2018年9月22日
喫茶店でモーニングした時、道端の赤い彼岸花を見ていたら「ごんぎつね」が頭をかすめました。 |
「ごんぎつね」の舞台となった半田の矢勝川周辺には、童話の世界そのままののどかな里山風景が広がり、赤い絨毯のように彼岸花が咲き誇っている・・・・・
そうだ、半田に行こう!!
最初にやってきたのは、半田赤レンガ建物です。
ここに、一流ブランドを目指した地方のビールメーカーがありました。
世界を夢見て巨大ビールメーカーに挑み、ありったけの心意気を注ぎ込んだ偉大な事業家の夢の跡なんですね。
半田赤レンガ建物は、明治建築界の巨匠、妻木頼黄(つまきよりなか)が設計したものだそうです。
妻木頼黄の設計した建物は、横浜赤レンガ倉庫や日本橋(装飾部)などがあるようです。
半田赤レンガ建物は、明治31年にカブトビールの製造工場として建築されました。
明治時代に建てられたレンガ建造物としては日本で五本の指に入る程の規模なのだそうです。
カブとビールのオブジェの前で・・・・・・・
COTSの記念撮影です。
よく見たら、変装小物も用意されているじゃありませんか。
では・・・・撮り直しをば・・・・
酒屋の前掛けに帽子は合わなかったかもね・・・・
明治建築界の巨匠、妻木頼黄氏のパネル展示がされていました。
妻木頼黄氏が手掛けたビール工場は、大阪のアサヒビール、東京のヱビスビール、そして、ここのカブトビール。
大阪のアサヒビールの写真も展示されてました。
大きな赤レンガのビール工場ですね。
そしてこちらが、カブトビール工場です。
現存している赤レンガ建物より大きかったようですね。
妻木頼黄氏は、ビール工場の他にも、有名な建物の数々を設計しています。
神奈川県立歴史博物館の建物は屋上に設けられたドームが存在感をある雄姿に仕上がっていますね。
内部の構造にも工夫が凝らされているようです。
横浜正金銀行本店の本館として建てられたものだったのですね。
関東大震災の時の写真がありました。
周りが崩れてしまっているのにもかかわらず横浜正金銀行本館が崩壊を免れていることがよくわかります。
このほかにもいろいろパネル展示されてましたが省略しちゃいました。
ところで、話は変わりますが・・・・・・、
ちょうど「2018年秋の半田食べ歩きスイーツ」の催しがあったので、チケットを買ってみました。
な、なんと500円で
3枚綴りのチケットは、22店舗の中から3店舗を選んでスイーツと引き換えが出来るというものなんです。
彼岸花を見る目的で半田に来たのですが・・・・・
「花より団子」になってしまいましたね。