外出を自粛しているので過去の旅から、旅してよかった場所をアップしています。
これは、2017年9月10日の台湾旅の記事になります。
2017年9月10日
台北から列車を乗り継ぎ、十分駅に到着しました。 記念写真をとっておきましょう。
ホームとホームの間は、高架橋じゃなくて、線路を渡ります。
ノスタルジックな昭和の風景のようでした。
線路脇の商店の看板は、日本語やハングル語も見られます。
ランタン(天燈)売り場です。 いろんな色がありますね。
ランタンの色によって叶う願いが変わるそうです。
赤色-健康運 黄色-金運 藍色-事業運
紫色-学業運 白色ー明光運 橙色-愛情運
緑色-順調運 さくら色-幸福運 桃色-人気運
一色のランタンは150元、色を組み合わせたものは200元でした。
購入したランタンは、お店の人がハンガーラックに洗濯ばさみなどでセッティングしてくれます。
置いてある筆に墨を付けて願い事を書いていきます。
くるよ~くるよ~くるよ~
「今いくよ・くるよ」の、くるよさんが居るのかと辺りを見回すと・・・・
列車がやってきたのです。
くるよ~って日本語じゃん!!!
書いているすぐ横を列車が通過していきます。
表裏の二面を書き終えると、店のおじさんが、ランタンの向きを変えてくれます。
書いてない面を書いていきます。
そして、書き終わると線路の上へ・・・・・十分駅のホームが後ろに見えてます。
線路の真ん中で気兼ねなくランタンを上げるのです。
こんな体験は日本じゃ絶対にできませんね。
お店のおじさんは、4面全ての写真撮影をしてくれました
そして、火を灯してカウントダウンです。
5・4・3・2・1・GO!!
ランタンの中には針金が交差していて、そこに火種がつけられるとランタンがどんどん膨らみます。
ここが一番のクライマックスですね。
ランタンは意外と早く空へ向けて舞い上がっていきました。
わぁ~い、どんどん上がれ~
スーッと音もたてずに舞い上がっていくのです。
あちらからも、こちらからも、ランタンが上がっていきますね。
大きいランタンですが、ずいぶん小さく見えてます。
ランタンは何処まで飛んでいくのでしょうか。
どれが自分のランタンか、判らなくなってしまいました。
台湾の方でしょうか、
漢字でびっしりと願い事が書かれています。
皆さんが、堂々と線路の上でランタンを上げたり、写真を撮ったりしていますが、本当は、ここは通行禁止になっております。
看板によると、一万元以上、五万元以下の罰金が課せられますね。
名ばかりの罰金のようで、線路上には大勢が繰り出してます。
くるよ~くるよ~くるよ~
ガーと言うエンジン音を立てながら列車が通過していきます。
台湾って、十分って、凄いな~、楽しいな~。