日本三景 松島 福浦島 へ | cotsplaceのブログ

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2023年5月26日

 

日本三景 松島観光 の続きになります。

 

五大堂に参拝させてもらった後は、その先にある少し大きな島「福浦島」へ行って見ましょう。

福浦島は景勝地松島の真只中にあり、随所で松島のきれいな眺望を楽しむことができるようです。

 

 

海岸沿いの遊歩道を歩いて、福浦島の入り口にやってきました。

 

 

ここで200円の福浦橋の通行料を支払います。

 

 

「福浦橋」は、歩道専用の朱塗りの橋で、素敵な出会いが訪れる「出会い橋」とも言われているそうです。

 

 

松島海岸の東に浮かぶ面積約6ヘクタールの小さな島で、県立自然公園になっています。

福浦島は小さな島ですが、松島の島々の中では比較的大きな島になります。

 

 

福浦島には、アカマツ、スギ、モミ、ツバキ、カエデ、竹などの植物が自生していて、

四季折々の草花や松島湾を眺めながら散策が楽しめます。

 

 

それでは、福浦橋へレッツゴー!!!

 

 

橋の長さは全長252mで、写真を撮ったりしながらのんびり歩いても、10分もかからずに福浦島へ渡れます。

 

 

天気が曇りなので、写真写りが悪いのはご容赦を。

 

 

さっきまでいた五大堂や、松島遊覧船も見ることが出来ました。

 

 

松島遊覧船の乗り場はあちらこちらにあるようで、福浦橋近くの遊覧船は小型の船舶でした。

 

 

福浦島が近づいてきました。

 

 

島が海の荒波で浸食されて、面白い形になっています。

 

 

そして、島には松の木がとても多いんですね、だから地名を松島というのかな。

 

 

島の波打ち際には・・・・・・

 

 

小さな貝が密集しています。小さな牡蠣のような形をしていましたよ。

 

 

汽笛と共に、観光船が行き交います。

 

 

福浦島に上陸したら、島の散策を開始します。

 

 

貰ったマップを参考に、島を歩いて一周してみたいと思います。

 

 

福浦島も松の木が多いですが、ほかの樹木もたくさんありますね。

 

 

いきなり、坂道を上がって階段を進みます。

 

 

小高い場所からは、さっき渡ってきた福浦橋が良く見えます。

 

 

茶店もあって、休憩も出来るようになってます。

 

 

茶店の前には植物が檻に囲まれていました。

石斛という名前の植物で、ちょうど花が咲いていました。

 

 

石斛(セッコク)とは・・・・・・・

東北地方南部以南の山地や岩場に見られる岩の上や大木に着生する着生ランだそうです。

 


節のある細い棒のようなバルブを何本も束ね、細い根でしっかりと木や岩に着生し、

晩春から初夏に白や淡い桃色の花を咲かせます。

 

 

茶店には、あまざけ、冷やしあまざけ、ぜんざい、ひやしあめ、ソフトクリームが売られています。

 

 

まだ、福浦島に来たばかりなので、今はパスして、後でお茶することにしました。

 

 

伊達家ゆかりの名所「弁天堂(弁財天)」へ向かいます。

弁天堂があるのは、島の南西端にある高台です。

ここは、「引通島」や「焼島」を臨めるビュースポットでもあります。

 

 

弁天堂には福浦弁財天が祀られていますが、なぜ福浦島に弁財天が祀られているのでしょうか?

 

 

江戸時代の事ですが、仙台藩藩主・伊達政宗公が現在の「ホテル壮観」敷地内にお塩場(高城塩田)を経営するため、

元々その地にあった若草神社と弁財天を合祀させたのがはじまりです。

 

 

当時は磯崎弁天と呼ばれ、塩田の守り尊として崇められていたそうです。

 

 

昭和10年代に入ると、松島は水族館やホテルの建設など観光化が進んでいきます。

世の情勢を考慮し、磯崎弁天は瑞巌寺の126世 盤龍和尚によって福浦島へと移されたのです。

 

 

