宮崎県の鎌田茶業さんが
クラウドファンディングで作られた
「紅抹茶(あかまっちゃ)」
今まで
正統派の点て方&和菓子
英国スタイル
と
試してみましたが
若干、ベストじゃない感じがします
和多志が個人的に
タンニンが強く感じたり
ミルク多めが苦手
というのもあるので
もうちょっと
歩み寄れないかなと
探ってみました!
まず
合わせるお菓子を
”和菓子なんだけど”
かなり洋風よりなものを見つけました!
長野県の
その名もいい感じ
「開運堂」さんの
真味糖(しんみとう)

ちょっと洋風のヌガーっぽい感じに
長野県産でしょう
クルミ
しかも、
裏千家14代家元の
淡々斎宗匠が
昭和初期に松本で開かれた茶会で
”茶席菓子に最適"
と
直々に命名されたんだそうです。
茶の湯の宗匠が太鼓判を押したお菓子
なおかつ洋風な香りもちょっとあり
これはイケそうと思って
このお菓子を買おうとしたら
そばで売ってたのが
こちら
岐阜県の
田中屋せんべい総本家の
せんべいびーミント味

食べ始めると止まらないというレビューもあり
この薄さ&小ささ
干菓子にぴったりでしょ~!
と、
こちらもお買い上げしてみました。
さて、今回は
だいたい背振山系だろうと思われる
現人神社のご神水を沸かして
英国で紅茶を入れるように
紅抹茶に熱湯いれ
後から少しだけ室温のミルクを入れて
茶筅で点てることにしてみました。
なので配置がこんな感じ

ミルクピッチャーは
これも英国、コッツウォルズのアンティークショップで求めた
オールドノリタケです。
涼し気な池でしょうか?
そこに掛かる橋、その先に東屋の絵柄です。
茶碗は上海のアートギャラリーで購入した
恐らく地元の作家さんもの?
夏の浜辺に打ち寄せる波~のような
ちょっと爽やかイメージ
梅雨なので
棗は♪柄で雨音のイメージ
茶杓は与論島の真珠母貝製で
これで点ててみると。。。
これは泡が立ちません。

ミルクの油分が廻っちゃうからでしょうか
泡が全部見事に!
消えてしまいました。
が、お味の方は

これが
美味しい!
やはり洋風よりの和菓子は非常によく合います
バターの効いた
ショートブレッドやガレットよりいいですね。
しかし
やはり、、、
抹茶としては泡が立ってほしいので
今度は
通常通りしっかりお茶を点ててから
後入れで
ほんの少し
ミルクを入れてみました。

今度は泡も残ってます。
真ん中に少し白いポチっとしたところが
ミルクです。

これで頂いてみたところ
ベストですね!
真味糖は結構甘いので
半分に割ったもので和多志には十分でした=
このミントせんべいが
非常に合います。ほんのりとした風味は
茶席の干菓子としてうってつけでしょう。
今のところ
この
”洋風より和の干菓子”
と
”通常通り点てて、後からミルク少々”
が
和多志にとっての
紅抹茶のベストな飲み方です。
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