痛み | 本日も曇天雨天なり。こちら北国雨林地帯。

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隙あらば夢中で遊ぶカナダでの生活をつづります。

朝7時20分には登録を済ませて外科医のセカンドオピニオンをもらうための列の先頭に座っていた。
 
セカンドオピニオンをもらうためだけの予約で、ハンドセラピストも一緒に立ち会ってくれた。最初に三つの質問をされた。
1.痛みはないか?
2.手を使うのに不自由はないか?
3.普段の生活に支障や不自由はないか?
長女の答えは全てにおいてNoだった。
 
普段痛みはなく、横から何か当たっても痛くないし、指を突いたりしなければ痛くない。
動かないことに慣れて、普通に手は使っている。勉強やスポーツなどのアクティビティは支障なく出来ている。
曲がらないので時々どこかに引っかかることはあるが、それ以外では特に不自由はない。
 
他にも色々質問されて、ドクターのオピニオンは、
 
「私なら手術はしないほうがいいと判断します」
 
使えないにしても、関節がある。人工関節を入れるということはその骨を永久に取り出してしまうということであり、人工関節は壊れやすい。今、日常生活に支障をきたしていなくて、普通にアクティビティも出来る。その状態にメスを入れることで、恒久的な痛みが生じたら元も子もない。手術をしたところで関節は二度と元通りに曲がらない。切って出してしまったら、骨は二度と戻らない。骨が無いうえに人工関節を入れることでさらにダメージを加えて痛みなどで使えなくなったら、指を失う。本人は自分の今の状態を受け入れており、支障なく生活を送れている。痛みもない。今現在の状態で健康な指をこれ以上悪くしないためにも、消極的な選択肢でも、それが最良だと判断する。
 
自分の判断はそうであるが、業界で一番腕の良い医者に一応紹介を出してあげる。他の専門家の考えも聞きたいでしょう?
 
ということでした。
 
骨を無くさないでいられる。
別の選択肢がある。
 
親にはどんな小さなかけらでも、子供の体からなくさなければならないのは自分の身を切るより辛い。常に常に、闇の先を見ようとしている気持ち。曲がらなくても良いとする、という選択は小さな灯りが闇の向こうに見えたような感じで、帰り道に運転しながら涙をこらえるので精いっぱいだった。
 
気を取り直して、午後からは二年ぶり?の

あいにく曇り空で、時々雪がざーざー(ふわふわの雪じゃなくてビシバシ当たると痛いタイプ)降るお天気。
 
長女が面白いつららを発見。
 
夕方は金曜日のイベントでS'mores(マシュマロをあぶってチョコレート一緒にグラハムクラッカーにはさむ)があり
雪粒が吹き付けるので縮こまっています
夜10時くらいに帰宅しました。
 
自分の体がどのくらい耐えられるか不安でしたが、何とか大丈夫で、子供たちもそれほど下手になっておらず、長女は後ろ向きに滑る練習をしていました。次女が一番多く回数を滑り、次が私、「膝が痛い、帰りたい」とぴいぴい言い出して途中しばらく抜けていた長女が一番少なかったのでした。
 
昨日はトランポリン、今日はスキー、こりゃ、体中痛くなるな。