英語で茶の湯あそび、フランス語で茶の湯あそび、キモノで、そしてワインと共に♪

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01Dec
- リブログ記事煎茶道と珈琲道
  あっという間に師走になったので霜月を振り返ってみました。先月は、これまた普段はお目にかかれない”煎茶道＆珈琲道”のお席を体験しました♪漆器作家の土井宏友さんが個展の際だけ、人数限定で開催する物凄くレアな会です。10月に煎茶道による献茶式を間近で見ましたが、煎茶道は、大変流派の数が多く全く同じお点前を見る事の方が少ないのだそう。元々は畳の上で行う煎茶道もテーブル煎茶道にアレンジテーブルの上には森羅万象が展開されていきます。珈琲道は、土井さんが煎茶道からオリジナルで開発したモノ普段珈琲を飲まない和多志が唯一？わざわざ飲みに行く会です☕普通、こういったお茶席に入ったとしても詳しい解説などはされない（と、思います）のですが、この会では、詳しく説明があります。と、言うのは、お道具類は、基本的に”作れるものは極力自作”漆器で造れるものは漆器で、漆器でない部分でも、自作できる部分は自作！使う煎茶や珈琲豆ももともとスペシャル仕様なところにさらにご自身で手を加えてからオンリーワンなモノにもちろん使う水や菓子に至るまで全てに関して、簡単には手に入らない逸品ばかりという、土井さんのこだわりと世界観を堪能する会で普段の抹茶のお茶席とは別世界を堪能～もう何度も参加していますが、毎回お道具も素材も色々とアップデートされているので全く同じことはないまさしく一期一会でございました。土井さんの作品は、いわゆる〇〇塗、ではなく和の漆の技術なのですが、スタイルやモチーフはモダンな感じ、オリジナリティあふれる不思議な質感の世界。興味ある方は、日本各地で開かれる土井さんの個展を目指して行きましょう～そして、英語＆フランス語deクリスマスの茶の湯あそび、いつもおなじみ黒門庵にて開催いたします～闇から光へ～再生と復活を寿ぐクリスマス "英語de茶の湯あそび＆フランス語de茶の湯あそび"　エスメラルダ。さん、黒門庵さんが日曜日, 12月 21 2025に福岡市で開催するイベントwww.facebook.comhttps://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
05Nov
- 茶祖、栄西さんから仙厓さん、スペシャルお茶月間
  あっという間に十一月になってしまいました！先月神無月は、スペシャルなお茶月間でした。というのは、月のはじめには日本で最初に建てられた禅寺、博多の聖福寺で安国山聖福寺 | 日本で最初の禅寺日本で最初の禅寺shofukuji.or.jp江戸後期に住職を務められた仙厓さんウィーク！これは仙厓さんの命日の週に写経やお茶会、茶筅供養など様々なイベントが開催されるというものです。仙厓さん、ユーモラスなちょっと笑える禅画で有名です。あの出光美術館でもコレクションをお持ちで、その最初の一枚がコチラだったそうです。指月布袋画賛｜収蔵品の紹介「出光コレクション」｜出光美術館東京都丸の内にある出光美術館について。出光美術館は、昭和41年（1966）、出光コレクションを展示する美術館として東京都千代田区丸の内に開館しました。idemitsu-museum.or.jpお菓子も、もちろん仙厓さんこちらの最中を作られたのは博多の老舗菓子舗石村萬盛堂こちらもご先祖が仙厓さんコレクションをお持ちで福岡市美術館に寄贈されています。福岡市美術館福岡市美術館は、水と緑に恵まれた大濠公園の中にある、前川國男設計の美術館です。2019年にリニューアルオープンしました。www.fukuoka-art-museum.jpコチラは仙厓さんが愛用されていた酒次こちらはなんと、水指に見立てて使われていました。こんなに大きな酒次で飲んでたのですね～？お茶を頂いた後は茶筅観音の前で茶筅供養を行って頂きました。この聖福寺、創建は茶祖と呼ばれる栄西さん。宋代の中国で禅を学び、さらに、碾茶の製法、喫茶法、禅宗の茶礼を持ち帰り、、方法だけじゃなくて、お茶の実も持ち帰り、、、、おかげで私達は現在美味しい緑茶や抹茶を頂いているというわけです。栄西さんは、持ち替えられた茶の種を、現在の佐賀県の背振山霊仙寺の庭に蒔いたとされており現在までその茶畑は続いています。背振山に蒔いた後に、京都の明恵上人にも茶の種をお分けしたのですね。聖福寺内にも、（これは最近になって）栄西さんの茶の木が移植されているようです。この由緒ある茶を育てる茶農家が激減していて、このままでは大切な栄西さん由来茶畑がなくなりそう！ということで、栄西さん所縁のお茶を護るべく昨年から佐賀県の背振山にあるお寺修学院にて栄西茶会が開催されています。今年は、このお茶会も10月開催だったわけです。Login • InstagramWelcome back to Instagram. Sign in to check out what your friends, family & interests have been capturing & sharing around the world.www.instagram.com栄西さんへの献茶式そして、抹茶の薄茶席と佐賀県にゆかりのある煎茶道中興の祖とされる売茶翁の子孫の方による煎茶道席と2席のお茶席に入ることが出来ます。煎茶道の献茶式を間近で見るのは初めて！いや～、お道具がどれも小さくてカワイイですね♪煎茶道のお茶席では、普段見慣れないものがところどころに配置されています。この右の方にある丸い物体は、なんと鈴でした。5人で1セットのお道具を使うため人数をカウントするために5人おきに置いて目印とするのだそうです。公共交通機関のない山の中なので、今年は福岡の都心からバスツアーが出されました。献茶式は茶道と煎茶道で交互に行われるそうなので、来年は茶道で献茶式になるのだと思います。わざわざこのお茶会のために海外から参加された方も！ご興味ある方は、是非来年いかがでしょうか～？https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
17Oct
- サロメ～オペラか？それとも・・・？
  先日福岡市総合図書館のミニシアターにてオペラ「サロメ」を観てきました。サロメと言えば、ギュスターヴ・モロー！と言うくらいモローが有名ですが、モロー好きな和多志は、初めてPARISに行った時、最初に訪れたのが、ギュスターヴ・モロー美術館もちろんサロメをはじめ、幻想的なモロー世界をたっぷり堪能しました。当時はロンドンからの安近短なパリ旅行だったのでホテルは事前に決めずパリ市内の観光案内所でホテルを紹介してもらって泊まったところが、ギュスターヴ・モロー美術館の近くだった、という理由からその後もパリに行くときは、なんとなくだけど必ず行くようにしているすてきな個人美術館です。と言うのは懐かしい思い出で、今回、「サロメ」ざっくりとは知っている、比較的有名なお話なので、特に事前にくわしく調べたりせず見に行ったのですが- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.comコヴェントガーデン・ロイヤルオペラハウス管弦楽団、つまりロンドンで上演と、その程度の前情報で見始めたところ、、、何語か、わからん！なんとなくオペラと言えば、イタリア語のイメージが強いそして、上演がコヴェント・ガーデン、つまりロンドンの楽団だから、もしかしてイタリア語か英語？（吹き替え？）と、うっすら思ってたのですがそんなことないない！！作曲家がリヒャルト・シュトラウスなのでドイツ語なのですね＝ロンドン＝英語か？と思ったのが大間違い。まあ、現地では英語字幕付き上映だったのでしょう(;^ω^)この上演、演出があまり昔のフンイキではないのですよね。割と現代っぽい、あっさり目の衣装？？そして、重要な役どころ、洗礼者ヨハネ、ここではヨナカーンと呼ばれてるのはドイツ語だからでしょうか荒野でイナゴとはちみつを食べて暮らしていたヨハネ、まあ、まるまる太れそうな食生活じゃない。当然、サロメがヨナカーンに言うセリフでも”象牙のように痩せて細い（みたいな感じのセリフ）””青白い”等々、牢屋に入れられてやつれている描写のヨナカーンですが、（その後、の画像です）https://musee-moreau.fr/sites/moreau/files/styles/thumbnail_w880/public/o_cat.222.webp?itok=Y02o_Rq3演じてる人、要するにオペラ歌手さんが、ぜんぜん、やせ細っておらず、青白くもないのですよね＝(;^_^A筋肉隆々、健康そのもの！みたいな（いや、そうじゃないと、これだけの声出せない(;'∀')オペラ歌手、声ベースで役が決まるわけだからここは仕方ない？！セリフは決まってるので、ちょっとムズカシイところ？シュトラウスは、オスカー・ワイルドの戯曲をベースにオペラを作り、オスカー・ワイルドはギュスターヴ・モローのサロメに影響を受けて戯曲を書いてるので、モトねたはモロー先生（実際、エコール・デ・ボザールの教授）https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%83%BCだから、セリフは確かにモローの描くサロメやヨハネ（ヨナカーン）なんだけど生身のニンゲンが演じると、モロー先生の絵のようには行きませんね～ヘロデ王が、単なるゲスなエロ親父になってるので（まあ、実際そうなんだろうけど）絵のイメージとはかけ離れたお話？