カウンセリング技術講師の高梨智士です。
クライアントの言葉は
ツッコミどころ満載。
ですが、ツッコムべきことに
ツッコまないと、思わぬ大失敗を
してしまうことがありますね。
また、ツッコムべきでないことに
ツッコんでしまうと
これまた痛手を被ることになります、
クライアントが。
ここでいうツッコミとは
質問のポイントのこと。
質問のポイントを間違えると
セッションの使命が果たせなくなる
ときが多いのです。
ずいぶん昔ですが、あるとき
こんな悩みを持つ人が来られました。
「会社でパワハラを受けていまして…
転職しようと考えているんですが、
どうしたものかな、って…」
今の私でしたら
「これからどうなるのがあなたにとって
ベストですか?」
とツッコムでしょうが…
そのときは未熟だったもので
「どんなパワハラですか?」
とツッコんでしまった。
ク「もう、本当に幼稚で…
私に仕事を回してくれなかったり
必要以上に怒ったり…
私だけなんですよね、ターゲットは」
さらに、余計なツッコミをしてしまった…
私「他の人とあなたと、どう違うんですか?」
ク「…分からないんですよね…
別に反抗したりとかはしていないんですけどね…
気に入らないんですかね」
そして、究極に要らないツッコミ。
私「他の人からのあなたの評価は
どうなんですか?」
ク「…芳しくないですね…
やっぱり、私が仕事できないのが
原因なんでしょうね…」
追い打ち。
私「じゃあ、仕事ができるようになれば
パワハラを受けなくて済むわけですね?」
ク「そうなんですかね…
確かに、他の人はバリバリやってるし…」
で、無理矢理な誘導。
私「仕事が思うようにできなかったり
ヤル気が出なかったりするのは
あなたのインナーチャイルドが
原因なんですよ。
これから催眠をやって
インナーチャイルドと対面するように
やりますから、目を閉じて…」
…こんなのがうまくいくはずがなく。
が、クライアントは泣いている…
あぁ…
なんだか、とっても申し訳ない…
これではカウンセリングではなく、
イジメですね。
相手が悪くなるように仕向けているとしか
思えない。
が、当時の私はこれで
「相手が気づいた!」
とか、笑っちゃうようなことを
考えていたわけです。
泣いてたから。
でもこれ、悔しさとか不甲斐なさの
涙ですよね…
相手にネガティブなフィーリングを
感じさせるのは、なんらかの
戦略があってやる分にはまだしも。
それを気づかずにやっていたら…
ツッコミどころ、気をつけたいですね。
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