さわやかウォーキング「関ケ原合戦史跡めぐり」 Vol.4 | cotsplaceのブログ

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2016-10-15

 

JR東海主催のさわやかウォーキング「関ケ原合戦史跡めぐり」に参加しています。

 

関ケ原町役場近くをスタートして、「床几場」~「丸山烽火場」を経由して、開戦地へ向かっています。

 

関ケ原の戦いで先鋒を任されなかった井伊直政が、それを不服として松平忠吉と共に抜け駆けし、突然発砲しました。

これを機に関ケ原の戦いが始まったのです。

 

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開戦地へ向かう道の電柱には、戦国武将の名前書きされています。

そして、解説が書かれていました。

 

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丸に十字は、島津藩の家紋ですね。

 

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島津義弘陣地跡でした。

 

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関ケ原合戦開戦地の石碑を見つけたと思ったら・・・・・上に矢印が・・・・

どうやら道標のようですね。

 

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道標に従い、田圃道を歩いていきます。

 

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見えてきましたよ~、開戦地の幟が。

 

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写真は松平忠吉・井伊直政の陣跡は関ケ原のほぼ中心にあるようです。

田んぼの中にある小さな場所ですが、大きい石碑がたっていますね。

 

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松平忠吉・井伊直政が、南天満山に陣を張っている宇喜多に対して発砲し、合戦が始まりました。

 

霧の中、松平・井伊隊は福島隊を出し抜いて発砲したのです。

 

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抜け駆けは、他の将たちをとても驚かせました。

特に先鋒を任されていた福島正則は怒り心頭、直ちに一斉射撃を敢行したのです。

 

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近くには、小西行長陣跡もありました。

小早川の裏切りのため相当混乱したようですね。

 

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こちらは、南天満山の宇喜多陣跡です。

  

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松平忠吉・井伊直政が最初に発砲したのが宇喜多陣に向けてでした。

 

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今は山の木陰でひっそりとしています。 

 

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山道を進みましょう。

 

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この先は、大谷吉継の墓があるようですね。

 

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藤川台にやってきました、ここは大谷吉継の陣跡の場所のようです。

 

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道の分岐点がありますが、大谷吉継の墓を目指します。

 

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大きな石碑が建っていました。

 

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お墓には生花も供えられていますね。

 

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大谷吉継は、豊臣秀吉に、「吉継に100万の兵を与えて、自由に指揮させてみたい」といわしめた武将だそうです。

天正17(1589)年に敦賀5万石を与えられ敦賀城主となっています。

 

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関ケ原の戦いの前に石田三成の挙兵を勝ち目がないとして思いとどまらせようとしましたが、三成は聞き入れず挙兵しました。

大谷吉継も敗戦を予測しながら三成方に味方したのです。

 

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奮戦むなしく大谷勢は壊滅、吉継は自刃しました。

自害する前に側近の湯浅五助に「病み崩れた醜い顔を敵に晒すな」と申し伝えていたため、湯浅五助は戦場から離れた場所に埋めました。

湯浅五助は藤堂高虎の甥の藤堂仁右衛門高刑に発見されましたが、「主君の首を埋めたことを秘して欲しい」と頼み、藤堂仁右衛門に首を授けました。

 

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藤堂仁右衛門は徳川家康に「五助の首を取ったのなら、大谷吉継の首について知っているだろう」と詰問されました。

仁右衛門は「存じておりますが、湯浅五助の最後に約束したことなので他言できません」と正直に答えたため、家康も「さても律儀なる若者かな」と仁右衛門を褒め、自分の槍と刀を与えたそうです。

 

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大谷吉継の陣跡に向かいましょう。

 

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松尾山眺望地です。

大谷吉継は、小早川秀秋の裏切りを懸念して松尾山に面した、古来山中城といわれる要害に陣取りました。

 

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ここからは、松尾山の様子がよくわかります。

 

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眼下にはJR東海道線も走っています。

 

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大谷吉継は、西軍加担を決めた際に吉隆に改名したといわれています。

 

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陣跡には顔出しパネルが置かれていましたよ。 

 

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次は、どこへ行くのでしょうか・・・・つづく