2022年、今年の一碗目は
還暦を迎える女性のお祝いです。
お水は、
地元に去年出来たばかりの天然地下水の水汲み場で
硬度1.1アルカリ超軟水の湧き水を汲んで。
お茶碗は小野穣さんの「猪の目茶碗」
茶巾は、宗旦好みの紅茶巾
お茶杓も紅白で
全体ピンクっぽく
干支が巡って来たわけなので
棗は若冲の寅
帛紗も黄色じゃないけどトラ縞模様
お菓子は、おめでたい「千歳」
こちらもピンクで
菓子器は土井宏友さんの漆器
日の丸にも、月にも見えるので
今日は新月、つまり旧暦の朔日ということで
こちらを使ってみました。
お茶は、今の時代の氣分で
肥料や農薬を使わない自然栽培の
抹茶を使ってみました。
桜野園の”ひろは”
こちらの説明には
”在来種である「ひろは」は渋みや苦みが強め、
色味も蛍光色的な緑ではなく、自然の深い緑色です。
一般的な抹茶より、
分量を少なめにしたり、温度を少し下げることで
渋みもマイルドになります。”
と、ありますが
アルカリ超軟水の天然水で点てたところ
ちょっと青いワイルドな香りで
いつもの八女星野村のお茶とは
風味も香も全く異なります。
でも、お水のせいか？
渋みや苦みは強くありません。
大晦日～正月の真夜中のパーティー
（フランス語でréveillon)は
西洋風に
ピンクのスパークリングワインでお祝いしましたが
やっぱり正月は伝統的な日本のスタイルでお祝い
還暦のお祝い、喜んで頂けたようです。
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