三年ぶりの「車山行事」ユネスコ無形文化遺産の犬山祭に行ってきました | cotsplaceのブログ

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2022年4月2日 土曜日

 

愛知県犬山市で犬山祭が始まりました。

1635年から続く犬山祭は、華やかな「車山」が犬山城の城下町を巡る「車山行事」が特徴で、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。

しかし新型感染症の影響で一昨年と去年は神事のみの催しとなっていて、「車山行事」は行われませんでした。

今年、「車山行事」が開催されますので三年ぶりということになります。

 

 

健康のため、家から歩いてくるつもりでしたが、

冬用タイヤから夏用タイヤに交換するのに時間がかかり、遅くなってしまったので名鉄電車を利用しました。

 

 

今年は祭り文化の継承が目的で「車山」の運行範囲を狭めるなど規模を縮小しているそうです。

 

 

それでも、町内の至る所で「車山」(やま)を見ることができました。

 

 

江戸時代から続く犬山の祭りは、全ての車山(13輌)に仕掛けが見事な「からくり人形」を備えています。

からくり人形を披露して針綱神社に奉納します

 

 

祭礼に曳山を巡行する祭りは全国各地にあり、それぞれの土地で「鉾」「山車」「屋台」「車楽」などと呼ばれますが、

犬山では、「車山」と書いて「やま」と言います。

 

 

大人も子供も、この日が来るのを楽しみにしていました。

三年ぶりの開催はとても嬉しく思います。

 

 

 

「車山」は、三層になっていて、一番上に楽曲に合わせて舞をみせるからくり人形があります。

 

 

一番下の段には、お囃子を奏でる子供たちが乗り込んでいます。

 

 

どの「車山」も絢爛豪華なつくりになっていて楽しませてくれますね。

 

 

城下町の通りに近づくにつれ人が多くなってきました。

 

 

今年は、屋台のお店は出店していないそうなので、狭い道が通りやすくなっているようです。

 

 

路地を覗くと別の「車山」が見えたりします。

 

 

城下町のメイン通りに出てきました。

 

 

やはりたくさんの人が来ていますね。

 

 

でも、三年前の犬山祭りよりは少ないと思いました。

 

 

桜の花越しに犬山城も見えてます。

 

 

ちょうど満開の桜が、犬山祭りに華を添えてくれてます。

 

 

なに・・・・犬山忍術道場・・・・土日祝のみ催されるのかな。

 

 

犬山城下にあるのが針綱神社です。

 

 

国指定無形民俗文化財の犬山祭は針綱神社の祭礼なのです。

 

 

針綱神社から、木曽川に向けて歩きます。

 

 

木曽川沿いの旧犬山ホテルがあった敷地には、ホテルインディゴ犬山有楽苑がありました。

3月に開業したばかりのブティックホテルという新しいジャンルのホテルです。

 

 

新しいホテルのロビーでお茶でもしようかと思っていたら・・・・

 

 

ここには喫茶が無いのだそうです、残念!!

 

 

 

それならば有楽苑でお茶をしようかと・・・・

 

 

なんだか人が多そうなので諦めました。

 

 

 

ホテルインディゴ犬山有楽苑の反対側の入り口から抜けて、犬山城下町へ戻ります。

 

 

城下町の通りを通り抜けて、昭和横丁にやってきたら・・・

 

 

ちょうど「車山」が90度の方向転換をしている所でした。

 

 

重さ3トン程の車山の方向転換です。

ぎしぎしと木のきしむ音に子供たちのお囃子の音色、お祭りの醍醐味を見させてもらいました。

 

 

さてと、ここから歩いて我が家まで戻ります。

 

 

犬山口駅方面へ進むと、ここにも「車山」が停車していました。

 

 

人が上がっていますが、からくりの調整でしょうか。

 

 

犬山には13輌もの車山があるので、少し歩けば別の車山と出会います。

 

 

車山に乗り込んでいる子供たちの衣装も素敵ですね。

 

 

いつもは、犬山城下に集合するのですが、今回は分散しているそうです。

 

 

聞くところによると明日3日の午前中に犬山城下に集まるそうです。

 

 

犬山が華やかになる春の祭典「犬山祭り」、3年ぶりに開催され本当に良かったと思いました。

 

 

昨日(2日)は「試楽祭」で、今日(3日)が「本楽祭」になります。
3日は「からくり人形」の奉納も行われる予定です。

 

犬山保存会のホームページ