やはりモローの絵は、絵で楽しむのががイチバンでした(;^ω^)さて、この後で、「ん？」ちょっと待って日本でもオペラのような、、、伝統的な芸能があった！能、狂言、歌舞伎特に、和多志もちょっと習ってた能（お謡いです）これは、「型」があってセリフも基本決まっている（流派によってちょっと違うこともあるそうです）衣装も、ざっくり指定があり・・・・演者（能楽師サン）の体形は、そこまで関係しません。背の高い人、太目の人、でも、役柄によって演じる型が決まっていて（いろいろ、決まり事があるのでここでは省略しますが）面をつけるので、（特に生きてる人じゃない、役の時は必ず面つけます）個人の体格とか顔色とかって、そこまで関係なく見ている観客は想像して感情移入できるように作られてるんですよね～江戸時代の武士の必須教養科目当時の共通言語としての日本語を伝える科目でもあり基本的に知っておくべき教養が織り込まれているものなのでやはり、”こういう時はこれこれの意味”みたいなのを事前に知って置く必要はあるのですがあー、こういう違いね＝、と思ってしまいました。これ、西洋と日本の文化の違いですね、多分・・・個人の個性か？決まった型か？どちらを重要視するか？サロメで能作ったら面白いかも？話は割とシンプルなので、能にしやすいかも？でも、武士のたしなみかっていうと？？？？ですねぇ？ちょっと、見てみたい氣もします♪https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
22Sep
- 類友の法則？
  大雨の合間を縫って、久留米市美術館へ橋口五葉のデザイン世界橋口五葉のデザイン世界 | 久留米市美術館 | 石橋文化センター前身の石橋美術館の活動を引き継ぎ、2020年11月に開館。九州の近代洋画を中心としたコレクション形成を進めているほか、多くの人が楽しめる多彩な企画展を開催しています。www.ishibashi-bunka.jpこの展示会と、その記念講座に行ってみました。橋口五葉、という名前は知らなかったけど絵は知ってる、見たことがある、という感じ。ちょっとオシャレな感じね、と思って出かけてみたところ・・スピーカーは、キュレーターさんではなくこの展示会の監修者I氏つまり、誰よりもこの展示会に詳しい方なので、会場の解説には十分には書ききれない？物凄い量の、そしてネット上に出て来ない情報満載！でした。量が多すぎなので、際だった点の中からいくつか絞って？記憶とメモとカンタンな資料を基に書いておこうと思います。（なので、ウロ覚えな点もあります）橋口五葉は、もともと日本画を学んでいて、当時のトレンドに乗って西洋画も学び、そしてイラストに、本の装丁、レタリングに、広告ポスターハガキ、版画etc.,と二次元アート？を幅広く手掛けた今でいうグラフィックデザイナーのはしり？だったようです。もともと、父親が書画骨董好き、兄二人も絵をたしなんだそうで、そんなことから、夏目漱石と知り合いになぜいきなり夏目漱石登場？？？かと言うと漱石は、イギリス留学中、鬱病になり、”尤も不愉快の二年なり”というくらいヒドイ留学生活二年間だったそうです。この辺りは有名なおはなし。（和多志も、ロンドン留学しましたが、この話を知っていたので、そんなところマネしたくないなぁと思って漱石記念館には行きませんでした(;^_^A）帰国後、なんと、精神的なリハビリのために、絵を描いてたそうで！？しかも、”折角絵を描いた以上誰かに見せたい”？！！！！！てことで、描いた絵を、当時東京でご近所さんだった？橋口五葉の一番上のお兄さんに送ってやりとりからの～お兄さん宅に住んでた五葉と繋がり～吾輩は猫である、等々五葉による数々の漱石本の装丁に繋がっていくそうなのです。なんと黒い部分は漆仕上げ！凝りすぎ装丁で出版社は困ったらしい。漱石センセイは、ロンドンで鬱病になるくらい性格的に（精神的に）色々とあるつまり、誰でも人好きのするような感じの人、ではなかったようですがヒステリックだったり、神経衰弱だったり？クセ強めですね。この橋口五葉という人も、当時のあらゆる手法を駆使して様々な、今見てもオシャレなアート作品を生み出してかなりクセ強めの人だったようです。こちらは、スウェード装丁？！このクセ強の二人が凝りに凝って、世に送り出した「吾輩は猫である」当時の日本人が（いや、今でもあんまり）知らないヨーロッパ式の”アンカット本”つまり、ページの小口を綺麗に裁断していない本で買った人が、ナイフでページを切りながら読み氣にいったら、プロの装丁家に、革表紙なんかつけて装丁してもらう、そういうのを作っちゃってたらしい。現在復刻本があるそうですが、それを見ると、天金になっていて（上の方を水拭きできるアレです）どんだけ凝ってたの？当時、よく分からない人達が”よめない”と、返本したりしてきたそうです。で、どうもこれで本が売れに売れた（英語翻訳本も出た）事から、漱石センセイは「作家になる」方向に進んで行ったらしい。そう、文豪夏目漱石は橋口五葉なくしては誕生しなかった（かもしれない）クセ強めの五葉のアダ名は「理屈説明家」誰かが、何か話始めると「オレ、それ知ってる。それはだね、、、、」みたいに膨大な知識をべらべらとひけらかすタイプの、ちょっと、友達としては・・・・・ねぇ、な、人だったようです。が、鬱屈しててもイギリス帰りの漱石先生、お互いに分野が違うところでクセ強め、知識も豊富、というので知識の交流？（仲良かった(*^▽^)/★*☆）上手く行った結果が大成功！そして、時は流れ・・・・・20世紀も終わりが近づいた頃、あるアメリカ人が、Macintosh　パーソナル・コンピューターなるものを開発して発表します。いわゆる”パソコン”です。キーボードだけではなく”マウス”も使って操作する、この世の中に今までなかった新しいモノの使い方を宣伝し、人びとに教えてあげなければならない。このパソコンを開発したAppleの共同創業者スティーヴ・ジョブズはパソコンの画面に一枚の絵を映し出します。拡大画像【ASCII.jp】ascii.jp発表当時、ジョブズはこの絵についてなんの説明もしておらず十年後くらいに、版画通？の日本人が氣づいたそうです。髪梳ける女文化遺産オンライン橋口五葉は鹿児島出身の画家。日本画を学んだ後、上京して洋画に転向し、装幀家＠そうていか＠として才能を開かせました。浮世絵研究仲間であった渡邊庄三郎の勧めで渡邊版「浴場の女」を刊行し、日本人初の新版画作家となります。本作はその後に取り組んだ...bunka.nii.ac.jp監修者I氏によると”おそらく、この絵の女のようにやさしく柔らかい曲線を描くようにマウスを扱うのだ、ということを表現したかったのではないか？”この絵は版画なので、ジョブズが持っていた可能性大当時はパソコンにそのまま取り込めなかったのでこの版画を、パソコンに取り込めるようにモノクロで絵を写し取ったものだそうです。そして、その髪を梳く右手、この”手”は世界四大美手！に、アジアから唯一選ばれた手でした。これは、誰がいつどこで評価したものかがはっきり分からないそうですが講演中、女性の手の絵ばかり4点載せられた資料映像に髪梳ける女の右手の絵と作家名が確かに載っていました。後の三点はヨーロッパ絵画。（手の部分だけなので、誰のなんという絵だったか？？？）そういう評価があったことも凄いんですけどそれを知ってか知らずか？世界一の美手を自分が生み出したコンピューターのマウスを操作する手のPRに使うとはジョブズ恐るべし！そして、実は五葉さん、これだけマルチに活躍しながら若くして病で亡くなります。享年39歳が、その10年後くらいに出された当時の日本の美術界における版画家番付表なるものによるとなーんと、まだ横綱！つまり、死後10年経っても、彼を超える版画家が出て来なかったわけです。なんだか、スティーブ・ジョブズっぽい？彼の死後、同業種でじくらい世界にインパクトある変化を起こした人は、まだいないんじゃないかな？？日本では、夏目漱石やスティーヴ・ジョブズのようにはメジャーになれなかった？五葉さんですが、ヨーロッパでは、イギリスやオーストリア等を中心に特に版画の人気が高く、1年365日、画廊等を中心にヨーロッパのどこかで必ず展示会が開かれていると、言うくらい人気なんだとか。五葉さんの絵や装丁、作品については美術館で幾らでも鑑賞できるのですがこの講演会でのハナシは、多分監修者I氏がいないと出て来ない内容だったと思います。展示会の後、美術館のブックショップに立ち寄るとなんと、無料で、一人一点、五葉デザインのブックカバーをもらえます。くるくると巻いてあるので、後で開いてみると、ちょっとカンタンに上がれない？！”飛び”すごろくになっていて意外と楽しめます。久留米市美術館にぜひ行ってみましょう！https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
17Sep
- 海の神様の復曲能”わたつみ”
