団体もありますね。

 

これも全くの間違いです。

 

 

 

でもやっぱり、共感的理解の要は「言葉」なんです。

 

では、どういう言葉なのか?

 

 

どんな応答が共感的理解になるのか

それは、相手が理解してもらえたと

心から思う言葉や表現、そして応答です。

 

 

 

カウンセラーの言葉に対してクライエントが

「まさにそうだ」と反応するような言葉。

 

思わず「そう、その通りなんですよ」と

反応したくなるような言葉。

 

そういう言葉や表現、そして応答を

いかに投げ返せるかにかかってるんです。

 

 

【動画解説】応答の仕方を例文で具体的に解説しています。

 

 

 

実力あるカウンセラーの応答はここが違う

共感能力の高いカウンセラーは、ここが上手い。

 

絶妙な言葉、表現、応答をします。

 

カウンセラーの応答技術のレベルは

ここに凝縮されてくるといえます。

 

 

 

ですから、そうした応答が投げ返せるような

そういう技術、センス、そして反射神経を磨きましょう。

 

これらが磨かれる学習やトレーニングをしましょう。

 

さらにこちらの記事も参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

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