Windows7のハードディスクの空き容量が、少なくなってきたため、大きなものへ交換することにした。
今までのハードディスクの交換は、Windowsの新規インストールや、メールの引越しなど、大変な労力がかかっていたが、Windows7は、楽に出来るらしい。
実際やってみて、簡単に出来たので健忘録としてメモをした。
1.用意するもの
①交換用ハードディスク
今回はSeagateの2000GB(2TB)のもの
購入したままで良い(フォーマット等不要)
②バックアップイメージ保存用外付けハードディスク
(NTFSフォーマットがしてあるもの)
今回はUSB接続の2.5インチHDD
③ブランクのCD-R(又はDVD-R)1枚
2.現在使用しているパソコンのイメージ保存
①パソコンに、バックアップイメージ保存用外付けハードディスクを接続し、認識していることを確認。
②「コントロールパネル」をクリック。
③「バックアップと復元」を選択
[ パパ ]さん、ご指摘ありがとうございました。訂正いたしました
④「システムイメージの作成」を選択
⑤「バックアップをどこに作成しますか」で、USB接続した外付HDDのドライブを指定し「次へ」をクリック。⑥「どのドライブをバックアップに含めますか」で、現在のパソコンの取替えするハードディスクのドライブを全部指定。
今回は、「C:」と「D:」なので、「D:」を追加選択
⑦確認して、「バックアップの開始」をクリック
⑧バックアップが始まります。
⑨バックアップが完了すると、「システム修復ディスクの作成をしますか」と聞かれますので、「はい」をクリック。
⑩DVD/CD-Rドライブに、ブランクのCD-R(又はDVD-R)をセットして「ディスクの作成」をクリック。
⑪完了すると、下記のメッセージがでるので、ディスクを取り出し「修復ディスクWindows7 32ビット」と記入。
これで、「現在使用しているパソコンのハードディスクのバックアップイメージ」が外付けUSBハードディスクに作成され、「Windows7の修復ディスク」が作成されました。
これから、パソコンのハードディスクを交換し、バックアップイメージを戻す作業をすることになります。
3.ハードディスクの交換
①用意した交換用ハードディスクです。
Seagate社 2000GB(2TB)
②パソコンの電源コードを抜き、蓋を開けます、左下の青いラベルのついたものが、現在のハードディスクです。
③このパソコン(DELL Vostro200)は、レバーを操作するだけでハードディスクを外す事が出来ます。 ④ハードディスクを交換しました。 ⑤後は、元に戻す作業をして蓋をしめ、電源コードを接続します。
4.バックアップイメージを戻す
①パソコンに、バックアップイメージが保存されている「外付けUSBハードディスク」を接続し、電源をいれ、すぐに、「Windows7の修復ディスク」をセットします。
②修復ディスクから起動され、修復作業が始まります。
しばらく、画面に何も映らなくなり、フリーズしたと勘違いしそうですが、そのまま我慢します。
③SystemRecoveryOptionsの画面で、「日本語(日本)」と「Microsoft IME」を選択します。
④システムの回復オプションで、「以前に作成したシステムイメージを使用してコンピュータを復元します」を選択し、「次へ」をクリック。
⑤システムイメージバックアップの選択で、保存したシステムイメージを選択する。
通常は、自動的に表示されている。
⑥他の復元方法を選択してくださいの画面で、「ディスクをフォーマットしてパーテーションを再分割する」が選択されているので、「次へ」をクリック。
⑦復元されるシステムイメージを確認して、「完了」をクリック。
⑧確認を求められますので、「Yes」をクリック。
⑨下記の画面が表示されるので、しばらくの間、待ちます。
⑩バックアップイメージでリカバリーが終了すると、パソコンが再起動され、元通りになりました。
5.ドライブ容量の確認と変更
①外付けUSBハードディスクを外して、パソコンの電源を入れます。
②取り替えたハードディスクは、容量が大きくなっているはずですが、今のままでは、もとの容量分しか認識していません。
③コントロールパネル→管理ツール→コンピュータの管理→ディスクの管理で、「ディスク0」の「未割り当て」の部分が増加した容量となります。
④未割り当ての部分を領域確保し、新しいドライブとして使用しました。 パーテーションの領域を変更することも可能なようですが、今回はやめました。
6.まとめ
ハードディスクの交換作業は、3時間程度で終了した。 データ量にも左右されるが、とても早く終了した感じがする。
今までは、Windowsの新規インストール、オフィスなどのソフトのインストール、メールなどのバックアップと移行、
UPDATEパッチの実行等があり、まるまる1日かかっていた。
この方法の他に、Windows転送ツールを使用する方法もあるらしい。 転送ツールを使用すれば、WindowsXP、WindowsVista、Windows7間の異なったOSでもデータ移行が可能なようだ。 別の機会に確認したい。