  先日、復曲能わたつみ　を観てきました。このお能、日本全国の海神の総本社といわれる志賀海神社が舞台【公式】志賀海神社ホームページ志賀海神社は福岡市東区志賀島に鎮座する綿津見三神（わたつみさんしん）をお祀りする神社です。「海の守護神」「禊祓の神」「再生回帰の神」として古来より篤く信仰されています。このサイトでは志賀海神社の御由緒や祭事、境内案内や参拝の決まり事などについて紹介します。www.shikaumi-jinja.jpあの、「金印が出土した」とされる島ですね。全国の安曇サン（安曇族）の本拠地でもあります。”わたつみ”は志賀海神社の御祭神である綿津見三神にまつわる能どうも、秀吉の時代に出来た能らしいのですが今に至るまで謡だけが伝わっていて型などがない状態だったそうです。そこに型をつけたり、アイを入れたりして2017年に復曲して志賀海神社に奉納、福岡市の大濠公園能楽堂で初演されたもの。が、8年振りに再演されることになったわけです。福岡・志賀海神社復曲能「わたつみ」奉納公演｜1100年の時を超えて蘇る幻の能志賀海神社に伝わる幻の能「わたつみ」が、復曲能として福岡で甦る。奉納の舞と大濠公園能楽堂での本公演を通じ、日本文化の継承と未来への祈りを紡ぐ特別公演。www.tsunagari-ouen.jp和多志は、なぜだか？2017年の志賀海神社への奉納の際にそれとはよく知らずに居合わせてたのですが当時は当然、お能の事は全く知らず今回、初めて大濠能舞台での公演を観てきました。この復曲プロジェクトの主催者さんから解説がありました。それが、志賀島についての考察メモ取ってなかったのでうろ覚えの覚書ですが、志賀島の歴史的な重要性について話されていました。1.大陸からの海流に上手く乗ると、志賀島に船が辿り着くことが比較的容易と考えられること。（実際、今も大陸からのゴミが・・・(;^_^A）2.志賀島が大陸から稲作文化が日本で最初に伝わった地である可能性3.稲作は、元々棚田からスタートした可能性。棚田だと、一番上の田から下の方に水を流せるため、水の利権に関する問題が起きない（起きにくい）平地だと水を引くために色々と利権が絡みやすい。4.日本は、ある時期まで争った跡が見られない。遺跡から出土する骨に傷が入っていないが、ある時期からは争った跡が見られる。これが、水利権争いから始まったのではないかとも考えられる。5.島全体が山地の志賀島はもともと棚田だった可能性6.そんな志賀島の住民、安曇族が、その後日本各地に移り住むようになり、　”あずみ”や”しか”という発音の地名が日本各地に広がる。　”東”のことを”あずま”とも読むのは、長野県辺りに移り住んだ安曇族がさらに東に向かったことが由来する可能性などなど。あと、冷えたご飯が”おにぎり”に出来る、つまり、ねばりがあり、しかも冷えてもクサくならないのは日本のお米だけ（短粒種ジャポニカ米だけ？）みたいな。太古の昔から大陸との交流最前線にあった志賀島いろいろなイミで重要拠点なのですね。このお能、その志賀島の志賀海神社安曇族のご先祖様である、海の神様、阿曇磯良神が神宮皇后に龍の玉を授け、、というこの辺りでは有名なお話も出て来ます。わたつみ三神は、最初は神職さんの姿で登場、榊や笏を持ってお祓い、お清めしてくれます。後半、表を着けて、きらびやかな神様の御姿に戻られ舞台せましと三神が舞う華やかで、非常におめでたい舞台でした！舞台を見るだけで清め祓いされた感じです。謡本を見てみると北部九州、博多のおなじみの地名に志賀海神社周りの地名や志賀島の周辺の古い地名などもたくさん出て来ます。海にまつわる能なので、亀甲柄帯に、ジャン・コクトーの魚を帯留めにして地元に所縁の能だとなんだか特別な感じ。数は多くないと思うけれど他にも、また地元ゆかりの能があれば見てみたいな～https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
10Sep
- 戦争と平和、破壊と再生～処暑の英語＆フランス語deの茶の湯あそび
  先月最後の日曜日、英語＆フランス語de処暑の茶の湯あそび　を無事開催しました。ギリギリでも、8月中に開きたかったのはやはり、日本にとっては終戦を迎えた月「戦争と平和」に所縁の深い月だからズバリ、な、お軸夏にふさわしく、しかも意味が二重に掛けられています。一席目は、ずっと参加してくれている女の子たちなんと、以前テキストに載せていた茶の湯単語が英語の試験に出たそうです。そういう時代なんだわ。。。今回もお互いに客のやりとりお点前指導そして、お菓子といっしょに入っていた折り紙で風船を折ってもらいました。二席目は英語が好き、使ってる方にネイティブスピーカーの英会話の先生もご参加英会話の先生なんと毎日ご自分でお薄を点てて飲まれているそうでこの日も、はなぴー先生のご指導で、お点前体験して頂きわたしが頂くことに。とても美味しゅうございました！お道具や、亭主、客の役割などについて色々とご質問頂き、わたしも勉強になりました～棗は、ぱっと見ただけでは分かる人にしか分からない？独楽棗なのです。この独楽柄は千家にとってとても大切な逸話があるものお茶盌は、、お茶を吸いきってから裏返すと、、、見立ての「平和の鳩」です。涼し氣な氷のような蓋置目から涼しさ感じます。三席目は、いつものフランス語メンバーを中心に英語の部には何度も参加してくださってるMさん初参加！お点前もやっていただきました。ノートルダム大聖堂が描かれたロザリオ入れを香合に見立てたのですが、これをしげしげと拝見したり独楽柄の逸話についてしっかりメモを取ったりするのも個性のつよいアダルト中心のフランス語の部ならでは？今回、釜敷も見立てのもの。赤水窯の熊本　象さんがもともと、もう使われない陶器のかけらで作った円相のオブジェ。これを、黒門庵のはなぴーさんが素敵に見立てて香合と合わせてくださいました。ノートルダム大聖堂も、円相もどちらも一旦破壊されたところからの復活です。そして、お茶杓の銘は”一盌からピースフルネス”くのてるゆきさんの檜を削った茶杓櫂先に残る緑がほんのりと破壊からの再生を感じさせてくれます。世界各地で戦争や紛争が続いているからこそ平和な茶の湯を続けていきたいですね。https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
17Aug
- リブログ記事19世紀末ロンドンのフランス語？！　オーブリー・ビアズリー展へ
  現在開催中のビアズリー展へ行って来ました。異端の奇才　ビアズリー展 | 久留米市美術館 | 石橋文化センター前身の石橋美術館の活動を引き継ぎ、2020年11月に開館。九州の近代洋画を中心としたコレクション形成を進めているほか、多くの人が楽しめる多彩な企画展を開催しています。www.ishibashi-bunka.jp学生時代、イギリスにハマりまくってたので当時からビアズリーという名前と、独特な、ちょっとグロテスクなモノクロームの絵はよく知っていました。が、その背景や人となり？は全く知らずに今まで来てしまった。今回、関連の講演会もあるというので、その日を狙って猛暑の中を頑張って行ってみたところ日本でも有数の暑い街、久留米にもかかわらず美術館のある庭園のバラは見事に咲き誇り、甘い香りが期待しまくりで会場へ行ってみると、これまた超満員！講師は大学のセンセイでさて、講演会が始まってみると、、、最近福岡市美術館の講演会で聞いたようなオモシロい、、、感じでは、、、ない！当時の手紙や記録、様々な「証拠資料」に基づいたビアズリーの仕事内容、その生活云々・・・がまさに大学の講義のように進められており。。。寝た。物凄く傾きながら寝ているおばあさんが和多志の前の方の席にいました。結構、長い講演で、これは参ったな～と思っていたら突如、センセイが顔色一つ変えず（声色も）「ビアズリーが　”ボンモッツ”と言う本に挿絵を描くことになり・・・」ここで、ハッ！と目が覚めました！初歩的なフランス語が分かる日本人なら（と、日本語が分かるフランス語話者も）ここでピン！と来るハズ(≧∇≦)さらにセンセイは続けて「これは、氣の利いた言い回しを載せた本の事で・・・」そう、つまり、フランス語でBons（形容詞「良い」の複数形） +　Mots（「ことば」の複数形）を、イギリス風に発音したんだな？と想像できました(≧∇≦)フランス語は、名詞の性・数に合わせて形容詞が変化します。ことば、を表す単語は"mot"で、単独では”モ”と発音します。イギリスで発行される本のタイトルが、”ボンモッツ”と発音されている時点で、motsという複数形だな＝と分かるわけです。が、、、フランス語は、基本的に単語の最後の子音字は発音しない！（例外あります）ので、複数形でも基本的にはmotsも、読み方は　”モ”つまり、19世紀末のイギリスで、イギリス人が出版する本のタイトルが、わざわざフランス語で、しかも発音はイギリス風？！ってことは、”わざと”でしょう～！当時のイギリス人が、なんでこんなヘンなタイトルをわざとつけたのか？当時のフランス人は、このタイトルを見て（聞いて）イギリス人ってバ〇なヤツらだな！フランス語を侮辱しおって！と怒ったか、もしくは、ハ！こいつら教養ない、やっぱりね。。とハナでせせら笑ったか？無視してスルーしたか？知りませんが、とにかく、和多志はこの後目が覚めました。しかし、講演してるセンセイは、このツボには全く関心なさそう。フランス語が分かっていて、話の本質に関係ないから華麗にスルーしているのかフランス語知らないから、単に本のタイトルである、ということで淡々と話しているのか（多分こっち？？）分かりませんが、、、講演が終わってから、早速展示を見に行くと、、、そこには”Bon Mots"の文字が・・・・（本来bonsと複数形になるべき形容詞が単数のまま）要するに、フランス語の単語としても（わざと）めちゃくちゃ発音はイギリス式これは、明らかに狙って悪ふざけ？なタイトル？