2023年6月4日
大雨の影響で、3日の奈良井のウォーキングも中止だったし、4日の飯田のウォーキングも中止でした。
線路に土砂が流れ込んだら中止もやむをえませんね。
どこへ出かけようかと想いを巡らせていたら・・・・・・・・、
少し前の中川辺のさわやかウォーキングの時に、岐阜のグランドキャニオンが見られることを知ったのです。
今日は、岐阜のグランドキャニオンが一望できる、遠見山へ登ってみたいと思います。
近くに無料の平和錦酒造前町営駐車場があるのでそこへ車を停めて歩きます。
「平和錦酒造」を正面に見て右側へ歩くと「うな勝」さんのお店の前に来ます。
遠見山の登山口は、うな勝さんの駐車場の奥になります。
遠見山登山口の幟や木札があるのでその方向へ・・・・・・
小径に沿って山の方へ向かいましょう。
椎茸の原木が並んでいました。
小さなトンネルが遠見山登山道への入り口です。
トンネルには、右から左へ「前島狭梁」と書かれてます。
JR高山線の下麻生~上麻生間の開業は大正13年3月20日ですから、
まだ右から左に読む横書きが使われている時代ですね。
大正時代のトンネルを潜ります、小さなトンネルですが、声が良く響きます。
トンネルをくぐったら、JR高山本線が見えました。
いつも、青春18きっぷで富山旅をする時にお世話になっている路線です。
最近は、特急ワイドビューひだがモデルチェンジして、ハイブリッド車両「HC85系」になりました。
通り過ぎる姿が見られれば良かったのですが・・・・・・
残念ながら、特急はおろか普通列車にも遭遇しませんでした。
気をつけてのぼってね⇒ はいっ!!
登山道は、細い山道ですが整備されています。
ステップがあるので道に迷うことは無いですね。
しばらく登ると「壱の笑」の立て札がありました。
ベンチもあるし、膝が笑うといけないから休憩していきましょうか。
石にペイントされたお地蔵さまが「急がずあせらず一歩一歩」と言っています。
まだ膝が笑うことはないので、もう一つ先で休みましょうね。
段々と道が険しくなってきましたが、滑りやすい所にはロープがあるので助かります。
幽霊草・・・・・・・わかりませんでした。
後で調べたら、こんな形の銀竜草の事みたいです。
(画像はサカタのタネのサイトからお借りしています)
知っていたら見つけられたかもしれませんが、緑だと思っていたので見逃しました。
「弐の笑」にやってきました。
ここで休憩しようかと思ったら、ここにはベンチがありませんでした。
仕方がなく、休憩なしで進みます。
あと半分ですか、ここらで少し休憩します。
「参の笑」までやってきました。
このあと、いくつの笑いがあるのでしょうか。
立て札が又ありました、「四の笑」かと思ったら・・・・・
「がんばったね もうすぐだよ」
何がもうすぐかわかりませんが、元気が出ることには間違いなしの木札でした。
その先は、丁字路になっていて
左は「見晴らし岩」、右は「城池、秋葉神社」と書かれていて、
右へ行くと、遠見山の頂上に行けるみたいです。
グランドキャニオンが見たいので・・・・・・・左の「見晴らし岩」方面へ進みます。
途中に分岐点があり、雨天の滝へ行けるようでした。
私は来た道を戻って下山しましたが、雨天の滝方面からの方が下山しやすいそうです。
小高い所へ到達です、ここからの眺めは・・・・・・木々が茂っていて全く見えませんね。
ひかげつつじがある所を少し下ります。
だんだんと視界が開けてきて・・・・・・・
飛騨川と下麻生の町が一望できるポイントです。
雄大な美しい自然とグリーンに光る飛騨川の流れに癒されます。
崖っぷち迄は怖いので行けませんでしたが、出来るだけせり出して撮ったのが下の写真です。
飛騨川の流れが大きく蛇行していて、これがグランドキャニオンの蛇行に似ているらしい。
誰が名付けたのか「岐阜のグランドキャニオン」と言われる所以です。
岩があったので登ってみました、スリリングな展望スポットですよ。
岩の向こうは、多分切り立った崖だと思います。(怖いので確認できていません)
眼下には、車を停めた平和錦酒造前町営駐車場も良く見えます、
ところで、グランドキャニオンですが、私は行ったことが無いので、似ているかどうかわかりません。
ネットのフリー写真画像で「グランドキャニオン ホースシューベンド」を検索してみたら、上の写真が見つかりました。
う~ん、確かに蛇行しているのはわかりますが・・・・・、
本物は茶色で岐阜のは緑です、緑のグランドキャニオンというべきかな!!
比較すると全然違って見えますが、でも、どちらも素晴しい眺めであることは一目瞭然ですね。
登山愛好家に広がっているサービス「YAMAP」の口コミに、遠見山の山頂からの景色が「グランドキャニオンのホースシューベンドに似ている」とコメントが複数あったことから、役場の担当者が「岐阜のグランドキャニオン」として発信を始めてから人気に火が付いたようです。
標高272mの遠見山は岩肌が剥き出しになった岩山で、低山にもかかわらず、眺めが素晴らしいのが魅力だと思います。