過剰なストロークは身を滅ぼす | カウンセリング技術・超絶革新!使えない心理学を使えるようにするブログ

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カウンセリング技術講師の高梨智士です。


クライアントの中には
カウンセラーにストローク
求めて来られる人もいますよね。

ストロークとは
「あなたを認めていますよ」
ということを伝える言葉なり態度のこと

愛のある振る舞いのことですね。


認めてもらえたら
嬉しいじゃないですか。

誰もが皆、その人なりの痛みを抱え
その人なりに全力を出しているもの。

たとえ今は結果が出ていなかったとしても。


カウンセラーとしてクライアントに
接するときでも、ストロークは
外せないわけです。

具体的には、
「うんうん」と話を聞いたり、
表情や姿勢や声のトーンで
相手がとってほしいリアクションを
非言語でする。

そうすることでクライアントの
ほとんどは「受け入れられている」
という印象を持ちます。

受け入れてくれる人の言葉を
人は聞きますよね。


が…

ストロークはやり過ぎない方がいい

カウンセリングにおいて
過剰なストロークは問題解決を
遠ざけます。


例えば言葉でストロークを与える。

「頑張ったんですね」とか
「お辛かったんですね」

一言二言ならさして悪くはないかも
しれない。

まだこれでは過剰とは言えないでしょう。

が、そのあと

「そうやって頑張っていたら、
いつかいいことがありますよ。
わたしが一緒にいますから安心して
くださいね」とか

「そんなことがあったら誰でも
辛いですよ。
私なら潰れてますよ」とか伝えると、
過剰。


過剰なストロークがなぜ問題解決を
妨げるのか?

いくつか理由があります。


1.「自分の考えはもっともだ」と
受け取ってしまい、こちらの意見が
通りづらくなる

過剰なストロークは、ネガティブな
思い込みを深めます。

相手の心を変えようとしたときに
そこに戻りやすくなるわけです。


2.ネガティブな方に話がいきやすくなる

ストロークがほしい人に必要以上の
ストロークを与えると、もっと欲しく
なってしまいます。

その結果、「ネガティブなことを
言えばまた慰めてくれる」と
感じてしまい、話が後ろ向きに
なりやすくなります。


3.依存になりやすい

「この人のところに来れば
心を満たしてくれる」と認識されると
依存されることになります。

依存の多くは問題を解決せずに
対症療法的にセッションした結果
だったりもします。

さらに、本人が本当に変わりたいと
思ったとき、他のカウンセラーを
探すことになり、もう来てくれなく
なるでしょう。


カウンセリングの目的は
クライアントから愛されることでは
ありませんよね。

あくまでも、
クライアントの問題解決のために
あります。

ストロークも問題解決のための
手段のひとつであって、
それ自体が目的になるのは
避けたいものですね。


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