いや、それとも、単純にフランス語がオシャレな感じで、、でも、発音しやすいように単語をちょっとイジっただけ？と、思ったのは、和多志の周りにも”ボン・モッツ”が、あることを思い出したから！和多志がはじめてフランス語を習った時のセンセイが”この街のお店のフランス語でつけられている（であろう）”店名の読み方がけしからん！とご立腹フランス語の先生が怒っていた”読み方がヘン”な名前は、チェーン展開している店つまり、よく知られた店の名前の読み方がヘンなのが先生としては怒りポイントだったのです。ひとつは、”良い〇〇”と言うイミの名前のスーパーフランス語では本来発音しないところを発音しています。もう一つが、親会社の名前をフランス語にしたベーカリー最近見ないので、今はもうなくなってるかもしれませんが、この店も本来発音しないところを発音しています。どちらも、バッチリ　”ボン・モッツ”　なのですが、恐らくは、日本人が発音しやすいようにわざと、そうしたんだろうなと思います。実はもうひとつ、これは今も存在する有名な地元のお菓子ブランド当時の社長サンの名前をフランス語にしたブランドですが、これは、そのまんまです。フランス語として正しい表記・発音です。ヘンなフランス語に怒っていたセンセイ、実は、直前にPARIS留学から帰って来られたばかり日本は、おひさしぶり、だったので、より一層ヘンなフランス語表記が氣になったんでしょう。岸恵子さんのようなフンイキの上下黒革のスーツに！赤いルージュ、まさに、ファッション雑誌から抜け出てきたようなすてきな先生でした♪探してみると、みなさんの街にも、こんな”ボン・モッツ”があるかもしれませんね？https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
01Jul
- リブログ記事英語より茶道
  あっという間に梅雨が明けちゃいましたが(;^_^A先日は、春に開催した茶道ができる人向けの英語実践講座の補講開催でした～ふだんは、外国語も茶道もわからない人でも楽しめる茶の湯あそびを開催していますが基本、この英語de～講座は茶道が出来る方のリクエストにより開催実は、英語de実践講座には茶道未経験者の方たちからのお問い合わせを結構頂きました。それだけ、今、日本文化を体験する実践することに興味があるひとが多いんだな～と言う事やってみて分かったのは、、、、語学については、、、英語のレベル云々、よりそれを使う氣があるのか？つまり、、、ヤル氣ですね～♪そして、茶道は、逆にある程度、点前や所作、その背景もある程度は分かっている自分で調べて勉強する人が良い、ってことでした。と、言うのは、、茶道の用語をを、その背景を分かっていない人に説明するのは日本語でも時間が掛かるためそれで終わっちゃったら英語講座にならない～なので、茶道未経験者さんは、やはり、まずは茶の湯あそび、にご参加頂ければと思います。そこから茶道を学ぶ方に入って頂いて、、、それからですね(^▽^)/逆に、英語のレベルについては、構文が複雑である必要はないので少し出来る（義務教育で習った内容）、今勉強してる、使ってみたい、好き？！なんて感じの方なら大丈夫だと思います。次回開催は未定ですが、既に参加ご希望の方がいらっしゃるのでまた近いうちに開講することになると思います。https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
10Jun
- リブログ記事神様と仏様のおこのみの香り？
  最近知って、すごく大好きになった香りボダイジュの花あの、ピカソが「20世紀最後の巨匠」と呼んだ画家バルテュスが好んだ香りtilleul（ティヨル）です。甘く爽やかで、いわゆる、ねっとりとしたヴァニラやバラのような甘さではなくやさしい、よい香りとは言え、切り花で売られている花ではないので菩提樹の花が咲き始めた、というので筥崎宮のおとなり恵光院へまだ2分咲きくらいでも、太陽の下あの、すてきな香り！人もすくなくて、木の下で深呼吸ちょうど、翌日からの菩提樹まつりの前日でプレイベントをひっそり開催されていました。お茶室でお呈茶こちらのお寺は、千利休が秀吉や博多の豪商たちを招いて茶会を開いたという故事があるんですね～恵光院燈籠堂1587年、千利休はこの堂の前で豊臣秀吉を招き、博多の豪商神屋宗堪や島井宗室らとともに茶会を開いた。この堂は筥崎宮境内にあったが、明治期の神仏分離により恵光院に移された。5月末～6月中頃まで燈籠堂の前の菩提樹の花がとても美しく香りがよい。6月第2日曜菩提樹祭り。 ※建物について築 : 永久2年www.crossroadfukuoka.jpなので、床荘りは軸は、裏千家坐忘斎家元筆　「松風隔世塵」プレイベントは、あまり知られてなかったらしくお茶室ひとり占め筥崎宮の結縁寺なのでお茶を頂いた後は筥崎宮へお参りの後は、これまた翌日から正式オープンの紫陽花園！これまたプレオープンのため料金100円で入場できました。はじめて入りましたが、すばらしい空間これで、いや～いい一日だった、と、いう話では終わらないんです。その数日後母が、「榊に花が咲いてる！」榊、神棚にお供えする葉（というか、枝？）ですね。数年前に人からもらった榊の枝が上手くそだって花が咲くまでになったという。で、香りを嗅いでみると、、、！ほぼほぼ、これって、、菩提樹じゃない？？？我が家に菩提樹がないので厳密な比較ができませんがやっぱり爽やかな甘い、良い香り！すると、もうすぐ梅雨入り、そして、恵光院の菩提樹も満開だと言うので雨が降る前にもう一度行ってみました。やっぱりイイ香り！　甘すぎない、爽やかな香りすると、ご近所の常連さんらしき方たちのおしゃべり「ここは榊もありますもんねぇ」「榊も、いい匂いしますよねぇ」ん？？？　榊？？？よくよくよく、周囲を見回してみると、、、、巨大な古木の菩提樹のお隣に。。。。ちいさーい、榊の木がありました！ちょっと花が終わりがけで、少しだけでしたが、頑張って香りチェック・・・・似てる似てる、カンペキではないけどやっぱり同じような爽やかな甘いかおりこのお寺が、筥崎宮の結縁寺であることから神仏習合のなごりなんでしょうね～？仏様が、その下でさとりを開いた木と神様にお供えする木の花の香りがどちらも一緒（ほぼ）！やはり、紫陽花園がおとなりにあるからか？お寺の紫陽花もカラフルでした。菩提樹も榊も普通にお花やさんで手に入る花ではないので来年は、両方の花が咲いてる時に香りを確かめたいですね＝https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
23May
- 目にも舌にも美味しい古陶磁～田中丸コレクション
  先日、福岡市美術館で開催された田中丸コレクションの講演会に行って来ました。つきなみ講座スペシャル　　　　　　　　　　　　　　九州の古陶に魅せられた田中丸善八の眼|福岡市美術館福岡市美術館は、水と緑に恵まれた大濠公園の中にある、前川國男設計の美術館です。2019年にリニューアルオープンしました。www.fukuoka-art-museum.jp田中丸コレクションとは？？？福岡に以前あった老舗百貨店、福岡玉屋の経営者・田中丸善八氏が蒐集した九州の古陶磁器コレクション。コレクション独自の美術館はなく、福岡市美術館や九州国立博物館で、テーマに応じて展示されています。と、書くと「ふーーーーん」って感じですが、このコレクション、単に蒐集した、というのではなくて「全部、使った」それも、茶事や茶道、みたいに丁寧に厳格に・・・・ルールに則って、、、（もちろん茶の湯にも使っていた）だけではなくて、、、普通に？！宴席に（要するに飲み会に）使っていた！それも、一人二人というんじゃなくて十人分とか？？？セットで揃った古陶磁の食器でおもてなしそれも、一般人じゃなくて当時の各界の超がつくような有名人たちも（松永耳庵、バーナード・リーチ、某有名陶芸家の皆さん、某茶道流派家元等々etc.,）夢中になるような目にも舌にも美味しいお料理＆それに合った古陶磁の食器お料理は、なんと奥様が作られていたそうです。そして、（もちろん準備したり洗ったりはお手伝いさんがいたでしょうけど）ひとつも、欠けたり割れたりということがなかったんだそうです。と、言うようなお話、硬い話ではなくて、ちょっと知ってると楽しい逸話、anecdote中心の講演会だったのです。講師は、もちろん？！田中丸コレクションのキュレーターKさんとてもお話がオモシロく、しかも、予定よりも早く終わるのですが、（前回も早く終わったのですが）物足らない感じがしない。配られた資料も、既に読み応えあるある。九州の古陶に魅せられた　田中丸善八の眼https://www.fukuoka-art-museum.jp/uploads/list-tanakamaru-collection.pdfちょっと、雑誌サライとか、目の眼みたいな？？と、思っていたら「以前、某雑誌に掲載された内容を再編集したものです」流石！松永耳庵さんのくだりなど資料も十分オモシロイのですが講演会にしたのは「文字では伝わらない細かいニュアンスとか雰囲気とか」口でしゃべらないと伝わらない面白さ、ニュアンスを伝えたかったそうです。特に、資料には載せきれなかった部分、宴席で使われた古陶磁たち、田中丸さんの奥様はいつ、だれに、どの食器で何を出したか、全て書き留めていらした！残っていた記録を見ると、各界のVIPたちを招いた宴席前菜は、鯛の昆布〆やくらげの酢の物イカのウニ和えなど和風なのですが、メインディッシュやデザートはローストビーフにキャロットグラッセ、チョコレート・シフォンパイ！