平等院を管理する、最勝院と浄土院のふたつの塔頭寺院 | cotsplaceのブログ

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2020年1月3日

 

宇治の平等院の鳳凰堂の内部拝観の券をゲットしたら、

時間まであたりを散策します。

 

 

こちらは重要文化財の観音堂です、鎌倉時代前期に建てらたようです。

 

 

垂木を地円飛角の二軒として、天平(8世紀中頃)以来の格式高い様式に倣っています。

 

 

平等院には、最勝院と浄土院のふたつの塔頭寺院があります。

 

 

平等院鳳凰堂は、単一の宗派ではなく、浄土宗の「浄土院」と天台宗の「最勝院」の二寺によって共同管理されています。

 

 

こちらの最勝院は源頼政墓所としても有名です。

 

 

境内には丁寧に祀られた源三位頼政公墓所があります。

 

 

1180年に平氏軍と合戦になったとき、平等院に立て籠って戦いましたが、力尽きて自害しました。

 

 

源頼政の辞世の句です。

埋もれ木の 花咲くことも なかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける

 

 

意訳  

埋もれ木の花が咲くことがないように、私の生涯も時めくこともなく、その身の最期もまた悲しいことだ。
 

 

そして、こちらが浄土院になります。

 

 

 

正面に本堂があり、求世船乗観音像がお祀りされています。

 

 

ここに祀られている救世船乗観音(くぜふなのりかんのん)は2003年に復元されたものだそうです。

 

 

戦後盗難に遭い、その後に復元された観音様です。

 


平等院ミュージアム「鳳翔館」にも入館しました。

 

 

館内は、撮影禁止だったので写真はありません。
 

 

そろそろ、お抹茶を頂きましょうか・・・・・・

 

つづく