【人の名前が覚えられない】
これも自閉症・発達障がいの子どもの特性のひとつです。
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先日、次男のラグビースクールのBBQへ家族で参加しました。
長男をこういった多数の人が集まる場所に連れて行くのは困難で、連れて来たくないのが本音。
いつもは本人も行きたがらないのに、今回は自分から『行きたい!』と言ったので連れて行くことに。。。
1度体験でラグビーに参加したこともあって、なんとなーく6年のグループに参加して遊んでたのにも驚いたけれど。
「6年集合!」って声かけられて、整列したり集まって話を聞いていた時はちょっと笑えました。
そこで、他の保護者の方に言われたこと。
「さっき長男君、R君のママの生年月日聞いてたで」
「私も聞かれた〜。年齢ばれたわ〜
」
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そう。
長男は、初めまして!の時に相手に興味を持った場合、生年月日を聞きます。
その時も、気に入ったお母さんの生年月日を聞いていました。
私たちは、初対面の誰かを覚える時にどうやって覚えるでしょう?
名前?顔?役職?国籍?服装?誰々の、どこどこの…などとつながりで覚えることもあるかもしれません。
長男は、人の名前と顔がなかなか一致しないため、生年月日で確認します。
なぜか?
それは、自閉っ子独特のものの見え方にあるようです。
私たちはものを見る時。(どういう種類のなんていうものか?)と全体をとらえて分類分けをします。
例えばきゅうりなら、「食べ物→野菜→サラダ→緑…」といったように把握していくのですが、自閉症の子は「ブツブツがついているやつ」「曲がってるやつ」など、そのモノの細部に注目し、それをもとに全体を把握するため、全体像がとらえにくいようです。
そのため、顔の一部に注目してしまい、そこが変わると同じ人として、認識できなくなることがあります。「メガネの種類が前と違うから、誰かわからない!」というように。
服装や向きが変わると??となるので、テレビで大好きな櫻井翔が出てくると、「これ櫻井翔であってる?」となんども確認し、「あってる」と答えると、「やっぱりな〜!そうかな?と思ってん」と嬉しそうに喜びます。
次男や私からすると、何回聞くねん!わかるやろ!!ってなことなので、あんまりしつこい時は、「見たらわかるやろ!」と答えてしまうことも…。
もう一人の大好きな、DAIGOに関しては、あまり聞いてこず、「DAIGOや!」と即答できるので、髪型や服装など雰囲気がいつも一致しているのと、手袋のおかげなのかな?と思います。
先日も図工の参観で、担任の先生が、見本として作っているところを映像で見たのですが、手元をメインで写していたため、
「これ先生なん??」と大きい声で質問してみんなを驚かせていました。
他のみんなは、声や後ろ姿で誰か分かるんですがね〜。
参考 イラスト版自閉症のともだちを理解する本
まさしく!!ですよね。
長男は学校の先生の生年月日は、ほぼ覚えています。
ただ女性は、生年月日を答えることに抵抗がある人も多いようで、断られることもありますし露骨に嫌がられることも。
なので、そのBBQの時も、
「別に年齢知って、若いな〜とか、歳いってんな〜とか判断するわけではなく、ただ情報として、絶対変わらないものだから知ると繋げて覚えることができるねん。」
と伝えると、なるほどな〜と納得してくれました。
おまけ→昭和生まれだと、東京オリンピックの前やな!とか、千日デパートの火事知ってるん?阪神大震災の時○歳やな!と聞いたりします。
特性がわからないと、なんでこんなこと聞くん?とトラブルになったり、腹がたってしまうこともあるけれど、特性を知ると面白いですよね
今回紹介した、イラスト版自閉症のともだちを理解する本
学校の先生用の本だそうですが、理由と対応の仕方などが、噛み砕いて書いてくれているので、なんで?が理解しやすかったり、周りの人に理由を伝えるのに伝わりやすいのでオススメです。
またブログの中で紹介していきます。
☆追伸☆
就学前の6歳以下の子ども達にも、コレは当てはまります。
保育や体育の指導している時に、制服やジャージを着ている私が池田先生と認識されていたので、普段着で道で会うと、「違う!」と認識される事が多々ありました。お母さんが「池田先生やで」と言っても、不思議な顔されます。笑。