などなど洋風なのです。そこで、キュレーターK氏「みなさん、このお皿にナニを載せて出されたと思いますか？？」鍋島焼　色絵更紗文皿【うまか陶】田中丸コレクション・色絵更紗文皿www.umakato.jpなんだろう？？？「この色柄を最大に生かすため、」なんと、ミント・ゼリーを載せて下の模様が透けるのを楽しめるようにしてお客さまに供したのだそうです。と、言う話を聞いて、和多志も、ちょっとマネしたくなりました。ミントゼリーは、リキュールでも作れますがここは（車の運転もできるように）ノン・アルコールで自家製ミントシロップを作ってみることに。レシピは、京都で英語学校を経営しながら大原の古民家暮らしでハーブを色々と活用されていたベニシアさんのレシピを参照して庭のミントを3カップ分ほど使ってみました。この涼しそうなミント・グリーンを出すのが意外と難しい。色鍋島のお皿の代わりに和多志は、九谷焼のシャア少佐で！少佐が、、透けて見えます(≧∇≦)目にも、口にもすーっと爽やか、美味しく頂けました。さて、この田中丸善八氏の玉屋百貨店残念ながら今はもう福岡にはありません。今ではもう田中丸コレクションで宴会することはムリそうです(;^ω^)田中丸邸は、その敷地とお茶室が福岡市によって整備され松風園として、市民が楽しめる日本庭園・和室にリニューアル市民の文化交流の場　松風園｜福岡市中央区の日本庭園shofuen.fukuoka-teien.com閑静な高級住宅街の一角で風情ある和の空間です。https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
21Apr
- リブログ記事ホンモノの「教皇選挙」が始まる！
  先月開催した”英語de茶の湯あそび”テーマは4月1日のエイプリル・フールと移動祝祭日で今年は4月20日だった復活祭でした。その復活祭のミサには姿を見せられた復活祭2025：教皇フランシスコによるメッセージと祝福 - バチカン・ニュース2025年度の復活祭を迎え、教皇フランシスコは、ローマと世界に向け、メッセージと祝福をおくられた。www.vaticannews.vaフランシスコ教皇が今日お亡くなりになった！というニュース！やはりキリスト復活の日のお祝いまでは頑張られたのですね。流石、教皇様。心よりのご冥福をお祈り致します。そこで、つい先日「ラストシーンは唸るよ」と強力にオススメされて見て来た映画なんと！「教皇選挙」映画『教皇選挙』公式サイト｜2025年3月20日（木・祝）全国公開本年度アカデミー賞8部門ノミネート！閉ざされたシスティーナ礼拝堂で行われる秘密の投票。次期ローマ教皇をめぐる極上のミステリーが、その禁を解く。cclv-movie.jpそう、今からヴァチカンで繰り広げられるであろう密室で行われる和多志達が目にすることが出来ないConclave何が、どう、行われるのか、を事細かに見せてくれます。舞台がヴァチカン、それもシスティーナ礼拝堂内なのでキリスト教建築としてのうつくしさと登場人物である枢機卿やシスターたちが織り成す集団での衣服の色、形による絵的なうつくしさ茶の湯の点前のようにおそらく昔からずっと変わらないであろう？古式ゆかしい？投票シーンも堪能できます。が、そこには物凄い人間ドラマでもあり、、、見てはいけないものをコッソリのぞき見したような氣分になります。主演のレイフ・ファインズの役割は選挙の仕切り。見ているうちにだんだん彼がホンモノの枢機卿に見えて来る・・・今回、この役割をやる方は( ;∀;)・・・・そして、映画の結末には本当に唸ります。実際は、どうなるんだろうか？？？ご興味ある方は、是非本当のコンクラーヴェが終わる前に是非映画を見てみてください。そして、今回行われるコンクラーヴェと映画の結末の違いは？？？( ﾟДﾟ)https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
08Apr
- リブログ記事フランス（ワイン）が繋ぐ？英語de茶の湯
  先日、ちょうど桜が満開になりました！くらいのタイミングで英語de茶の湯あそび＆英語で茶の湯（実践編）黒門庵にて両方無事開催いたしました。今回茶の湯あそびはリクエスト頂いて英語の部のみ開催だったのですがフタを開けてみるとなぜか？フランスが繋ぐご縁はじめましての参加者さんたち”フランスワインしか飲まない”　X氏と和多志のワインの師匠であるフランス料理シェフのYさんで、繋がったんですね～英語で楽しむ茶の湯講座ですがフランスのワインが呼んだご縁つまり、みなさん、次回は、フランス語de茶の湯で行けそうな方たちばかり！英語が好き、外交官を目指してます！と、積極的に英語を使ってみたい方も🎵この時期ならではエイプリル・フールや今年はまだこれからやって来る復活祭、イースターにまつわる内容でお楽しみ頂きました。また次回は、英語とフランス語で茶の湯あそび企画しなくては～そして、ちょっと上級向け英語de茶の湯（実践編）では、、、あそび、の時とはまた違うテキストに書いてあることを読むだけでは分からないことなど色々と、お伝えしました♪実践できる機会がきっとありますように～https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
11Mar
- 行進曲がエレガントな理由
  先日は、アマチュア管弦楽団の定期演奏会へ事前に動画で曲をチェックして、これは生で聴くと迫力ありそう～と思って行ってみました♪演目はベートーヴェン　交響曲第一番と　ラフマニノフ　交響曲第二番いや～生で聴いてヨカッタ。華やかで氣分も上がる交響曲！というだけではなかった。この楽団の指揮者I氏がなかなかオモシロイ話をされる。「この楽団、福岡では唯一の”某プロだけの楽団”の次に上手いと思うんです」会場、大拍手！そして、先にアンコールの曲目を種明かし「今日一番目のアンコールは・・・」ヨハン・シュトラウス2世　『クラップフェンの森で』今年はヨハン・シュトラウス2世の生誕200年ヨハン・シュトラウス二世ヨハン・シュトラウスの陽気な旋律は、かつてウィーン市民の悩みを忘れさせてくれました。 2025年、ワルツ王は生誕200周年を迎えます。www.austria.info”今年ウィーンに行けば、毎日のように、なにかしら、ヨハン・シュトラウス2世にまつわる演奏会やイベントが開かれてますよ”と言うたのしいお話では終わりませんでした。アンコール二曲目は、同じくヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ『ジプシー男爵』ジプシー男爵 - Wikipediaja.wikipedia.orgの中の入場行進曲「この曲、アメリカ等の他国の行進曲に比べて」”ちょっと、ゆっくりしていてエレガント”だとおっしゃる。その理由が・・・・・”ここに、オーストリア出身の方はいらっしゃいませんよね？”と言う前置きで「オーストリア軍は弱かったからなんです」まあ、これは冗談でしょうけど、今回の演奏は、確かにちょっと普通イメージしている行進曲よりも若干ゆったりとエレガントな雰囲気。後でyoutubeなどで他の演奏を聞いてみるとJ.シュトラウス II：オペレッタ《ジプシー男爵》から入場行進曲バレンボイム 2009- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.comスピード感的には他の行進曲とそんなに違わないような？？でも、確かに滑らかで柔らかな感じはしますね？元気が出るクラシック・マーチング曲　6選- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.com和多志は音楽についてはド素人なのでプロ的見解はないのですが、素人にもなんとなく感じは伝わってきます♪今回は指揮者さんのこだわりで、少しゆったり目に演奏されたのかな？と思いました。ここでオーストリアの歴史を見直してみると・・・オーストリアの歴史 - Wikipediaja.wikipedia.orgこの「ジプシー男爵」の舞台18世紀くらいからどうもオーストリアは戦争では負けが多いようで。ヨハン・シュトラウス2世が生きた時代ヨーロッパはナポレオンによって引っ掻き回された後、斜陽のハプスブルク帝国が一瞬、輝いたのがハンガリーを実質吸収してしまったオーストリア・ハンガリー二重帝国の時代その後、実質フランツ・ヨーゼフが最後の皇帝となり・・と、言うことでやっぱり、意気揚々とした時代ではないですね。音楽のちょっとした演出？でそういう時代背景まで表現できるっていうのも凄いな～！歴史の勉強にもなりました♪■英語de茶の湯（実践編）（残席：3名）英語de茶の湯（実践編）＠黒門庵エスメラルダ。さんが福岡市で日曜日, 3月 30 2025に開催するイベントwww.facebook.com🍵主催：エスメラルダ。× 花田宗克（黒門庵主）🍵日時：2025年3月30日（日）13：30～🍵会場：黒門庵（福岡市中央区黒門4-26レジデンス濱中201）　連絡先（090-3191-5291）🍵会費（税込）：11,000円（テキスト付）🍵定員：5名（残席3名）🍵持ち物：帛紗、扇子、懐紙、菓子切等茶席で必要なもの、英語の辞書（オンライン辞書等でも）、筆記用具🍵参加資格：茶道経験者（平点前ができる）なおかつ　英語が多少（日常会話くらい）出来る。　（今習ってます、という方なども＝）*茶道も英語も全くの未経験者の方は、同日午前中開催の「英語de茶の湯あそび」に是非ご参加下さい。（残席：3名）イースター（復活祭）+αをたのしむ～英語de茶の湯あそびエスメラルダ。さんが福岡市で日曜日, 3月 30 2025に開催するイベントwww.facebook.com*フランス語のリクエストも多いのですが、今回は時間の都合でございません。是非今後開催する”英語＆フランス語de茶の湯あそび”の方にご参加くださいませ～https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
