モトはポルトガルのマルメロジャムだったという
熊本の幻の献上菓子
(だったのを復活させた)
「加勢以多」
お取り寄せしてみました。
既に、箱から献上品の風情が・・・

元は桐箱だったらしいのですが
流石に、今は紙です。
問題なのは中身なので
さっさと中身を出します。
夕方届いたので
まず、ワインと
行きまーす!

実は、スペイン産の濃厚メンブリージョは食べてしまったので
今回、国産?の
(某チーズ専門店で売られていたもの)
メンブリージョと
「加勢以多」
こちらも、細川家の家紋が・・・
そしてチーズは
メンブリージョの相棒
定番のケソ・マンチェゴです。
ワインは
サルデニア島産の赤、I Piani Rosso
チーズに合うデイリーワインということで
行ってみます♪
まあ、ラテンのワイン国同士なのでいいかな?
(そもそも、ポルトガルのジャムがモトですし)
さて。。。。
「加勢以多」
やはり、、、
合う!マンチェゴと。
実際、ホンモノのメンブリージョは結構
「濃」
「激甘」
なので、好みもありますが
薄皮でサンドされていて
上品につまめる
薄味の「加勢以多」
悪くありません。
赤ワインじゃなくて、
泡(スペインならカヴァですね)だとさらに良さそう!
そして日本産のメンブリージョも
やはりスペイン産より薄味です。
スペイン産だとかなり薄く切らないと
味が強いので
日本人向けなのはこちらかも?
スペイン、人も濃いけど
(おしゃべり、とか)
塩味、
甘さ、
クリームの濃さ
オリーヴオイルっぽさ
全部、濃かったな、、、
というのを思い出しました。
いずれにしても時節柄
「泡」
がいいですね=!
さて、今度は抹茶で頂きます。

本歌「加勢以多」
格の高い献上菓子
だったことに敬意を表して
筥崎宮近くで作られている博多曲物を菓子器に。
なんと、
”応神天皇ご誕生の際、
胞衣箱として奉納された故事から”
博多では、筥崎宮の門前町、
馬出で曲物作りが始まったんだそうです。
自家製のスイカズラやすみれの砂糖漬け等も添えて
抹茶もお菓子に合わせ
熊本産のものを取り寄せてみました。
これは、山鹿で出来たお茶だそうです。
茶銘がないので
こっちを(勝手に)
”五十四萬石”
でいいんじゃないかとかなんとか思いつつ
この小山製茶の抹茶を
もち吉さんの湧き水「力水」(福智山山系)で
沸かしたお湯で点てると・・・
「青い!」
青畳のように青い香りが立ち上ります。

お茶碗は
陶 迦葉さんの
呉器茶碗

「加勢以多」
のカリンジャムの甘酸っぱさが
青い香りと混然となり
夏らしいお茶の時間を楽しめました。
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