2019年4月6日
清水駅近くから水上バスに乗って三保桟橋へ、そこから路線バスで三保の松原までやってきました。
パワースポットとして人気の御穂神社に参拝し、常世神の通り道である「神の道」をとおって、いよいよ三保の松原です。
三保の羽衣伝説の立て札がありました。
羽衣の松はどこですか~
これが天女が舞い降りて羽衣を掛けたという羽衣の松です。
現在の松は3代目、樹齢は200年程と言われ、平成22年に世代交代したとのこと。
羽衣の松の先にあるのが「羽車神社」です。
羽車神社は、御穂神社の離宮になります。
羽車に乗って三保の浦に降臨した神を国土和平のために御穂神社に鎮座し、離宮として羽車神社が設けられたと伝えられています。
その鳥居を寄進したのは「はごろも缶詰」!!
ところで、海越しに富士山が見えるはずなのですが・・・・
ここの場所からだと、海越しじゃないのですね。
それも、春かすみのせいでうっすらとしか見えません。
海岸の改修中なので、クレーンも邪魔しています。
邪魔なクレーンを利用して、富士山を吊っちゃいましょう!!
あははっ、
この位置を探すのに苦労しましたが、うまく吊れましたよ~。
松の木が邪魔をしてますが、こちらが「エレーヌの碑」です。
フランスのダンサー「エレーヌ・ジュグラリス」は、さらなる舞踊を求めて日本の「能」を研究する中で「羽衣伝説」を知り、これを題材にした作品「羽衣」を発表します。
エレーヌは、伝説の舞台となった三保の松原を訪れることを熱望していましたが、病気により叶うことなく、35歳の若さで亡くなってしまいました。
臨終の際に、「せめて髪と衣装だけは三保の松原に」と遺言を残します。
それを叶えるために夫が彼女の衣装と遺髪を持って来日したのです。
この話に感銘した地域住民により、1952年(昭和27年)にエレーヌの功績を称え「エレーヌの碑(羽衣の碑)」が完成します。
その碑の袂には彼女の遺髪が納められているそうです。
売店の前には、松ぼっくりから松が芽を出していました。
徳川時代創業の安倍川餅、手書きのPOPがいい味を出してます。
もちろん試食して美味しかったので購入しました。
今年開館したばかりの「みほしるべ」です。
三保松原の歴史・文化の魅力発信拠点となっています。
嬉しいことに、無料の足湯があるのです。
砂浜を歩いて、むくんだ足に気持ちがいいです。
さあ、ここからバスに乗って、清水の次郎長親分にご挨拶に行きましょう。
つづく