「岡田景観」街並み散策で「慈雲寺」へ | cotsplaceのブログ

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2020年2月23日

 

「岡田景観」街並み散策の続きです。

 

県道252号線大府常滑線の太郎坊の交差点までやってきました。

T字交差点の所にあるのが、慈雲寺の参道入口になります。

 

 

慈雲寺は、臨済宗、京都妙心寺末派のお寺です。

観応元年(1350年)一色範光の創建にして夢窓疎石(夢窓国師)の開山なのだそうです。

知多四国八十八か所七十二番札所なのだそうです。

 

 

参道の石段から誠橋を渡ります。

 

 

ここに流れている小川が、岡田地区唯一の川なのだとか。

 

 

慈雲寺の山門を裏側から見ています。

山門のある部分を見ればお寺の格がわかるそうです。

名前を忘れてしまいましたが、横の木が三本あるので格式が高いのだとか。

 

 

寄棟瓦葺平入の前面に庇が設けられている所が大師堂です。

 

 

いわゆる弘法様ですね。

 

 

こちらは、観音堂になります。

江戸時代までは、本堂として使われていたそうです。

 

 

お参りをさせて頂きましょう。

 

 

おん ばざらたらま きりく そわか

 

 

こちらは、見事な大伽藍地の本堂です。

 

 

慈雲寺を右から書いてありますね。

 

 

境内に植えられている大王松です。

マツ属の中でもっとも長い葉を持つのでこの名がついたそうです。
 

 

とても大きな「松ぼっくり」が付いています。

マツカサは、長さ15~25cmにもなる、超ビッグサイズなのですよ。

 

 

葉は3本づつ出る三葉松であり、葉の長さは老木で20~25cm、若木では40~60cmにもなるのだとか。
 

 

境内の一角に、吹き替えられた鬼瓦が鎮座してました。

鬼瓦の印(ハートマーク=猪目)が付いているのが判りますよね。

 

そして真ん中には「三つ扇」の寺紋が・・・・

1655年の大規模火災の後、1660年に寺尾土佐守直龍が虎渓元長和尚を住職として寺を再建したことにより、

寺尾家の家紋が入れられてます。

 

 

こちらは、小ぶりな鬼瓦です。 

よく見てみると、やっぱりハートマークがありますよね。

 

 

下の写真には、ハートマークがありません。

なので、鬼瓦じゃなくて飾り瓦ですね。

 

 

鐘撞堂の鐘も戦時中の金属類回収令により供出されてしまったのだとか。

戦後、再建された鐘なのだそうです。

 

 

向こうに見えるのは勅使門です。

古くは天皇や勅使の来山の折に限って開かれる門なのだそうです。

 

 

勅使門があるお寺は、格式が高いのでしょうね。

 

 

こちらの松は、テーダ松と言うそうです。

松ぼっくりがびっしり付いてますが、松かさは細長く熟すと淡い黄褐色に変化しますが、熟しても脱落しないそうです。

 

 

慈雲寺を後にして、川縁を歩いて進みます。

 

 

古民家カフェの「Cafe Novatann」にやってきました。

 

 

数年前に、ランチを頂いた古民家カフェですね。

残念なことに、この日はお休みでした。

 

その時のブログはこちらです
岡田の古民家カフェで、まったりと昼食を・・・

 

 

 

つづく