葉っぱや枝が病気になった時、そこだけに薬をかけたり、切り取るだけでは、根本的な治療にはならないですよね。
やっぱり、根っこの状態を改善しないとダメです。
●根本治療は根っこですね。
植物は根っこから養分を吸収しています。そして、土壌には、土壌菌がいて、発酵して、根っこが養分を吸収しやすい状態にしてくれています。
●人間の場合、根っこにあたるのが、腸なんですね〜
腸の中には、たくさんの腸内細菌かすんでいます。
その腸内細菌が食べた物を発酵してくれて、体に吸収しやすい状態にしてくれています。
植物の根っこと人間の腸の働き‥‥、そっくりですよね!!
●腸の中の腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌がいます。
善玉菌が多いと便秘や下痢にはなりません。
免疫もアップして、有害物質を体外に排泄したり、病原菌から体を守ってくれます。
悪玉菌が多くなると、腸の働きが悪くなるため、便秘や下痢になりやすくなります。
そして、アンモニアや有毒ガスを発生させながら、血液中に溶けて、全身を巡るため、病気になりやすくもなります。
もし、オナラや便の匂いが臭かったら、今、自分は悪玉菌が多いと状態なんだな〜と、いうことがわかりますね。
●善玉菌を多くするためには、善玉菌の大好きなものを食べましょう!
善玉菌が好きなもの、それは、皮ごとの野菜や穀物、味噌や醤油、梅干し、納豆、甘酒などの発酵食品です。
悪玉菌が大好きなものは、お肉、お魚や乳製品のような脂質の多いもの、白砂糖などです。
素食が好きな人は、善玉菌が多く、ご馳走をいつも食べ続けている人は、悪玉菌が多いってことになりますでしょうか。
●3歳までに何を食べたかで、だいたいの腸内細菌の構成が決まる?
小さい頃にいつも何を食べていたかで、生涯、善玉菌か多い環境になるか、悪玉菌が多い環境になるかがだいたい決まってしまうそうです。
食べ物の好みもほぼ決まってしまいます。
三つ子の魂百まで‥
ということわざがありますが、腸内環境にも同じことが言えるんですね〜
小さいころは善玉菌が喜ぶ、ご飯や皮ごとの旬の野菜をしっかり食べさせて、善玉菌を優位にしましょう。
もちろん、大人だって、毎日食べるもので、腸内環境が変わりますから、もう手遅れ、なんてことはないので、善玉菌が喜ぶものを中心に食べましょう!
今日は、ハーツキッズ羽水さまで、おやつ作り講座でした。
おやつというより、軽食って感じですよね。
とにかくカンタンに家にある材料であっという間に作れて、善玉菌が喜ぶメニューを意識しました!
野菜スープは、陰性の野菜から順に鍋の中に重ねてから煮る、重ね煮でつくりました。
重ね煮で作ることで、まず美味しく、早く煮えて、 陰陽調和した体に優しい具沢山のスープになります♪
コンソメスープの素やブイヨンなど一切入れずに塩で作る野菜スープは、野菜の甘さや旨みがよ〜く引き出されていました。
こういった本当の美味しさを小さいころにはしっかりと食べさせたいですよね(о´∀`о)