10Mar
- きもので楽しむボルドーワイン会
  大きな池に太鼓橋の掛かる大濠公園、のレストランで、ワイン会が開催されるということで普段しないきものコーデで行ってみました。ワインもきものも、自分自身の備忘録も兼ねて記録！公園の池と同じく太鼓橋が帯のお太鼓に？！描かれた東海道五十三次のワンシーン江戸情緒ある帯を〆ることに🎵江戸趣味に合わせて普段つけない色柄半襟、以前、きものスタイリストの石田節子さんが歌舞伎の”助六”のイメージコーディネイトされた時の半襟、煙管柄にて（莨は吸いません）そして、茶道ではつける事ができない帯留めもこれは、このワイン会が”TAITTINGER"（つまり、シャンパーニュ）で始まる”ことにちなんでTAITTINGERのブランドロゴでもあるシャンパーニュ伯爵ティボー4世の印で🥂今回ワイン10種類サーヴされるので、TAITTINGERの飲み過ぎには注意注意。シャンパーニュ以外は全てボルドーワインという和多志好みのセレクトでもあったので益々飲み過ぎ注意！しつつ味わいました。白は、全て基本的にソーヴィニョン・ブランそれに一部、セミヨンが甘さをプラスでも、出来上がったワインたちはそれぞれ個性的な香りと味わいChâteau de Landiras Graves Blanc 2022シャンパーニュの次にぴったり飲み口軽く、ナッツの香り、甘みと酸味のバランス良いChateau Marjosse Blanc 2020少し重くなって来て、この華やかな「ぶり大根」によく合いました。白4種の中ではイチバン好きかな？グレープフルーツの香り・・・Clos des Lunes Lune Blanche　2019こちらは少し複雑な味わいかつコゲたような香り？主宰者さんから、「スープの時はワインは飲まないこと」「この後の魚料理のために白ワインは残して置く事」と言われたのですがあまりにもこのゴボウのスープはワインにも合ったのでついつい頂いてしまった。歯ざわりを残した百合根が入ったゴボウスープ+黒トリュフは絶品でした～Clos des Lunesと、最後4杯目の白ワイン”ソーテルヌの旨味が入っている”と評されたLe Blanc Sec de Suduiraut 2019旨味が強く、程よい甘みが飲み易い。を合わせて頂きました。もちろん、魚のポワレの分も残しつつ（でも、ゴボウ＆百合根が大変美味でした）いよいよ赤へChateau Batailley 2019　ポイヤック5級香り強く、ボディも酸味もあって美味このワインはコロナの始まった年に造られたワインデキは良かったそうですが、消毒用アルコールが足らなかった（2020ですね）ため、そちらのアルコール製造用に？？使われたのなんの？というお話もありました。（ほんとかな？）CHATEAU CANTENAC BROWN 2017 マルゴー3級スミレの香りがしました。力強い赤、深いコクが。。。Château d'Armailhac 2017 ポイヤック5級赤い果実の酸味に、スパイスの豊かな風味、重めボディ。バランスはよくCHATEAU D’ISSAN 2013 マルゴー3級流石、10年以上経つと香り高く強い！ミネラルの風味もあって。赤ではイチバンでした。毎回だけど、白ワイン用の料理の皿数は多いのですがこのワイン会は主催者さんの趣味・趣向により赤ワインは4種類出ても、赤ワイン用の肉料理は毎度一種類なんですよね＝(;^_^Aなので、分量の配分が難しいわ！（でも、絶対赤一種類にする、と言う事はない！）〆もボルドー、ソーテルヌでChateau Menate 2017この、ボルドーでは〆に甘口ワインを飲む習慣は主宰者さんのお話によると貴族の習慣であり地理的に近いスペインから入って来たのだそうです。他地域と違ってボルドーは貴族のためのワインだった（でも、和多志としては甘いデザートじゃなくてフロマージュにしてほしいんだけどな～）なんてお話を、ほろ酔い加減でどこまで覚えているのか？わかりません(;^_^Aお酒に強い人もあまり飲めない人もそれぞれに数多くの料理とワインと会話を楽しめるのが着席ワイン会のよいところ私たちのテーブルにはエジプトやバスク、北欧などちょっとあまり人が行かないようなマニアックな地域に詳しい方がいらしてとても楽しいお話を伺えました。ちょっと高尚かつオモシロイおはなしはワインの肴にピッタリ！■英語de茶の湯（実践編）https://www.facebook.com/events/1114506783749809🍵主催：エスメラルダ。× 花田宗克（黒門庵主）🍵日時：2025年3月30日（日）13：30～🍵会場：黒門庵（福岡市中央区黒門4-26レジデンス濱中201）　連絡先（090-3191-5291）🍵会費（税込）：11,000円（テキスト付）🍵定員：5名（残席3名）🍵持ち物：帛紗、扇子、懐紙、菓子切等茶席で必要なもの、英語の辞書（オンライン辞書等でも）、筆記用具🍵参加資格：茶道経験者（平点前ができる）なおかつ　英語が多少（日常会話くらい）出来る。　（今習ってます、という方なども＝）*茶道も英語も全くの未経験者の方は、同日午前中開催の「英語de茶の湯あそび」に是非ご参加下さい。https://www.facebook.com/events/951235113656134/*フランス語のリクエストも多いのですが、今回は時間の都合でございません。是非今後開催する”英語＆フランス語de茶の湯あそび”の方にご参加くださいませ～https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
20Feb
- リブログ記事初開催！春の日の茶の湯de英語実践編+英語de茶の湯あそび
  昨年のクリスマスに開催した茶の湯あそび茶道経験のない方でも英語やフランス語ができない方でもおとなもこどもも楽しめるイベントなのですが茶道経験者、とくに教授者クラスの方々から”もうちょっと、実践的な”コトをしたい!英語で、お点前のことをちゃんと説明してetc.,というリクエストを頂き、今回黒門庵では初！茶席で英語を使って解説してみよう、という実践講座を開講することになりました。英会話を習い始めたので、実践してみたい、という方もいらっしゃいました。和多志のように、茶道英語講座を実際に（某流派の講座です）受講された方はお分かりの通り、かんたんな英語でも、いいんですよね。結局は、茶道、茶の湯への（日本語での）理解がないときちんとした説明や解説はできないだけなんですよね～(≧∇≦)（いや、それが終わりのなき道なわけですが）なので、何はともあれ、まず、やってみましょう！と、言ってたら茶道経験はあるけれど、遠い過去のハナシだし、茶道経験のない人と一緒に参加したい！というリクエストも頂き英語de茶の湯あそび、も同日午前中に1席開催することになりました。通常とは異なる変則的な開催ですが、ご興味お持ちの方は是非ご参加くださいませ～■英語de茶の湯（実践編）https://www.facebook.com/events/1114506783749809🍵主催：エスメラルダ。× 花田宗克（黒門庵主）🍵日時：2025年3月30日（日）13：30～🍵会場：黒門庵（福岡市中央区黒門4-26レジデンス濱中201）　連絡先（090-3191-5291）🍵会費（税込）：11,000円（テキスト付）🍵定員：5名（残席3名）🍵持ち物：帛紗、扇子、懐紙、菓子切等茶席で必要なもの、英語の辞書（オンライン辞書等でも）、筆記用具会場は和室ですがイス席可です。かんたんな英語をつかって、茶の湯の一場面を解説してみましょう～英語がそんなに出来ないから～と思っている方も大丈夫むずかしい単語をたくさん使うわけではなく、実際に「こういう時に、こう言ってみる」を実践してみようと言う会です。基本のテキストが付きます。また、本講座には、某英語圏の国在住の日本人＆ネイティブ茶人の皆さま＆全く茶道？な某国在住●●年の長年の友人に一部ご協力を頂いております。🍵参加資格：茶道経験者（平点前ができる）なおかつ　英語が多少（日常会話くらい）出来る。　（今習ってます、という方なども＝）*茶道も英語も全くの未経験者の方は、同日午前中開催の「英語de茶の湯あそび」に是非ご参加下さい。https://www.facebook.com/events/951235113656134/*フランス語のリクエストも多いのですが、今回は時間の都合でございません。是非今後開催する”英語＆フランス語de茶の湯あそび”の方にご参加くださいませ～□英語de茶の湯あそびhttps://www.facebook.com/events/951235113656134/◇主催：エスメラルダ。× 花田宗克（黒門庵主）◇日時：2025年3月30日（日）　　　　　10：30～（残席2名）◇会場：黒門庵（福岡市中央区黒門4-26レジデンス濱中201）　連絡先（090-3191-5291）◇会費（税込）：3300円（小学生までのお子様連れ：4950円）◇定員：5名◇内容：カンタンな英語の解説付きでお茶席を楽しみましょう。　　　　　会場は和室ですが、イス席となります。　　　　　お茶、お菓子、日本語/英語のテキスト付◇持ちもの：筆記用具こちらの方は、外国語はできない、ニガテ、茶道未経験の方、経験はあるけれど、あんまり自信はない方も大丈夫！お子さんや、「そういうフンイキでお茶を飲んでみたい」とか「ちょっとやってみたい」方まで、ご興味ある方大歓迎です♪ご希望の方はお茶を頂くだけでなく、お点前も体験してみましょう。世界三大宗教のひとつであるキリスト教、いちばん有名なイベントはクリスマスですが、春のおまつりであるイースターの本来の意味についても学びましょう。西洋の文化と共に、美味しいお茶とお菓子、茶の湯の室礼も味わえる茶の湯あそびです。日本と西洋の文化両方楽しんでしまいましょう。*当日体調が悪い方、発熱された方は参加をお控え下さいますようおねがいいたします。*状況によっては開催を中止・延期する場合がございますので予めご了承ください。https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