観光開発により塩田は埋め立てられ、昭和32年には大浴場を目玉とする「松島温泉ヘルスセンター」や

「松島タワー」という展望スポットが建設されていきました。 

(現在は解体されてありません)

 

 

写真付きの解説パネルと実際の島々を見比べて・・・・・・

 

 

島に生えているのは、松の木が多いんですよね~

 

 

さすが松島といわれるだけありますね。

 

 

松島の遊覧船もたくさん走ってますよ。

 

 

パネルと比較するとこんな感じです。

 

 

晴れていればもっと良い景色なのに曇天なのが残念です

 

 

でも、散策するには日差しがない分、暑くないので快適でした。

 

 

先に進みます。

 

 

 

四阿(あづまや)がありました。

 

 

四方に屋根がふき下ろされた建物だから「四阿」と書くようです。

 

 

展望が望める場所のようでしたが、木々が多くてあまり見晴らしがよくありませんでした。

 

 

拡大してこんな感じです。

 

 

そして、島の最南端の「見晴台」へ・・・・・。

 

 

弁天堂とほぼ対角線上に位置する島内一のビュースポットになります。

 

 

高台となっている多角形の木製デッキからは、左手に龍のような形をした「九ノ島」、

正面には「焼島」「引通島」が眺望できます。

 

 

松の葉越しに眺める松島の景色も、松島らしくでいいと思います。

 

 

見晴らし台から四阿まで戻りました。

四阿の横から緩やかな斜面伝いに海岸へ降りていく道があったので行って見ました。

 

 

誰もいない海岸は波の音さえも聞こえないほど静かです。

 

 

高台から見る眺めとは違った趣がありました。

 

 

向こうの島まで歩いて渡れそうな感覚に陥ります。

 

 

足元では小さな命を沢山確認できました。

 

 

崖が削られているということは、この辺りまで波が来ることもあるのかな。

 

 

この先もまだまだ散策できそうだけど・・・・・

 

 

潮が満ちてきて帰れなくなると大変です。
 

 

潮が満ちてこないうちに島の上に戻りましょうね。

 

 

福浦島の散策ルートに戻って歩きます。

 

 

眼下には先ほど歩いた浜辺が見えてます。

 

 

ということは、海岸で見た崖の上を歩いているのですね。

 

 

歩道は、フカフカとしていて歩くのに優しいです。

 

 

「ウッドファイバー舗装宮城」というものらしいです。

 

 

天神崎に辿り着きました

 

 

天神崎から見えるのは、本土の松島東海岸と松島温泉のホテル群ですね。

 

 

天神崎を引き返し、多目的広場へ向かいます。

 

 

突然、視界が大きく開いたと思ったら多目的広場に到着しました。

 

 

多目的広場は弁天堂と福浦島茶屋の間に位置している、大きくひらけた芝生広場です。

 

 

所々にベンチもあって、休憩が出来るようになっています。

 

 

福浦島のまこまこ花壇に飾られていたのは・・・・・・

 

 

一枚の紙から作った折り紙の作品でした

 

 

一枚の紙を追って作ったとは思えない歩と背の力作です。

 

 

色も付いていたのでしょうか、風雨にさらされて白くなっていましたよ。

 

 

花壇の花達よりも、折り紙の方が目立ちます。

 

 

 

昆虫たちも作られていました

 

 

イワトビペンギンの行列も・・・・・・

 

 

蟹さんも精巧に作られています。

 

 

ペガサスも・・・・・・

 

 

ティラノサウルスも・・・・・・

 

 

素晴らしい作品ですが、雨に打たれて傷んでいます。

屋内展示ならばもっと良かったと思います。

 

 

ここから一旦、休憩所へ戻り、かやの岬を目指したいと思います。

 

 

福浦橋を眼下に見られただけで、かやの岬には特筆するものはありませんでした。

 

 

異常が福浦島を歩いて廻った全貌になります。

 

曇り空で写真写りはイマイチでしたが、雨が降らなかったのは幸いでした。

日差しが無くて暑くなかったので散策するにはちょうど良かったと思います

 

 

松島観光協会のサイト 福浦島