2024年5月23日
仙台空港からレンタカーを借りて蔵王のお釜にやってきました。
刈田峯神社奥宮へ参拝した後、お釜の観光をしたいと思います。
蔵王ハイラインの駐車場かかお釜までは、散策路が設けられていて、歩いて3分ほどで見に行けます。
辺りには木々も無く、植物は地面に這うように生えています。
お釜に近づくにつれて岩や石が多くなってきて、滑らないように注意しながら進みました。
誰かが積んだ石なのでしょう。
お釜の周辺には、まだ雪が残っているところもありました。
お釜の所には規制の杭が打たれていて、その内側は立ち入り禁止になっています。
数年前にも転落事故で亡くなった方がいるお釜です
魚も住めないような強酸性のお釜ですから落ちたら大変です。
柵沿いを歩いて移動したいと思います。
お釜を見る角度により雰囲気が違って見えますね。
火山灰が堆積してできている様子もちゃんとわかります。
お釜は、蔵王の刈田岳、熊野岳、五色岳の三峰に抱かれた円型の火口湖です。
エメラルドグリーンの水面と荒々しい火口壁により神秘的な雰囲気が感じられます。
今までに26回の噴火を繰返しており直近では明治28年の噴火が最後です。
お釜の深さは28m程あるようですが、水温は表面から10数mで摂氏2度まで下がり、
それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層となっているそうです。
世界でも例をみない珍しい湖なのだとか。
この先まだまだ尾根の道が続いています。
でも今日は、車で登頂しているので、尾根の道を駐車場の方へ引き返します。
聞くところによると、お釜周辺は霧が出たり、小雨が降ったり、強風だったりして、寒いことも多いそうです。
でも、この日ばかりは提要の光が差し込み風も穏やかで、とても良いお釜の観光日和となりました。
これから蔵王エコーライン経由で蔵王温泉街に向かいます。
宿の到着は17時頃の予定です。
つづく