09Jan
- 不思議な”そしじ”パワー
  昨年の暮れ、お友達が久留米の北野天満宮参道にカフェ・お食事処をオープンさせました。「庭のうぐいす」で有名な山口酒造場のおとなりそしじこの「そしじ」という名前お店の名前で初めて知ったのですが、所謂当用漢字ではない。調べると”GHQに禁じられた漢字？””すごいパワーがある”etc.,色々と出て来ます。極めつけは、こちら、ホンモノの”そしじ”が存在すると言う。さとうみつろう氏のブログhttps://ameblo.jp/mitsulow/entry-12881215563.htmlそれまで全く知らなかった「そしじ」ですが、そのパワーを取り入れる？実感する？ために”枕の下に文字を書いたものを敷く”というのも見つけたので、自分で筆ペンで書いたものを敷いて寝てみました。。。すると。。。。。。！！！！！！！！今まで見た夢の中でイチバン！！！スリル満点！いきなり、物凄い急角度で上昇中、壁のあちこちから火花が飛ぶ旅客機に家族と乗っています。もう爆発3秒前？！もうダメだ～！さようなら～また来世で会いましょう！↓次の瞬間、全く安全な地上にいて、チャンチャン！いや～、ホントにビックリしました。SFアクション映画みたいな！次の晩も敷いて、寝てみました。すると・・・・ショートフィルム3本立？？？！！！1.ヒグマが家の裏から入って来る！鍵かかってないし、居間にいる家族に危険を知らせなくちゃ！と思ったら時すでに遅し。ヒグマが家の中に！！！うわ～絶体絶命！と、思ったら、人慣れしているクマで後ろから甘えて抱きつかれ、ツメでケガすることもありませんでした(;^_^A2.洗面所の窓から外を見ると、白い巨人が二体！！！天を突くようなふわふわした巨人がこちらにやってくる！！（ミシュランのキャラクターみたいな感じ(;^ω^)）危機一髪！と、思ったら、その正体は「泡」窓から入って来た巨人は泡になって、そこら中泡が溶けて・・・・・・あ～あ！3.近未来的なキラキラした都会のド真ん中で知人とクルマに乗りこんで出発！すると、着いたのはタイのバンコク本来なら高級モールやスカイトレインのある都心の華やかな大通りのはずが、タイムスリップしたかのように？ひなびた舗装もしてない田舎道車一台通るのがやっと？？？と、いうような妙なオチがある夢3本！？そして、今朝もまた夢を見ました。現実に存在する場所で、バスに乗り家の方に向かうという夢ですが、そもそも通り過ぎたバスがぐるっとUターンして戻って来て乗せてくれるという通常ありえない展開。バスの中で「運勢を占うお菓子」を配る女性がいたり、（もちろん、もらいました！）突然知らない女性がバスの中で倒れたり？（生きてるのか死んでるのかが分かない！）周囲の登場人物が特徴的で、現実には存在しなさそうなアイテムと一緒に登場したりしました。夢見も徐々に、ヘン？ながらも落ち着いた展開に？と、言うことで、分かる方に聞いてみたところ、和多志が「そしじ」のエネルギーに慣れて来たから夢見の衝撃度？が減ってきているそうです。夢は見てるんだけど、割と深くしっかり眠れている感じ。見た目にかなりのインパクトがある「そしじ」なにやら強いパワーがあるようです。ご興味ある方はお試しになってみても良いかもしれません(;^_^A。（ただし、夢見については個人差があると思います）北野天満宮にお参りされる際に、是非お食事処「そしじ」に行かれてみてください。美味しいお食事と楽しい会話+何か、素晴らしいパワーを感じられるかも？パワー文字蒔絵シール【そしじ黒 30mm】そしじ宗主神愛調和感謝高エネルギー漢字ケータイ楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} Amazon（アマゾン）で詳細を見る *2025年3月30日茶道をされる方向けの英語de茶の湯講座開講予定＠黒門庵https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
27Dec
- リブログ記事2人の女王さまが誕生！？　キリスト降誕の日に名残の干支を寿ぐ茶の湯あそび
  クリスマス当日25日無事にキリスト降誕の日の "英語de茶の湯あそび＆フランス語de茶の湯あそび"　辰年の還暦を寿ぐ～VERSION 2. https://www.facebook.com/events/1089742519478539/開催致しました～(*´▽｀*)/ご参加頂いた皆様ありがとうございました♪今回は、10月に開催した黒門庵主はなぴーさんの”辰年の還暦を寿ぐ”茶の湯あそびのVERSION2としての開催前回も参加された方には違いを楽しめる展開に今回が初参加の方には名残の干支とクリスマスを楽しんで頂くことが出来ました～平日開催だったので参加者は全員おとなの皆さまこどもたちがいないので、はなぴーさんにもお点前をして頂きました。だからと言って、堅苦しいことはナシ！名残の干支、還暦のお祝いを楽しんで頂くと共に、イギリス、フランスのクリスマスの風習を体験して頂きました。イギリスはクリスマスの日にクリスマス・プディング、フランスは年明け1月6日の公現祭にガレット・デ・ロワでどちらも切り分けてケーキに入っていた小物によって王様、女王様が決まったり、運勢を占ったりするのですが今回は各席クジ引きで！英語、フランス語の部、それぞれお一人ずつ女王様が誕生！来年一年間、どうぞ素晴らしい女王様としてお過ごしください。今回は、流派も色々、皆さん流派違えどテキスト片手にお点前も、お客さんもたのしく体験して頂きました。初参加のお客様の中には、フランスのリヨンでシルクの織物について学ばれた博多織の織り手さんも！今回は茶道を教えている方のご参加もあり来年は、ちょっと真面目な？勉強会というか、茶道を実際に習っていてお点前が出来る＆教えている方達向けに茶の湯あそびと+別枠で「少し真面目な茶の湯あそび」も、開催しようかな～＝と思っております。https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
18Nov
- 紅葉狩りの茶の湯あそび
  先週末は恒例のくじゅう連山での紅葉狩り今年は大分県竹田の久住へ途中、九重の方を通ります。ざっくりと、くじゅう連山の西側が九重町、東側が竹田市の久住町道中は紅葉狩りができましたがホテルに着くと真っ白い霧！部屋で一服茶の湯あそびです。茶籠は、籠を編むところから小倉織SHIMASHIMAの布製蓋まで、手作り上手な友達が作ってくれました。茶碗はイギリス製のアンティークボウルこれは持ち手がないので、シュガーボウルの可能性大薄器は黒い小棗音符の蒔絵シールでカスタマイズ茶杓は折り畳み式の竹製この折り畳み式茶杓の仕覆だけ自作してみました。ネットや本を参考にして・・・型紙から作ってみましたが、布が小倉織SHIMASHIMAしかも茶杓が折り畳み式なので厚みがある分、裏打ちが薄いシルクでもかなりキチキチに(;^ω^)やはり難しい！茶筌筒は紙製のようで、縁に螺鈿が薄く貼ってあります。茶巾筒はメキシコのショットグラスのカバーです。購入したのはイギリスですが(;^_^A見立て茶道具の選び方を教えてくれた今は亡き古美術商Eさん「サイズ、サイズだよ、サイズが合えば使えるから」アンティークマーケットに行くと、目が定規？！になります(^▽^)/お水は途中、九重で汲んだ湧き水お茶は宰府の白お菓子は栗きんとんと金平糖旅先の一服、お天気が良い時は外のテラス席で楽しむのも素敵お天気が悪くても部屋で一服すると落ち着きますね～夜は露天風呂へ夕方は真っ白な霧で何も見えませんでしたが露天風呂に入ってみるとなんと雲間に満月が！満月の月光浴と露天風呂の入浴ダブル浴を堪能できましたこんな機会滅多にないなあと思って喜んでいましたら後で「この世をば　我が世とぞ思ふ　望月の　欠けたる　ことも　なしと思へば」と藤原道長が望月の歌を詠んだ時の満月とほぼ同じ満月だったことを教えて頂きました！翌朝は、お天気も良く阿蘇五岳の涅槃像を拝むことができました。🌟クリスマス当日に茶の湯あそび、初開催致します！↓↓↓🎄キリスト降誕の日の "英語de茶の湯あそび＆フランス語de茶の湯あそび"　辰年の還暦を寿ぐ～VERSION 2. 2024年12月25日（水）　会場：黒門庵（福岡市中央区）一席目：10：30～　二席目：12：30～　三席目：14：30～https://www.facebook.com/events/1089742519478539/https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
