2024年6月23日
この日は朝から雨模様でした。
矢田寺へ紫陽花鑑賞に行く予定をしていましたが、急遽予定を変更します。
電車とバスを乗り継いでやってきたのは、かの有名な法隆寺です。
法隆寺にある西円堂のお薬師さまは、耳病によく効くといわれているので、護摩木奉納するためにやってきました。
法隆寺西院伽藍の入口である飛鳥時代に作られた国宝の中門です。
正面が四間二戸と入口が二つある形が特徴で、壮麗な飛鳥時代の様式となっています。
中門仁王像は、奈良時代(711年)の塑造金剛力士立像で重要文化財に指定されています。
像高は阿形が、379.9センチ、吽形が、378.5センチ だそうです。
向かって右に朱色の阿形像、左に黒色の吽形像が、睨みを効かせています。
法隆寺の境内も広いです。
西円堂へ行くには、中門前を左に折れて進み、つき当たりを右に折れて奥へ進みます。
嬉しいことに今は雨が止んでいます。
あり階段を登った所にある八角の建物が西円堂みたいですね。
西円堂の手水舎です。
西円堂内中央の薬師如来像を取り囲むように十二神将像が、
また東面には千手観音像、北面には不動明王像が安置されているようです。
西円堂のお薬師さまに参拝していたら、お寺の方からお声がけいただきました。
「今から10時の鐘を撞きに行くので、10分程お待ちいただけますか」
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」みなさんご存じの正岡子規の俳句ですね。
その、正岡子規の聞いたであろう鐘の音が、今鳴ろうとしています。
法隆寺の五重塔を眺めながら、鐘の音が響くのを聴いていました。
法隆寺の鐘を聴くことが出来る調度良いタイミングで訪れたようですね。
耳のお守りとして、御利益があるのが「西円堂 峯薬師御守」 です。
可愛い巾着型のお守りで、たなびく雲が青く刺繍されています。
西円堂薬師如来様の仏前にて御祈祷されたお守りです。
知人の耳が良くなりますように、護摩木奉納させてもらいました。
護摩木奉納したものは、月例護摩祈願法要として28日に法隆寺護摩堂で厳修されるそうです。
あっ、バスの時間だ、バス停まで走れ!!!
法隆寺前のバス停にはすでにバスが止まっていて、走ってくる私たちを見て待っていてくれたようでした。
王寺駅前のバス停で下車したら、近鉄生駒線に乗り換えます。
プラットホームでアイスの自販機を見つけたので買いました。
だって、メッチャ走ったからね、体が熱くて冷たいものが食べたかったんです。
アイスを食べ終えた頃、電車の出発時間になりました。
生駒駅で乗り換えて、鶴橋か難波へ行くつもりです。