実は一年前に開催予定だった茶の湯あそび
テーマは

”梅花雪裏春”
この時期にしかできないモノだったので
一年越しの開催となりました。
英語2席、フランス語1席設けましたが
3席とも全く違う会?
というくらい
個性豊かな席となりました。
おめでたい
天皇誕生日の席ということで

紅白の糸をつかった茶筅と
宗旦好みの
紅茶巾を仕組んで
1席目は、、、、、
毎回参加のベテラン?のこどもたち
を中心に、

英語で落語をされる噺家さんも初参加
英語のフレーズや解説に加えて
こどもたちはお点前も教え合って
亭主と客を交代でやってみます。
こどもたちには
ちょっとむずかしいフレーズも
出てきますが
いっしょうけんめい聞いて
メモメモ・・・
お菓子の銘は・・・
「未開紅」

2席目は、英会話仲間でご参加
英語は問題なしですが。。。。
ここで、氣づかされたコト!
「茶道っていつもこんなの(薄茶)を飲んでるんですか?」
薄茶?だけかと思ってたそうです。
お茶会というと、茶道を習ってない人には
大寄せのお茶会で
「だまーってお菓子とお茶が出て来て、ただ飲んで終わり」
みたいな・・・・
モノでしかない?と認識されてたそうです。
濃茶もありますよ。
実はお茶事、という一連の流れがあって、
濃茶がメインなんです。
薄茶が出てくるのは、そのアトですよ~
と、いうことを初めて知って!
この日は基本薄茶だけのお点前でしたが
特別に濃茶も飲んで頂いてみたり

茶筌も振って頂きました。
たしかに、一般の方が
濃茶を頂くことができる機会って
あまりないように思います。
興味があることはその場で体験して実感できるのが
茶の湯あそびの良いところ~
オトナのみなさん
柄杓でお湯を汲んだり
茶筌を振ったり、には結構苦労されていました。
最初の頃はこうだったかな~?
もう忘れちゃってますが
初心忘れるべからず!?
英語の部は、南宋時代の詩
『雪梅』
と、それにちなんだ二人の美人図柄が描かれた茶器

ロンドンのポートベローロードでみつけたモノです。
ヒビが入って安売りのワゴンに積まれていましたが
救出し、修理してもらい
茶道具としてよみがえりました!
一席のみのフランス語席
実は、この席がちょっと特別
茶器は、パリの蚤の市で手に入れたもの

梅にウグイスの図柄と見立て
フランスと日本の意匠のコラボ
そして、一年前に使う予定で
茶器の蓋を誂えてもらっていました。
天皇誕生日、に合わせて
皇室御用列車の色
”うるみ塗”
漆作家の土井宏友さん作です。
お点前は
黒門庵主自ら

オリジナルのおしゃれな稽古着で
https://hanapi.base.shop/
こちらの席は
茶道経験がある方、
フランスに住んでた方
フランスワイン通の方
フランスに行った事がある方
フランス文化が好きetc.,と
フランスへの関心が高い方たちで満席
こちらも、発音に苦労したりしながら
フランス語と茶の湯を和やかに楽しんで頂きました。

一年越でDEBUTできたお道具たちも
この茶の湯あそびをたのしんでくれたようです。
また、折々に茶の湯あそびをいたしましょう♪
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