29Oct
- 門司港レトロ地区～ジョルジュ・ルオー展　出光佐三とルオー
  北九州市、門司港レトロ地区のシンボルのひとつでもある出光美術館に、はじめて行ってみました。生憎のくもり空の下ではあるものの門司港周辺のレトロ地区はちょっと懐かしい雰囲気が漂います。写真は、レトロ地区であちこち巡って撮ったモノ。（本文とは直接関係ありません）なんで今まで行った事なかったのか？ここは所謂常設展がないタイプの美術館らしいので、だからなのか？とにかく、ジョルジュ・ルオー展へ黒い縁取りに分厚いマチエール、宗教画が多いetc.,特徴的な印象派の画家ですが和多志は　そこまで詳しくは知りませんでした。たまたま、キュレーターさんによる解説がある日だったので色々くわしく聞いてみると・・・あの、ギュスターヴ・モローの、国立美術学校時代の教え子のひとりで、その時マティスも一緒に学んでたんですね。モロー美術館、PARISに行ったらヨソには行かなくてもココだけは必ず行く！という美術館です。建物そのものが素敵！流石モロー先生、ルオーに「きみにはここのアカデミックな教育向かないから辞めたら？」と、進めたらしい（キュレーターさん談）ルオーが辞めたいと言ったのかもしれないけど、要するに辞めるの大賛成！自分が教えてる学校なのに流石、独自の路線を行くモロー先生モロー自身は裕福で、お金のために教えていた訳でもなく弟子がやりたい方向性があるなら、そっちを押してくれる！さらに、お金に困っていたルオーの経済的援助にもなるからと自分の美術館を建てる時に初代館長をルオーにすることにしてたそうです。そのおかげでルオーも苦しい時期を乗り切れたんだとか。素晴らしい師匠ですね～同級生？！マティスとも終生親友でいた、なんてすてきな先生と弟子！！そしてモローには専属の画商もついて所謂成功してくわけですが。。。絵の解説はともかくとして面白かったのが、”絵の購入にいたる経緯”出光美術館では日本国内では圧倒的？な数のルオーの作品を所蔵しており、数え方によっては400点近くもあるのだそう。今回の展示にも連作の油絵≪受難≫から数十点展示されてますがこれはルオー没後、娘さんが連作はバラ売りではなくセット売りを希望されたため。ルオーは1958年に亡くなっているのですが連作が売りに出された際、どうも欧米では買い手がみつからず画商が出光佐三氏にルオーを勧めたところ仙厓さんにも通じる？！と何か日本の風土や文化に近いものを感じられたのかドンと連作セット買いされたのだそう。実は今回の展示を見た後、レクチャー開始まで時間があったので出光佐三氏の起業から現在の出光興産に至るまでの歴史をショートフィルムで見て時間つぶし・・・と思ったら、意外と面白かった。信念の人だったんですね＝。起業2年目くらいで「出光にいる限り、金の苦労はついて廻ると思え！」と社員を叱咤激励と言うのは、過剰に利益をとるのではなくお客様がビジネスをやりやすくするためになるべく安い価格で良いものを届けようとしていたからそんな出光佐三氏であったので≪受難≫シリーズをセット買いしてくれた日本人とは？と、わざわざルオーの娘さんが会いに来たのだそう。それで、やはりその人となりを知って、お互いこころが通じ合ったんでしょう銅版画集『ミセレーレ』もセット買いしたそうです♪おそらくそういうこともあったからか？出光佐三氏は、フランスの文化大臣を務めたアンドレ・マルローとも親交があったそうで、なんと、マルローが書斎に飾っていたというキリストの顔の絵をマルローの没後手に入れたのだそう。これも今回展示されていました。いわゆる、ルオーと言われて思い出すような典型的な作品十字架を背負ってゴルゴタの丘へ歩くキリストの顔を聖女ヴェロニカが汗を拭くようにキリストに自分のヴェールを差し出しそれでキリストが顔を拭うとキリストの顔が布に浮かび上がったという奇跡の絵アンドレ・マルローといえばバルテュスにローマのヴィラ・メディチ館長就任を依頼した人物でもあり・・・バルテュスと言えば奥様の節子さんに繋がっていきます。繋がりますね～そうそう、ルオーの奥さんのお兄さんも画家アンリ・ル・シダネルという画家でどちらかと言うと、スーラに代表されるような点描に近い描き方をされたそうです。この人、全く知らなかった！こういうお話を聞けるのはやはりその美術館のキュレーターさんならでは。キュレーターさんの解説また氣になるアーティストの展示であれば行ってみましょう♪https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/
- 門司港レトロ地区～ジョルジュ・ルオー展　出光佐三とルオー
  北九州市、門司港レトロ地区のシンボルのひとつでもある出光美術館に、はじめて行ってみました。生憎のくもり空の下ではあるものの門司港周辺のレトロ地区はちょっと懐かしい雰囲気が漂います。写真は、レトロ地区であちこち巡って撮ったモノ。（本文とは直接関係ありません）なんで今まで行った事なかったのか？ここは所謂常設展がないタイプの美術館らしいので、だからなのか？とにかく、ジョルジュ・ルオー展へ黒い縁取りに分厚いマチエール、宗教画が多いetc.,特徴的な印象派の画家ですが和多志は　そこまで詳しくは知りませんでした。たまたま、キュレーターさんによる解説がある日だったので色々くわしく聞いてみると・・・あの、ギュスターヴ・モローの、国立美術学校時代の教え子のひとりで、その時マティスも一緒に学んでたんですね。モロー美術館、PARISに行ったらヨソには行かなくてもココだけは必ず行く！という美術館です。建物そのものが素敵！流石モロー先生、ルオーに「きみにはここのアカデミックな教育向かないから辞めたら？」と、進めたらしい（キュレーターさん談）ルオーが辞めたいと言ったのかもしれないけど、要するに辞めるの大賛成！自分が教えてる学校なのに流石、独自の路線を行くモロー先生モロー自身は裕福で、お金のために教えていた訳でもなく弟子がやりたい方向性があるなら、そっちを押してくれる！さらに、お金に困っていたルオーの経済的援助にもなるからと自分の美術館を建てる時に初代館長をモローにすることにしてたそうです。そのおかげでモローも苦しい時期を乗り切れたんだとか。素晴らしい師匠ですね～同級生？！マティスとも終生親友でいた、なんてすてきな先生と弟子！！そしてモローには専属の画商もついて所謂成功してくわけですが。。。絵の解説はともかくとして面白かったのが、”絵の購入にいたる経緯”出光美術館では日本国内では圧倒的？な数のルオーの作品を所蔵しており、数え方によっては400点近くもあるのだそう。今回の展示にも連作の油絵≪受難≫から数十点展示されてますがこれはルオー没後、娘さんが連作はバラ売りではなくセット売りを希望されたため。ルオーは1958年に亡くなっているのですが連作が売りに出された際、どうも欧米では買い手がみつからず画商が出光佐三氏にルオーを勧めたところ仙厓さんにも通じる？！と何か日本の風土や文化に近いものを感じられたのかドンと連作セット買いされたのだそう。実は今回の展示を見た後、レクチャー開始まで時間があったので出光佐三氏の起業から現在の出光興産に至るまでの歴史をショートフィルムで見て時間つぶし・・・と思ったら、意外と面白かった。信念の人だったんですね＝。起業2年目くらいで「出光にいる限り、金の苦労はついて廻ると思え！」と社員を叱咤激励と言うのは、過剰に利益をとるのではなくお客様がビジネスをやりやすくするためになるべく安い価格で良いものを届けようとしていたからそんな出光佐三氏であったので≪受難≫シリーズをセット買いしてくれた日本人とは？と、わざわざルオーの娘さんが会いに来たのだそう。それで、やはりその人となりを知って、お互いこころが通じ合ったんでしょう銅版画集『ミセレーレ』もセット買いしたそうです♪おそらくそういうこともあったからか？出光佐三氏は、フランスの文化大臣を務めたアンドレ・マルローとも親交があったそうで、なんと、マルローが書斎に飾っていたというキリストの顔の絵をマルローの没後手に入れたのだそう。これも今回展示されていました。いわゆる、ルオーと言われて思い出すような典型的な作品十字架を背負ってゴルゴタの丘へ歩くキリストの顔を聖女ヴェロニカが汗を拭くようにキリストに自分のヴェールを差し出しそれでキリストが顔を拭うとキリストの顔が布に浮かび上がったという奇跡の絵アンドレ・マルローといえばバルテュスにローマのヴィラ・メディチ館長就任を依頼した人物でもあり・・・バルテュスと言えば奥様の節子さんに繋がっていきます。繋がりますね～こういうお話を聞けるのはやはりその美術館のキュレーターさんならでは。キュレーターさんの解説また氣になるアーティストの展示であれば行ってみましょう♪https://www.facebook.com/esmeralda.fukuoka/https://ameblo.jp/cotedazurehttps://www.instagram.com/esmeralda_chanoyu_kimono/

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