2017年2月4日
愛知県知多半島の常滑で、やきもの散歩道を散策しています
ここは、散歩道の途中で地図を見ながらたどり着きました。
青い陶器の柱のモニュメントが目を引きますね。
その近くには、登窯の煙突があります。
そこに置かれている大きな甕は・・・・
ロ号大甕と言うそうで、戦争末期に作られたロケット戦闘機「秋水」の燃料貯蔵甕だったようですね。
「秋水」とは、太平洋戦争中に日本陸軍と日本海軍が共同で開発を進めたロケット局地戦闘機だそうです。
ドイツ空軍のメッサーシュミットの資料を基に設計を始められましたが、試作機で終わったようです。
つまり、実使用されずに終戦を迎えたのですね。
展示工房館では、陶器の絵付け体験もできるようです。
展示工房館内には、両面焚倒焔式角窯もあり、その中に入ることができました。
窯の中は、結構広いですね。
昭和50年まで使われていたものだそうです。
窯の中にも歴史が刻み込まれているようです。
常滑では、大きな焼き物が得意だったのでしょうね。
今は使われなくなった煉瓦作りの煙突には、蔦が絡まっていますね。
空き地には、いろんな常滑焼がおかれています。
何故か、イギリス製のセラミック土管が椅子として紹介されていたり、
アメリカの陶芸作家でしょうか、ポール・ソルドナーの作品も飾られています。
巨大なオブジェは、何をテーマに作られてものでしょうね。
さあ、今から少し離れた所の登窯の見学もさせていただきます。
つづく