おかげさまで。独立して田舎で自給自足するための半農半X的仕事の作り方の草刈正年です。
ど田舎でうどん屋をやって行列を作って仕事を作っている竹松うどんの竹ちゃんから仕事作りを学ぶシリーズ。
昨日は、好きなことは学びに行くという姿勢を教わりました。
今日は『修行時代に師匠から教わった極意』と『はじめての開業は農作業小屋』という話をします。
社会の先生になろうと大学に通っていた竹ちゃん。好きなうどんを自分でも打てるようになってみたいと1年生の夏休みを使って1カ月うどん打ちを習いました。
そこで奇跡的な縁で修行をさせてもらったのが、香川では知らない人がいない名店の『山内うどん』さん。
1カ月の修行を終えた竹ちゃんは大学を卒業するまで、学生の休みを使ってちょくちょくお手伝いに行ったそうです。
そして、いざ大学卒業の時に決断します。
「先生はいつだってできる。まずはこの時代、手に職をつけよう!」
そして大学卒業と同時に香川の山内うどんの修行に入ります。
近くの下宿先から7時から17時の営業に合わせて仕事をして、週に1回休み。給料も10万円ほどの厳しい3年間の修行です。
親方やおかみさんから激を飛ばされながらも3年間がんばって修行したそうです。
そして修行中に腹が決まりました。
「うどん屋で飯を食っていく!うどん屋をやりながら教育にだって携われるはずだ!」

すごいですよね!やっぱりこの決意があって3年間がんばれたんだと思います。
竹ちゃんいわく。この修行時代に教わったことはたくさんあるけど。いまでも大事にしている1つのことがあるそうです。
それは。。
『もとではかけるな工夫しろ』
親方の口癖だったそうです。そしてたけちゃんはこれを実践して今の自分の店を手に入れます。
店を持たずに日本全県でうどんを打って生計を立てたり、農作業小屋でうどん屋をやったり、家をセルフビルドしたり。
確実にこの親方の教えは生きていました。
僕もこれにはすごく共感します。
自営業には『工夫する力』が何よりも最重要で必要な力だと思います。
『もとでをかけるな工夫しろ』の教えは、お金をかけたら簡単にできることを、自分で工夫することを考える稽古を竹ちゃんにくれたんだと思います。
お金をかけたら、借金すれば簡単に店は出せるし、広告だってできます。
そこをお金をかけずにアイデアという工夫でやることで、仕事を楽しみながらできるようになる。
これは竹ちゃんから学ぶべき大事なポイントですね。
そして3年間の修行を終えた竹ちゃんは、親方に「遊ぶなよ、しっかりできることで働いて店を開け」とアドバイスを受けて帰るのですが。。
帰って1週間で自転車をもってヨーロッパに旅にでます。
「旅をしないでお店をオープンしたら後悔する」
やりたいことができるうちにそれをやろうとヨーロッパを自転車の旅をして、なんとイタリアでうどんを打ったりもしました。
すごいですね(笑)
親方からは「なん10万円かかったんや!そのお金で流し台が何台買えると思ってるんだ!」と激怒されたそうです(笑)
だけどこういうマジメすぎないところを持っているのもポイントなんだと思います。
『自分が面白いと思ったことをやる』
これ大事です。
そして帰国後、お店オープンに向け動くと。知り合いから「ここでやってみないか?」と声がかかりはじめてのお店をオープンした場所。それは。。
農機具小屋

写真見てもわかるように、お店には絶対見えないですね。。
しかも畑や田んぼのど真ん中。なんでもはす園が近くにあって、はす園に行くお客さんをターゲットにしたそうです。
最初は1日1組か2組。だけど、あきらめずにつづけたら市内で一番大きいホテルからイベント出店依頼が来て、そこでやってからわざわざ食べに来てくれるお客さんがあらわれ。
結局2か月やって、最後の土日は3万円くらい一日で売上があがったそうです!すごっ!
ここでもう1つ笑える話で学ぶべきことがあります。時効なので言っちゃいますそれは。
保健所無許可でやっていた(笑)
これ重要です!いえ。無許可が重要なのではなく、やってしまったというところが重要です。
無許可はいけません!(笑)
だけど、こんなふうに「~がないからできない」にしばられていると、いつまでも何もできません。
竹ちゃんみたいにとにかくやってみる。この前のめりの姿勢ってめっちゃ大事だと思います。
僕も路上で詩人をやっていた時は、オマワリさんに怒られ、やくざに怒られやってました。
竹ちゃんも言ってましたが前のめり戦法にはポイントがあります。
怒られたら謝ってまた次の場所を探す(笑)
さて今日も竹ちゃんからたくさんの学びがありました。
これらのことで1つ言えることがありますそれが今日のまとめ。
ないものは工夫してやる
これが竹ちゃんから学ぶべき仕事作りの極意だと思います。
お金がないから自転車とテントでヨーロッパを旅をしてうどんを外人に知ってもらい。
そして店の場所がないから農機具小屋で店をやっちゃうというところ。
なくても、できそうなことなら挑戦してみる
そんなことを竹ちゃんから学べたと思います。
さて、明日は日本全県約300か所でうどんを打った2年間の日本一周の旅から学ぶ仕事作りをお伝えします。
お楽しみに!