約10年前、体操教室で働いていた時、進級テストで手をバンザイ出来ない子がいました。
見本を見せても、口で説明しても、合格基準の肘が伸びない。
(テストなので、体に触って教えることが出来ません)
「バンザイ」は曖昧な表現なので、伝わらないと思い。
具体的に…
「肘をのばして」を言っても
こんな風に肘が曲がってしまう。
実際のテスト中は、こんな笑顔じゃないですよ、
それはもう、困った表情。
「天井届くかな?」
「耳にピッタンコして、ピーンやで」
と見本見せながら言うと、首を傾げながら
ようやく、バンザイできました。
これまでも、ここでつまづく子はおらず、見本見せたら全員合格できていたのです。
それから気になってその子の様子を見ていると、
など、
彼の中で、
耳(聴覚)から聞こえた「肘を伸ばす」
感覚として自分の手、肘が、どんな状態になっているか?が彼には理解出来ていなかった。(固有受容覚)
感覚統合は、
「感覚で受ける」→「脳で判断」→「運動で対応」
このリレーがうまくできていること。
運動神経と繋がってそうですよね。
運動神経の良い人は、このリレーの→矢印部分がものすごく短く、瞬時に判断できる。
サッカーでいうとメッシや、クリスティアーノ・ロナウド、ネネイマールなど。
感覚で受け取った瞬間に判断から対応出来ている。
「感覚→脳→運動」
は、運動だけじゃなく、日常生活のあらゆる行動に関わっている。






























